目次
ピサ旅行体験記
せっかくイタリアに行くなら、一番有名な所に行ってみたい!
小学生の時、こども図鑑で知って以来、恋い焦がれ続けたイタリアのシンボル ピサの斜塔。
十数年の時を経て、ついに生でご対面を果たすことができましたので、その時の模様をご紹介します♪
ピサ旅行について
- 百聞は一見にしかず!?「生」で見てこその胸アツの世界遺産・ピサの斜塔
- 名物は斜塔だけにあらず!そこかしこに佇む絶景スポット
- 早い!安い!美味い!美味しいご当地グルメ
ピサに行く前までは「ピサって、ピサの斜塔以外何もないのでは…」と、心配していたのですが、
ピサにはピサの斜塔と同じか、それ以上に魅力的な史跡や風景、グルメがたっくさんありました。
「一生に一度…」なんて思っていたのですが、いまや、この記事を書きながら、早くも再訪したくてうずうずしています。
皆さまにもこの魅力を伝えたい!今回の旅で私が出会った感動の数々を、ご紹介してまいります。
ピサ旅行のおすすめのスポット
ピサの斜塔(Torre di Pisa)
イタリアのシンボル・ピサの斜塔。現地では「トッレ・ペンデンテ」や「トッレ・ディ・ピーザ」と呼ばれていました。
設計ミスによって傾いてしまった塔は、実は、今後数百年間倒れることはないのだそう。
それでも、いざ目の前にすると、笑っちゃうほど傾いていて、あっけにとられてしまいました。
入場料を払えば上に上ることもできますよ!
私たちはオフシーズンの朝イチで行ったので、予約不要でしたが、基本は予約必須。
気になる方は、旅程が決まったら、早速公式ホームページからチケット予約しましょう。
トゥットモンドの壁画(Tuttomondo)
ヨーロッパの中に突如現れるアメリカンな風景「トゥットモンド」は、あのキース・ヘリング氏の遺作だそう。
ピサの街で、ひときわ異彩を放っていました。
建物の外壁に描かれているので、いつでも鑑賞可能!ビビットカラーが織りなす風景はインスタ映えも抜群で、
私たちはここで2~30枚写真撮影してしまいました♪すぐ目の前にはおしゃれなカフェもあります。
Keith Art Shop Cafèという名前で、ここで座ってゆっくり壁画鑑賞や写真撮影するのもおすすめです。
サンタ・マリア・デッラ・スピナ教会(Chiesa di Santa Maria della Spina)
ピサの中心部を流れるアルノ川沿いにちょこんと佇むサンタ・マリア・デッラ・スピナ教会。
ピサには他にも迫力満点の教会がたくさんあったのですが、個人的にはこの教会の、なんとも優しくて儚げな雰囲気がドストライクでした。
真っ白な外観は、夕日が差すとほんのり色づいて一段と魅力度アップ!
夕方~夜までピサに滞在予定の方は、是非日の入りの頃に、観に行ってみてください。
ピサでのおすすめグルメ
チェチーナ(Cecina)
チェチーナは一言でいうと、ひよこ豆のパンケーキ。小腹が空いた時にもってこいのピサのご当地グルメです。
タンパク質が豊富なので、栄養面でも100点満点の一品。
市内には専門店もたくさんありますし、パン屋さんなどでも売られています。
また「現地のお店に入るのは緊張してしまう」という方は、スーパーのお総菜コーナーでも入手可能でしたよ!
おからをクレープ風にしたような、シンプルな味付けなので、
濃い味がお好みの方は、チーズやこしょう、ローズマリー入りのものをチョイスすると尚良いでしょう。
ピサでのおすすめのショッピングスポット
レ・ブジエ・ディ・ピノッキオ(Le Bugie di Pinocchio)
レ・ブジエ・ディ・ピノッキオは「ピノキオの嘘」という意味の、ピノキオグッズ専門店。
実は、ピノキオの作者はイタリア人で、ピサから車で40分ほどのところにある街で生まれたそうです。
ということで、店内には玩具、文房具、置物など、さまざまなピノキオグッズがてんこもり。
年齢性別問わず、お土産として渡したら、喜ばれること間違いなしのアイテムが見つかることでしょう。
ピサにて宿泊したホテル
オテル・ヌ・アッカ・ピーザ(Hotel NH Pisa)
オテル・ヌ・アッカ・ピーザは、ピサ駅前のロータリーにある大型ホテル。
チェーン系のホテルなので、ヨーロピアン情緒には欠けますが、ビジネスホテルのようなシンプルな内装は、癖がなくて使いやすかったです。
朝食ビュッフェの品数が豊富な点も魅力。
ご当地グルメコーナーなどもあったので、朝から旅情にたっぷり浸ることが出来ました。
ピサ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
- 現地のローカル電車に乗ることが出来、旅情が高まった点
- ピサの斜塔の見学を、時間を気にせず堪能できた点
- ご当地グルメを自由気ままにお味見出来た点
- 駅からピサの斜塔まで徒歩約30分と、移動が少し大変だった点
- 大都市に比べると夜間の治安が少し悪く、不安だった点
- (忘れ物をしてしまったので)トラブル時、頼れる人がいなかった点
ピサ旅行に必要な持ち物
「スニーカー」
ピサはターミナル駅から斜塔まで、歩くと徒歩30分ほどかかります。
また、すべての観光名所がひとところにないため、スニーカーでの観光がベストだと思いました。
特に、ピサの斜塔に上る方は、エレベーターがないので、スニーカーがないとかなりしんどいです!
ピサに行く日は運動する日!ぜひカジュアルな恰好で是非お越しください。
ピサ旅行での注意点
「ピサじゃなくてピザ!?」
Pisaは日本ではピ「サ」と呼ばれています。しかし、イタリア人は「ピザ」や「ピーザ」と発音します。
(ちなみに食べ物のピザは「ピッツァ」)
私たちが「ピサ」という分には、たいていのイタリア人たちは理解してくれたのですが、
イタリア人たちはみな「ピザ」や「ピーザ」というので、知らないとホテルやタクシー、レストランでプチパニック。
頭の片隅に入れておきましょう。
まとめ
小さいころから図鑑や教科書で何百回も見たピサの斜塔。
実際に観て触って上ったら、イタリアとの心の距離が、さらに近くなったように思います。
そして、そんなピサの斜塔が、何百年と見守り続けているピサの街もまた、活気があって人情味溢れた、素敵なところでした。
百聞は一見にしかず!イタリアが大好きな方は、是非イタリアのシンボルに、足を運んでみてください♪
さらにイタリアが大好きになること請け合いです。
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