目次
セビリア旅行体験記
夫婦でスペインを1か月間かけて周遊し、様々な都市を訪れました。その中でもセビリアは夫婦揃ってお気に入りの都市、第2位です!(1位はバルセロナでした)今回はそんなセビリアの魅力をお伝えしていきます!
セビリア旅行について
- 歩いているだけで楽しい!美しい街並み!
- 街がコンパクトで観光しやすい!
- 食も歴史も闘牛も!楽しみ方たくさん!
セビリアの街並みは、とても華やか且つヨーロッパらしい趣があり、歩いていて飽きることはありません。主な見所はコンパクトにまとまっているので、美しい街を歩き回りながら観光スポット巡りを楽しみましょう。田舎すぎず、都会すぎず、歴史的建造物や闘牛、グルメ、さらに日帰り旅で一面のひまわり畑も楽しめちゃう魅力あふれる街です!
セビリア旅行のおすすめのスポット
旧市街 世界で3番目に大きいセビリア大聖堂
セビリアの街は旧市街と新市街に分かれており、主な観光スポットは旧市街にあります。中でも堂々とした佇まいのセビリア大聖堂は、世界で三番目の大きさを誇る聖堂で街のシンボルと言われています。外観だけでも圧巻です。ゴシック建築が素晴らしく、中の装飾は豪華絢爛、当時のセビリアの繁栄を物語っていました。
趣のある旧市街に近代的なトラムが走っている、なんだかアンバランスな風景もセビリア名物です。
スペイン広場
2011年に、セビリア万博のパビリオンとして建てられました。比較的新しい建物ですが、スターウォーズⅡの撮影に使われていたこともあり、多くの観光客で賑わいます。例にもれず、私たちもスターウォーズⅡの舞台を見るために訪れました。旧市街の外にあり、アクセスはやや面倒です。
イスラムとキリスト教様式が混在した建物は、美しく見事でした。広場の真ん中には大きな噴水があります。建物の端から端まで半円状に回廊が続いています。スターウォーズのロケ地見たさにミーハー心で訪れましたが、「世界一美しいスペイン広場」と称されることも納得の場所でした。
マエストランサ闘牛場
運よく闘牛が開催される時期にセビリアを訪れたので、チケットを購入して見に行きました。マエストランサ闘牛場は格式の高い第1級闘牛場で、18世紀に建てられた建物は今も現役です。博物館も併設しており、歴代の闘牛ポスターやマタドールの衣装、闘牛の歴史資料が展示されています。闘牛は19時半開始でしたが、夏のスペインではまだ日が高く、眩しいくらいです。
楽しみにしていた初めての闘牛ですが、始まって早々に苦しむ牛に感情移入してしまい、あまりの残酷さに終始呆然としてしまいました。そんな私の気持ちとは裏腹に、会場は大盛り上がりです。隣で観戦していた主人は、無駄のないマタドールの動き、必要以上に牛を苦しめずに射止める技術の高さに関心していた様子でした。古くからスペインの国技とされていること、個人によって闘牛への考え方が違うことから、おすすめスポットとして紹介させていただきました。貴重な体験にはなると思います。
セビリアから日帰りトリップ ひまわり畑へ♩
一面のひまわり畑を探しにカルモナへ
ひまわり畑で有名なカルモナへは、セビリアからバスで50分ほどです。カルモナの街も綺麗な街並みです。ひまわり畑の場所を聞きにインフォメーションへ行くと「日によってベストな場所が違うから、丘の上から畑を見下ろして黄色っぽいところに行ってみて♩」と言われました。言われた通りに丘に上り、黄色っぽい場所を目指します。展望台から見た感じ「歩いてすぐだろう」と思った場所も、歩いてみると結構距離があります。やっと辿り着いても、ほとんどのひまわりが下を向いてる(泣)、そして振り出しに戻る!なんてことを繰り返しました。最終的には、ちょっと下を向いているけど良しとしよう!と心に言い聞かせて、ひまわり畑探索は終了です。少し時期が遅かったようで、綺麗にお日様に顔を向けるひまわりは見られませんでしたが、それでも十分綺麗でした。私たちは、猛暑の中フラフラになりながら自力で探しましたが、カルモナの街からタクシーを貸切ることを強くおすすめします。地元のタクシードライバーは、その日のベストな場所を把握しているでしょうし、ひまわり畑と一緒に写真撮影してもらうこともできます。
セビリアでのおすすめグルメ
アンダルシア名物 サルモレッホ
一見ガスパチョのようなこのスープは、アンダルシア名物の「サルモレッホ」です。ミキサーで砕いたフランスパンやオリーブオイルが大量に入ったトマトとクリームベースのスープです。上に添えられた生ハムの塩気と合い、感動的な美味しさでした。あまりの美味しさにバルで作り方を教わったほどです。
セビリア旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人旅行
旧市街の街歩き自体は、個人で自分のペースで周るのがおすすめです。有名観光地には、英語や中国語のオーディオガイドはあるものの、日本語のオーディオガイドは見かけませんでした。個人で周る場合は、ある程度の知識を事前に頭に入れておくことが大切です。またカルモナでは、私達はその日のベストな状態のひまわり畑を自力で歩いて探しましたが、かなり大変だったので、カルモナの街からタクシーをチャーターすることをおすすめします。
セビリア旅行に必要な持ち物
「カメラ」「帽子」「日焼け止め」
撮影スポットがたくさんあるので、カメラは必須です。ひまわり畑に行く場合は広角レンズを持っていけば、辺り一面のひまわり畑を綺麗に写真に残せるので、おすすめです!日差しが強いので、帽子とサングラスも持っていきましょう。日焼け止め、保湿などスキンケアも念入りに!
セビリア旅行での注意点
- 夏は40度越えも!熱中症に注意!
- 闘牛のチケットは日向席と日陰席で値段が違う!日陰席を買うべき!
- 治安が良いからと言って油断しない!海外だということを忘れずに!
私たちが訪れた6月上旬は、連日40度越えの暑さでした。セビリアでは、基本的に徒歩移動になると思いますので、熱中症に気を付けましょう。闘牛場の席は、日向席と日陰席によって値段が違います。多少高くても、日陰席を取ることを強くおすすめします。セビリアは治安が良いいからと言って、気を抜きすぎないように!特に観光客が多く集まるところではスリなどに気を付けましょう。
まとめ
夏のセビリアは連日うだるような暑さでしたが、毎日暑い暑いと言いながらも、セビリアの街が美しくて楽しくて、たくさん歩き回りました。美味しいバルが多かったことも、私たち夫婦がセビリアを気に入った大きな理由です。ちなみに、美味しいバルは新市街にたくさんありました。見所の多いスペインでは、みな早足で通り過ぎがちなセビリアですが、できれば2~3日時間をとって観光やバル巡りを楽しんでほしい街です。
この記事へのコメントはありません。