目次
ラヴェンナ旅行体験記
イタリア人のインスタで見た、美しいモザイク画の風景。ずっと気になっていたイタリアの古都ラヴェンナに、念願叶って行くことが出来ました。ここではその時の様子をご紹介します。
ラヴェンナ旅行について
- 世界遺産のモザイク画の数々
- 州都ボローニャから電車で楽々アクセス
- エミリア=ロマーニャ州の美味しいグルメ
ラヴェンナはエミリア=ロマーニャ州の都市。はるか昔は首都として栄えたこともある、由緒正しき都です。同州の州都ボローニャから電車で1時間半弱と、らくらくアクセスできる点も魅力。美食の州として名高い、エミリア=ロマーニャ州ならではの絶品グルメも、枚挙に暇がありません。美味しい景色にお料理で、身も心もお腹いっぱいになりましょう!
ラヴェンナ旅行のおすすめのスポット
まばゆく輝くモザイク画の数々
モザイクはイタリア語で「Mosaici(モザイチ)」。ラヴェンナ市内には世界遺産に認定された、モザイクをあしらった宗教施設がたくさんあり、世界的にも大変有名です。私は特に上の写真でご紹介している「Mausoleo di Galla Placidia(マウゾレオ・ディ・ガッラ・プラチーディア/ガッラ・プラキディア廟堂)」の天体モチーフのモザイク画が印象的で気に入りました。お部屋の壁紙にしたいほど可愛らしい模様に、青の美しさがよく映える!保存状態も良い為、どれだけ長い時間見ていても、見飽きません。
ダンテゆかりのスポット
イタリアが生んだ詩人、ダンテをご存知でしょうか。もしご存知ならば、ラヴェンナまできて、ダンテゆかりの地に行かないテはありません。ラヴェンナといえば、ダンテの亡命先。特に、駅から徒歩10分ほどのところにある「ダンテの墓(Tomba di Dante/トンバ・ディ・ダンテ)」は無料で中を見学できるので、是非立ち寄ってみてください。
Domus dei Tappeti di Pietra
「石絨毯のドムス(ドームス・ディ・タッペーティ・ディ・ピエートラ)」も、ラヴェンナ名物のモザイク画のスポット。しかし、他のモザイクたちとは一線を画す存在です。というのも、なんとこちらのモザイク、貴族のお屋敷の床の上に描かれているのです。絵のテーマも、宗教画ではなく、写真のようなハートやダンス等可愛らしいものなので、わかりやすくて楽しい!地面に描かれているため、誰でも見やすい点も特長です。
ラヴェンナでのおすすめグルメ
Passatelli
エミリア=ロマーニャ州のご当地パスタ「パッサテッリ」。パン粉でできたパスタで、日本ではなかなか見かけない形&お味なので、ラヴェンナに行ったら是非試してみてください!オススメのお店は「L’Osteria Passatelli(ロォステリア・パッサテッリ)」。今風のオシャレな内装が魅力で、上の写真のような、伝統的なスープパスタのレシピ(Passatelli in brodo/パッサテッリ・イン・ブロード)をいただくことができます。
ラヴェンナでのおすすめのショッピングスポット
Akomena Spazio Mosaico
「アコメーナ・スパーツィオ・モザイコ」は、街一番の大通り、カブール通り(Corso Cavour)から少し小路に入った所にある、モザイク雑貨のお店です。上の写真でご紹介している、モザイクでできた可愛らしい看板が目印。明るい店内には、10ユーロ以下で気軽に買える、マグネットや写真立てなどもあるのでお土産探しにももってこいですよ!バレンタインやクリスマスなどに売られる、イベント向けのモザイク雑貨も見逃せません。
ラヴェンナにて宿泊したホテル
AC Hotel Bologna
私たちは日帰りでボローニャからラヴェンナへ向かい、その日じゅうに戻って「エーシーホテル・ボローニャ」に宿泊しました。当初、ラヴェンナの街のサイズからすると「日帰り観光で良いかッッ」と思い、ボローニャ泊にしたのですが、いざ行ってみるとは魅力的な観光スポットがカナリ多く、出来たらラヴェンナに泊まって2日間の観光にすればよかったと思っています。歴史や美術に興味がある方は、ラヴェンナでの宿泊もオススメです。
ラヴェンナ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
私たちはボローニャから電車でラヴェンナへ日帰り観光しました。約1時間強で行くことが出来、自由きままに観光を出来た点は良かったです。一方で、キリスト教や聖書についての知識がほとんど無かった為、モザイクや教会の中に潜む深い意味を十分に理解できなかったのは、少し心残り…。壁画や街の歴史について、理解しながら観光したい方は、ガイドさんの案内付きツアーもおすすめです。
ラヴェンナ旅行に必要な持ち物とは
「メモ帳(スマホでも)」
ラヴェンナのモザイクはどれもそっくり…。モチーフや、つくられた年も近しい為、たくさん写真を撮っているウチに、どれがどれだかわからなくなってしまいそうになりました。メモを活用したり、建物を移動するたびに必ず外観の写真を入れたりしておくと安心。後で、旅の思い出を振り返りやすいので是非試してみてください。
ラヴェンナ旅行で気を付けることとは!?
- 土日で観光する方は、レストランやホテルの手配はお早めに。
- 天井画を見るときは、休憩をはさみましょう。
- チケットは種類豊富!予算や予定に合わせて選び分けましょう。
ラヴェンナはそこまで大きな都市ではありませんので、特に土日に個人で観光する方は、レストランの目星をつけておいて開店直後に行くor事前予約をしておくと安心です。モザイクの数々はとにかく精巧。夢中になって、ずっと天井を見ているうちに血液循環が妨げられ、頭がクラクラしてしまうこともあるようです…(私の友人がそうでした)。どうぞ、休憩をお忘れなく。また、施設のチケットは、様々な種類があります。事前にどれを買うか検討しておくと、当日効率よく観光をスタートできますよ!
まとめ
モザイクが彩る世界遺産の街、ラヴェンナ。なかなか行くチャンスに恵まれませんでしたが、今回思い切って行ってみると、意外に大都市からのアクセスも良く、すっかりハマってしまいました。宗教的背景を知れば、もっとモザイクを楽しめたハズ…。心残りな点を胸に、さっそく聖書の解説本や歴史の本を勉強し直したのち、是非また足を運びたいと思っています。
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