残存する古代遺跡の数々!ナイル川クルーズでエジプトのルクソールへ

ルクソール旅行体験記

ウズベキスタンに住むことになる前にイスラム圏の国を体験したい!とあえてラマダン(断食)の時期にエジプトに旅行しました。ナイル川の周辺に今も残る古代遺跡の数々をナイル川クルーズで満喫した旅行の第2弾!エジプトのルクソール観光をご紹介します!

ルクソール旅行について

おすすめのポイント
  1. ナイル川の西岸に位置するさまざまな巨大遺跡の数々に圧倒!
  2. 壁に刻まれた絵やヒエログリフ(エジプト象形文字)の可愛さにうっとり!
  3. ナイル川の景観を眺めながら、ナイル川クルーズ船でゆったり過ごすひととき

ルクソールはカイロから南に670kmの位置にある都市。ナイル川クルーズ船に3泊4日宿泊しながら、南のアスワンからルクソールまでゆったりナイル川に沿って建てられた古代遺跡を観光しました。残存する古代遺跡の大きさに圧倒されるとともにナイル川の景観を眺めながらゆったりと過ごすクルーズ船での時間は極上です。そんなエジプト旅行のルクソールでの観光をご紹介します。

ルクソール旅行のおすすめのスポット

日が昇る方向のナイル川東岸には生を象徴するルクソール神殿

ルクソール神殿は、アモン神の妻「ムート神」をまつった神殿です。入り口には、巨大なラムセス2世像と左側には、高さ25mの「オベリスク」が立っています。右側にあった対となる「オベリスク」は、現在はパリのコンコルド広場に立っているそうです。ヒエログリフや神々のレリーフが刻まれた74本の石柱が圧倒的なスケールです。以下にご紹介するカルナック神殿の大神殿と約3kmの参道で繋がっており、ローマ時代にはローマ政府の基地となっていたそうです。この神殿は、何世紀にもわたって埋もれていた遺跡で、周辺は未だ発掘調査中で全貌は明らかになっていないようです。

ルクソール神殿と参道でつながっている世界最大級のカルナック神殿

約4000年前にアモン神をまつって建てられたという神殿で東西540m、南北600mと世界最大級の神殿といわれています。入り口まではスフィンクスの参道が続き、エジプト最大の第1塔門には、ヒエログリフや神々のレリーフが刻まれた23mからなる134本の柱が並んでいます。広さといい、柱の数といい、ルクソール神殿より壮大で圧倒されます。

日が沈む方向のナイル川西岸は死を象徴する王家の谷

日が昇る方角であるナイル川の東岸には、ルクソール神殿やカルナック神殿など生を象徴する建物が、日が沈む方向のナイル川西岸には死を象徴する、王家の谷や王妃の谷などがあります。王家の谷にはツタンカーメン王の墓があり、今も眠っています。ツタンカーメンはわずか9歳で王となり、19歳という若い命で亡くなったそうです。黄金マスクをつけた少年王のミイラと数多くの副葬品がほぼ完全な状態で残っており、カイロの国立考古学博物館に展示されています。

ルクソールでのおすすめグルメ

ナイル川クルーズ船でエジプト料理を堪能!

ナイル川クルーズ船に3泊4日宿泊しながら、ナイル川沿いに建てられた古代遺跡の数々を巡る旅では、クルーズ船内で1日3食いただきます。ビュッフェスタイルで、エジプト料理はもちろん長旅で胃腸が疲れやすい私達には嬉しい日本食なども提供されていました。種類が豊富でラマダン(断食)中の旅でしたが、船内ではビールやワインなどのエジプト産のアルコール類の提供もあり、船内に宿泊している外国人も観光客なので気兼ねなく、お食事と一緒に楽しむことが出来ました。

ルクソールでのおすすめのショッピングスポット

ヒエログリフを使ったTシャツやエジプト十字モチーフのアクセサリー

エジプトの旅で私が気に入ったのは、古代エジプトで使われた3種のエジプト文字の1つ、ヒエログリフです。読めませんが、とにかく可愛くてデザインも素敵です。また、エジプト十字とも呼ばれるヒエログリフの記号アンク(Ankh)。古代エジプトで使用され、「生命」や「生きること」を象徴する意味があるそうです。そんなヒエログリフの文字や記号を利用した名前入りのTシャツやアクセサリーが販売されていました。

ルクソールにて宿泊したホテル

ゆったりとナイル川クルーズ船内に3泊4日宿泊

ナイル川クルーズ船に3泊4日宿泊しながら、ナイル川沿いに建てられた古代遺跡の数々を巡る旅では、重たいスーツケースやバックパックを毎日持ち歩く必要もなく、遺跡巡り以外はゆったりとクルーズ船内で過ごすことができます。クルーズ船内の各部屋には、ベットやトイレ、シャワールームも完備されており、部屋内でスーツケースを開けるスペースもあり、特別狭いというわけでもありません。大きめの窓からは、ナイル川の景色を常に観賞でき、サンデッキで景色を眺めながら、スイーツやアルコールなどを堪能することもできます。

ルクソール旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

阪急交通社 アブシンベルに泊まる!ナイル川クルーズ

イスラム圏でラマダン(断食)の時期ということもあり、ナイル川クルーズ船に3泊4日宿泊しながら、ナイル川周辺の古代遺跡を満喫する団体ツアーに参加しました。現地の日本語ガイドがツアーに付き添っての観光で、もちろんガイドさんもラマダン中。一切飲み食いせずに付き添うガイドさんに関心しました。ナイル川クルーズ船に宿泊での観光は、ナイル川クルーズ船内は各国から来られた観光客、遺跡を巡る人々も観光客のため、現地人との交流は少なく、ラマダン(断食)中ということを全く感じさせない旅でした。

ルクソール旅行に必要な持ち物

日差しが強いので日焼け・日差し対策グッズ(日焼け止め・帽子・サングラス等)は必須です!日中はそれほどでもありませんが、朝晩の少し涼しい時間に蚊が出没することもあるので虫よけスプレーもあると良いでしょう。暑いので、半袖やノースリーを来たいところですが、イスラム圏のため、肌の露出がない薄手の素材の服装がベストです。ナイル川クルーズでの遺跡巡りですが、広大なエリアに遺跡があるので、歩きやすい靴やスニーカーが良いでしょう。また、暑いので脱水にならないように常にミネラルウォーターを持参し、こまめに水分補給することも忘れずに!

ルクソール旅行での注意点

ルクソール旅行での注意点
  1. 日差しが強いので日焼け対策を忘れずに!
  2. 脱水予防にこまめに水分補給を忘れずに!
  3. 広大なエリアに遺跡があるので歩きやすい服装や靴で快適な旅行を!

日差しが強いの日焼け対策は必須です。また、暑いので常にミネラルウォーターを持参し、脱水にならないようにこまめに水分補給をすることを忘れずに!クルーズ船内はエアコンが効いているので薄手の長袖で丁度良いです。また、クルーズ船で遺跡を巡りますが、広大なエリアに遺跡があるので、履きなれた靴やスニーカーなど疲れにくい靴が良いでしょう。

まとめ

ナイル川クルーズ船でのルクソール観光を少しご紹介しましたが、魅力が伝わったでしょうか?ラマダン(断食)中でしたが、ナイル川クルーズ船での観光は、現地の人々との交流は少なく、各国の外国人との交流が多くラマダンを感じさせないルクソール観光となりました。古代遺跡を巡りながら、ナイル川クルーズ船から見える絶景とゆったりと過ごせる極上のひとときをぜひ過ごしてみてくださいね ♪

 

N.mikako日本語通訳・ガイド 

投稿者の過去記事

ウズベキスタンのホラズム州トルクメニスタンとの国境沿いの村に住んでいるウズベク人と結婚し、現在中央アジアで最初に登録された世界遺産「イチャン・カラ」で日本語通訳・ガイドの仕事をしています。
「ヒヴァについて」「ウズベキスタンについて」「村の生活」などにご興味のある方はこちらからお気軽にご連絡ください。https://sehrlixiva.wordpress.com/

コメント

    • t&k
    • 2021年 9月 06日 6:16am

    Good

  1. この記事へのトラックバックはありません。

海外旅行おすすめ

  1. チボリ公園体験記デンマークの首都コペンハーゲンにある世界最古の遊園地「チボリ公園(Tivoli)…
  2. 3歳児でも思いっきり楽しめる!子連れグアムの旅② ~グルメ編~ | トラベルダイアリー
    グアム旅行体験記初めての子連れ海外旅行にオススメNO1のグアム。フライト時間3時間、時差1時間は…
  3. グアム旅行体験記4月末に休暇があり、母親と2人で親子旅をしました。GW前ということで飛行機の価格…
  4. 興味ありから大好きになりました・・・!!UAE・ドバイ編| トラベルダイアリー
    ドバイ旅行体験記もともと中東の文字や小物が好きだったので興味がありました。その中でも中東感を味わ…
  5. 手つかずの自然風景に感動!夏のレイキャビク+郊外を満喫| トラベルダイアリー
    レイキャビク旅行体験記ずっと行ってみたかった北極圏の小国・アイスランドに夏休みを使って訪れました…
  6. 【マレーシア旅行記】自然と近代風景が融合する街クアラルンプール| トラベルダイアリー
    クアラルンプール旅行記海外旅行が好きで、長期休みのたびに色々な国を訪れていました。特にエキゾチック…
  7. アントワープ旅行体験記小さい頃、母に読んでもらったおはなし・フランダースの犬。いつか見たいと思っ…
  8. ヴェローナ旅行体験記シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」のモデルとなった街、イタリア・ヴ…
  9. グアム旅行体験記日本から約4時間。時差もたった1時間。気軽に行けてビーチアクティビティを楽しめる…
  10. モロッコの青い宝石箱 シャウエンの旧市街を散策| トラベルダイアリー
    シャウエン旅行体験記シャウエンの青い街並みが日本でも有名になり、一度どんなところか行ってみたかっ…

国内旅行おすすめ

  1. 高野龍神旅行体験記和歌山県を故郷に持つ、友人夫妻によるナビゲーション。人の好い夫妻のナビと運…
  2. 一人旅でも大丈夫!福井でタグ付き蟹を食べつくす| トラベルダイアリー
    福井旅行体験記 明日死ぬってなった時、一番食べたいのは…蟹!生ものが食べられなかった…
  3. 横浜旅行体験記東京からのアクセスが大変よく、お洒落なイメージのある横浜!今回は、週末にふらっと気…
  4. 最強のパワースポット伊勢神宮へお参りする〜三重・伊勢旅行〜| トラベルダイアリー
    伊勢旅行体験記今回1泊2日の旅行で、お伊勢さんへお参りしてきました。小学生以来の三重県・伊勢旅行…
  5. 神戸旅行体験記関西旅行の中でも私はとにかく神戸がお気に入りです!今回は山側、海側どちらも堪能でき…
  6. 美味しいものがいっぱい!歴史と自然も満喫できる兵庫の穴場「赤穂」| トラベルダイアリー
    赤穂市旅行体験記兵庫県の南西部、岡山県との県境にある「赤穂」。” 忠臣蔵 ”や” 赤穂の塩 ”で…
  7. 大分・由布院で外せない!絶品人気スイーツと温泉を満喫する旅| トラベルダイアリー
    由布市湯布院町旅行体験記北海道在住の人にとってはなかなか行きづらい九州旅行。関西に在住することに…
  8. 水上旅行体験記 群馬県には草津や伊香保などの温泉街が有名ですが、調べると水上…
  9. 1日だけじゃ足りない⁈まるで映画の世界が楽しめる神戸!| トラベルダイアリー
    神戸旅行体験記 洋館に興味があり、調べて一番にでてきたのは兵庫県の神戸市でした。…
  10. 地元グルメを満喫♡癒しの金沢一女人旅| トラベルダイアリー
    金沢旅行体験記 金沢おでんが食べたい!と思い立ち、一泊二日の女一人旅へ行ってきました…

最新記事

  1. みなかみスキー旅行体験記首都圏から95分で行けるアクセスの良い群馬県みなかみの「ノルンみなかみス…
  2. 宮古島沖縄旅行体験記子連れリゾート旅行で人気NO1の沖縄。本島には多くのファミリーが訪れています…
  3. スペイン植民地時代の香り!クラシックカーとレトロな街並み、ハバナ | トラベルダイアリー
    ハバナ旅行体験記レトロかわいい街並みとクラシックカーという構図のイラストを見たことがある人は多い…
  4. 穴場南国リゾート!宮崎、日南で南国を味わう
    日南旅行体験記南国リゾートといったら沖縄がまず思い浮かぶでしょう。しかし、実は宮崎も元祖南国リゾ…
  5. 奄美大島旅行体験記 新しく世界遺産に登録された奄美大島。南の島として有名な沖縄の島々…
  6. 女子一人旅 in シンガポール チープとゴージャスと多民族| トラベルダイアリー
    シンガポール旅行体験記 以前の旅で出会った友達に会いにシンガポールへ行きました。都市…
  7. 女子一人旅 in トルコ③ 超穴場!トルコでローマ遺跡、ベルガマ| トラベルダイアリー
    ベルガマ旅行体験記 トルコの観光地でも日本人にはあまり知られていないベルガマに行って…
  8. たまてばこ号に乗って指宿へ。指宿のマンゴーは旨い!| トラベルダイアリー
    指宿旅行体験記鹿児島の温泉と言えば指宿温泉。指宿は砂湯や開聞岳で知られています。温泉街の近くに「…
  9. 女子一人旅 in トルコ③ 白い世界と古代遺跡、パムッカレ|トラベルダイアリー
    パムッカレ旅行体験記 トルコで次に訪れたのは、真っ白な段々の石灰棚で有名なパムッカレ…
  10. 沖縄最高の1日の過ごし方 〜海・滝・サンセットに癒され旅〜| トラベルダイアリー
    沖縄旅行体験記沖縄の泳げて遊べる面白い滝をご存知ですか?沖縄に来たなら海だけではなく是非この滝も…

Archive

スカイツアーズ

PAGE TOP