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ベルガモ旅行体験記
アールグレイティに欠かせない香料、ベルガモットの故郷が北イタリアの中都市ベルガモです。ある日、人気TV番組のロケで、大好きなふなっしーがロケをしており興味津々!行ったら想像以上に素敵な所でしたので、是非皆さまにご紹介させてください★
ベルガモ旅行について
- 観光地化され過ぎていないイタリアに出会える点
- ミラノから電車で50分行けば出会える、穏やかな風景
- 北イタリアで治安が良く、快適な街歩きが出来る点
ベルガモは北イタリアのロンバルディア州というところにあります。ロンバルディア州と言えばミラノが州都。
ベルガモはその、ミラノから電車で約50分(約40キロ)のところにあります。
日本のベッドタウンのように、都会的な雰囲気の中にローカルな雰囲気が絶妙に混ざりあっていている点が魅力。
行けば、まるで現地で暮らしているかのような気分で旅を楽しむことが出来るハズです。
ベルガモ旅行のおすすめのスポット
ムーラ・ヴェネテ(Mura venete)
ベルガモに行って驚いたのが、見事な中世の城壁の風景です。
歩けば歩くほど、まるでロールプレイングの主人公になったかのような気分に浸れます。
城壁の名前は「ムーラ・ヴェネテ」で、直訳すると「ヴェネチアの壁」。
「え、どうしてヴェネチアなの!?」
聞けば、昔、ベルガモはあの、水の都ヴェネチアの統治下にあったからなのだとか。
ヴェネチアの統治を離れた現在でも壁は町の人たちに大切に守られており、写真のようにチャーミングなモニュメントもあります!
是非じっくりご堪能ください。
サンタ・マリア・マッジョーレ教会(Basilica di Santa Maria Maggiore)
人口のほとんどがカトリック教徒の国イタリア。ベルガモにも、いたるところに教会や礼拝堂がありました。
その中で、私が特に心惹かれたのがサンタ・マリア・マッジョーレ教会です。無料で中に入ることが出来るのですが、
私が訪れた時はたまたまミサの最中。観光地の大聖堂では味わうコトのできない、ローカルな雰囲気を味わうことが出来ました。
ミサは遠くからであれば、観光客の見学もオッケー。イタリア人の日常の一コマを垣間見ることが出来る素敵な場所へぜひ、行ってみてください。
公園(Parchi di Bergamo)
ベルガモはいたるところに街の人たちの憩いの場がありました。私が旅行した日は日曜日だったこともあり、
公園の緑の芝生の上には家族連れやカップルがいっぱい!パニーニを食べたり、読書に日焼けにサッカー!思い思いの週末を過ごしていました。
レストランでの食事もアリですが、スーパーやテイクアウト店で食料を調達してピクニックをするのオツですよ!
個人的には、先ほどご紹介したヴェネチアの壁周辺の芝生が一押し。高台からの見事なヨーロッパの街並みも一緒に味わうことが出来ます。
ベルガモでのおすすめグルメ
ポレンタ・エ・オゼイ(Polenta e Osei)
北イタリア人にとって、パンやお米のような存在のポレンタ。これを使って作られたケーキがポレンタ・エ・オゼイです。
オゼイはベルガモの方言で「小鳥」。実は、この料理はもともとポレンタの上に小鳥の丸焼きが乗った野鳥料理で、
これをケーキ風にアレンジしたものも同名で呼ばれているのです。
元祖の方もおいしいそうなのですが、丸焼きがニガテな私は、3秒見るのがやっと。
ケーキバージョンも鳥の丸焼きに見立てたチョコレートがちょっぴり不気味なのですが、味はお墨付きですので、是非試してみてください。
ベルガモでのおすすめのショッピングスポット
ネッシ(Nessi)
ネッシはベルガモの高台にあるお菓子屋さんです。ベルガモはバッソ(低いという意味)とアルタ(高いという意味)の2つのエリアに分かれており、
両エリアはケーブルカーで行き来できます。ケーブルカーで高台にあがってスグのところにあるのがネッシ。
看板にはお菓子屋さんと書かれていますが、切り売りのピッツァやポレンタ・エ・オゼイなどをいただくこともできます。
ネッシの最大の魅力は買ったものを2階でつまめる点。フードコートのような気楽な場所なので、
お味見をして気に入ったものを買えた点が良かったです。
ベルガモにて宿泊したホテル
ベスト・ウエスタン・ホテル・ピエモンテーゼ(Best Western Hotel Piemontese)
ベスト・ウエスタン・ホテル・ピエモンテーゼは駅から50メートルほどのところにあります。
一般的なチェーン系ホテルのしつらえなのですが、1階に素敵なカフェレストランがあり、それだけでテンションアップしました。
フロントの方も愛想がよくてイタリア語も英語も通じます。ちなみに同じ通りをさらに50メートルほど進むと同系列のホテルがあるのでご注意。
私たちは間違えて、最初そちらのフロントに向かってしまいました。
ベルガモ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
- 自由に宿泊先と街を行ったり来たりできた点
- 日本人との接点がゼロで、ベルガモに暮らしているような気分に浸れた点
- ツアーバスでは入れないような小道を散策出来た点
- レストランのメニュー表が基本イタリア語のみで注文に苦戦した点
- 街中のお手洗いの場所がわからず、都度ホテルに戻った点
- この土地ならではのプチ情報を収集できなかった点
ベルガモ旅行に必要な持ち物
「ヒールなしの靴」
美しいヨーロッパの風景に惹かれ、ついヒールのある靴で出かけてしまった私。3センチのローヒールにしたものの、
それでも石畳にポコポコはまってしまいました。しまいには、足元ばかり見て歩くように…。
その分、素敵な景色や建物を見るチャンスを逃していたのかと思うと、少しだけ残念です。街歩きを全力で楽しみたい方は、
バレエシューズやスニーカーなどのヒールなしの靴が絶対オススメです。
ベルガモ旅行での注意点
「お手洗いは行ける時に行きましょう♪」
ローマやミラノといった大観光地ならば、街中で気軽に入れるお手洗いがたくさんあります。
しかし、ベルガモではそうは行きません。教会やバールに行った時など、とにかく建物に入った時に、ちょこちょこ行っておくのが吉。
芝生や公園等、屋外でリラックスされたい方は、初めにお手洗いの場所を確認しておくと安心です。
まとめ
「ベルガモットのふるさと」という印象くらいしかなかった、ベルガモ。
実際行ってみると紅茶は全く推されておらず…(さすがコーヒーの国イタリア!)その分、何の知識もない真っ白なキャンパスの中に、
生のベルガモ情報をたっぷり埋めることが出来ました!ローカル感が強いので、少し旅慣れた方や、多少イタリア語(もしくは英語)が分かる方には
特にオススメです。是非、現地ですっぴんのイタリア人たちとの触れ合いを楽しんでみてください。
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