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北イタリアでおすすめの大聖堂について徹底解説します!
ここでは定番から穴場まで、何度でも行きたいくらい大好きな北イタリアの大聖堂を5つご紹介します。教会にランキングを付けるなんて…と思わずに!是非、旅行先の候補選びのおともに、楽しみながらご覧ください♡
北イタリアでおすすめの大聖堂とは、いったいどのようなもの!?
- 平たく言うと教会<大聖堂となります
- 大聖堂の中の大聖堂が「ドゥオモ」
- イベント時は皆が集まる場所です
大聖堂はイタリア語で「Cathedrare(カテドラーレ)」といいます。教会よりもいわゆる1つ格上の存在で、その中でも一番重要なものは「Duomo(ドゥオモ)」と呼ばれています。ドゥオモは街を代表する存在のため、たいてい街の中心地に立地。イベントが開催される時は、たいていドゥオモ周辺が会場となるため、街じゅうから人が集まり、大変な賑わいをみせます。
北イタリアでおすすめの大聖堂、5選
Duomo di Milano
ミラノのドゥオモは正直「別格」。何回見ても、24時間いつ見ても、他の追随を許さないオーラを放っています。特に正面から見た際の均整のとれた美しさ。磨かれた白の美しさは群を抜いており、近づくほどに視界に入る細かな装飾も、心を掴んで離しません。中に入れるだけでなく、上に登れるドゥオモとしても知られており、一年中多くの観光客がドゥオモ上からのミラノの風景もセットで堪能しています。
Duomo di Bolzano
ボルツァーノという地名は聞いたことがなくとも「チロル地方」という地名であれば、もしかしたら耳にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?ボルツァーノはドイツやオーストリアとの関係も深い地であるがゆえに、ドゥオモも両国の特長が感じられる点が見どころです。正直正面から見るとびっくりするほどシンプルなのですが(笑)横から見た際のバランスと、屋根のモザイクが可愛らしい!是非写真を撮るときは屋根を入れて撮りましょう♪
Basilica di San Marco
ヴェネツィアのサン・マルコ寺院は、本来ならば他のドゥオモと同じように「サン・マルコ大聖堂」と呼ばれるべき建物。ですが、独特の歴史的背景ゆえに「バジリカ・ディ・サン・マルコ(日本でも「寺院」)」の名で親しまれています。他のドゥオモと少し趣の異なるオリエントのエッセンスが含まれている点が魅力。世界一美しいと称されるサン・マルコ広場の象徴は、360度どこから見ても完璧な美しさです。
Duomo di Parma
パルマはエミリア=ロマーニャ州の中都市。「パルマハム」「パルミジャーノ・レッジャーノチーズ」の故郷として有名です。ここにあるドゥオモは、特に中の天井画が必見。聖母マリアが天に召される様子を描いたものなのですが、まるで万華鏡のようにドーム屋根の中に細かな絵が描かれており、しばらく見ていると、なんだか吸い込まれそうになってしまいます。外観も素晴らしいのですが、入場無料ですので、是非中も見学してみてください。
Basilica di San Petronio
最初見たときは「ナニコレ!?」と思わず、ツッコんでしまいたくなる、建設途中のような不思議な姿をしたボローニャのドゥオモ「サン・ペトローニオ聖堂 (バジリカ・ディ・サン・ペトローニオ)」 。これ、実は本当に15世紀から、長らく作業途中のままなのです。しかしながら、その大きさはヨーロッパでも指折り。そのオーラと不完全なものだけが持つ美しさは、じわじわとクセになること請け合いです。
北イタリアでおすすめの大聖堂、見逃せないポイントとは
隣国のエッセンスがちらり
イタリアは実は約160年前頃までは、それぞれ独立した小さな国の集まりでした。特に北イタリアの小国たちは、それぞれ隣接するフランス、ドイツ、オーストリアといった国の影響を少なからず受けている為、教会群にもその面影が垣間見える点は見逃せません。写真はドゥオモではないですが、北イタリア・ドロミテ地方の教会。オーストリアの影響を受けた、独特の形が印象的です。
北イタリアでおすすめの大聖堂、お役立ちグッズとは
「イタリアのカレンダー(祝日付き)」
イタリアの祝日はほぼ全てが宗教に由来するものです。ゆえに、イタリアの祝日にあたる日は、どうしてもドゥオモなどの大きな教会は、大規模ミサなどで、観光客の見学が制限されることがあります。ほとんどが内部のみ、しかも午前中のみのことが多いですが、イタリアの祝日について事前に把握しておくと、旅行の計画がかなり立てやすくなると思います。
北イタリアでおすすめの大聖堂で注意点するべき点とは
「入場料の有無」
基本的にドゥオモは入場無料のことがほとんど。しかし、最近ではあまりに観光客でごった返してしまうようなところは、入場料を取るとるようになってきました。代表的なのがミラノのドゥオモ。ヴェネツィアのドゥオモは入場無料ではあるものの、ネット事前予約システムが導入されました。このように施設の入場料の有無は刻一刻と変化します。気になる方は、ネットなどで最新の情報を入手した上で、現地へ向かいましょう。
まとめ
北イタリアは中央~南イタリアに比べると経済都市として発展しているところが多い為、観光施設も平日であればゆっくり巡れることが多いです。今回は大聖堂、中でもドゥオモに絞ってオススメのところを紹介しましたが、一般的な聖堂や教会なども、とても上品で優雅なものがたくさんあります。現地でビビっとくるものとの出会いがありますように!楽しい旅となることを祈っています。
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