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ツェルマット旅行体験記
スイスで最も有名な山と言えばマッターホルンを挙げる方が多いのではないでしょうか。そのマッターホルン観光の拠点として、多くの観光客を受け入れているツェルマット。私たちもその美しい姿を見たい為にホテルもマッターホルンビューの部屋を指定し、宿泊しました。今回はツェルマットを拠点とした見どころを紹介します。
ツェルマット旅行について
- 町から天気が良ければ美しいマッターホルンを望める
- 小さな村なのでゆったりと静かに滞在が出来る
- ツェルマットを拠点として周辺の観光地も巡りやすい
ツェルマットの町は標高1620メートルと高い場所にあります。ツェルマットにはホテル、お店、レストラン、カフェなど小さい村ながらも施設が充実しており、村を散歩するだけでも楽しめる場所です。天気の良い日には村のどこからでも、雄大なマッターホルンの贅沢な眺めが見られるので、毎日清々しい気持ちで過ごしていました。
ツェルマット旅行のおすすめのスポット
標高3089mのゴルナーグラート展望台へ
ゴルナーグラート鉄道の終着駅ゴルナーグラートにはマッターホルンを眺める大きな展望台があります。この鉄道は標高3089mのゴルナーグラートまでツェルマットから約40分かけて山頂まで登ってゆきます。展望台からはモンテローザ(イタリア領)やリースカム、ブライトホルンなどの名峰や数々の氷河も眺められます。壮大なパノラマからは自然のエネルギーを感じ、その景色に感動したのを覚えています。
ツェルマットのメイン通りバーンホフ通りを散策しよう
バーンホフ通りはツェルマット駅前から南北に延びるメインストリートです。通りの両側にはホテルやレストランが軒を連ね、賑やか雰囲気が漂っています。観光が終わったら、ここでおみやげ探しするのも楽しいかと思います。また、ツェルマットの村は木造の古民家や外観が素敵なホテルも多いので村を散策するだけでも面白いと思います。マッターホルンが綺麗に見られる場所を探すのもいいですね。
アルプスの真珠「サース・フェー」の氷河を見に
サース・フェーはツェルマットの隣にある村です。村の標高は1800m、氷河に囲まれたサース谷の最奥にあり、ガソリン車の乗り入れが禁止されている山岳リゾートです。村から5方向にロープウェイがのびていて各展望台へ行けます。展望台から見る氷河の迫力は凄まじく、もう“圧巻”の一言です。ここが面白いのは氷河の上に降りられ、少し歩くことが出来ることです。また氷河で出来たトンネルにも入ることができ、見るだけではない楽しみ方を出来たので良かったです。
ツェルマットでのおすすめグルメ
ホテルパルナスの心のこもった食事
ツェルマットではホテルパルナスというホテルに宿泊しました。このホテルの食事がとても美味しかったので紹介させて下さい。夕食はセットメニューで各テーブルに運んでくれます。前菜、サラダ、ステーキ、デザートにいたるまで、その1つ1つが丁寧に作られているのが感じられ、身体の内側からほんとうに幸せになれる料理でした。朝食に出されたクロワッサンやハム、チーズなどもとても美味しったのを覚えています。
ツェルマットでのおすすめのショッピングスポット
バーンホフ通りにあるチョコレートショップ
スイスはLindtなどのチョコレートが有名ですよね。ツェルマットのバーンホフ通りにあるチョコレートショップには沢山の種類のチョコが並んでおり、思わず目移りしてしまいます。どれも少量から買うことが出来、小さな袋に入れてくれるのでツェルマットから移動する場合でも、列車の中で食べるのもいいかもしれませんね。私はミルクチョコレートにアーモンドチョコレートを購入しました。いずれも期待を裏切らない濃厚な味で満足でした。
ツェルマットにて宿泊したホテル
こじんまりとした3つ星ホテル・パルナス(Parnass)
ホテルパルナスはマッターフィスパ川沿いに位置し、メイン通りからは外れているので、静かな場所に立っています。このホテルは家族経営の為、こじんまりとしており、温かみが感じられるホテルでした。今回私達はマッターホルンビューのお部屋を指定しましたが、滞在中は毎日天気が良かったので、朝に夕にマッターホルンをお部屋から望むことができ、とても贅沢な滞在でした。また先に紹介したようにこのホテルは食事がほんとうに美味しいので、料理の質に重点を置かれる方にもお勧めできるホテルです。
ツェルマット旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
宿泊先のホテルと移動手段だけを確保してあとは自分たちで行く場所を決めて観光をしました。困ったことや分からない事があったら、現地の方に道を聞いたりしましたが、どの方もとても親切で、始終困ることなく楽しく過ごすことが出来ました。スイス人はとても優しいんだなぁという印象を持ちました。ただ、少し全体を通して物価が高めではあるので、その点は注意が必要です。
ツェルマット旅行に必要な持ち物
ゴルナーグラード展望台やサースフェー展望台でもそうですが、氷河や雪山はとても眩しいです。そのため天気が良ければ良いほどサングラス無しでは目を開けていられません。その為サングラスは必須アイテムです。あとは特に冬季は展望台エリアでは気温が低いので、防寒着はしっかりと厚手のものをもっていくようにしましょう。その他ニット帽や手袋も必需品です。
ツェルマット旅行での注意点
- 冬季の展望台観光にはしっかりとした防寒対策でいくこと
- 雪山や氷河の展望台観光時にはサングラスを必ず持参すること
- マッターホルンは天候によって全く見えない日が続くこともある
今回は私達はツェルマットに2泊しましたが、両日ともとても天気がよくマッターホルンを綺麗に望むことが出来ました。しかしマッターホルンの全景が綺麗に見えることはそれほどないようです。そのため、天候によってはせっかくマッターホルンビューの部屋を指定したのに全く見えずに終わってしまう、ということもあり得ます。その点、事前に理解して予約をすると良いと思います。
まとめ
ツェルマットはスイスの山岳リゾートでありながらも、あまり人が多すぎず、どこか日本の田舎を感じさせる空気もありました。そのためか心身ともにリラックスして過ごすことが出来ました。また、ツェルマットの駅前の通りのお店屋を散策するのもとても楽しく、かわいい腕時計や雑貨を見ているだけであっという間に時間が過ぎていきました。夕日を浴びたマッターホルンを部屋のテラスから眺めたのは良い思い出です。
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