目次
サンファンデルリオ旅行体験記
興奮しっぱなしだったペルーを後にして、次に訪れた場所はメキシコです。メキシコを訪れるのはは2度目ですが、今回も友達に会えると思うと嬉しくて嬉しくて、ワクワクしながら入国しました。
ところが、まさかのロストバゲージの対応の悪さにイラっとさせられるスタートになってしまいました。
サンファンデルリオ旅行について
- 観光地ではないメキシコの田舎を堪能
- 難易度の高い乗り合いタクシーを体験
- ゆったりと市民の生活に溶け込むような滞在
首都のメキシコシティーから高速バスで数時間かかる地方都市で、観光地ではありません。アジア人はおろか、白人や黒人にも出会うことがないくらいのローカルっぷりです。だけど、大好きな友達の地元の街をそこの住人のような気分で歩ける楽しさは、観光地では味わえないものでした。
1人では絶対に乗ることができない乗り合いタクシーを体験できたのも友達がいてくれたおかげです。
サンファンデルリオ旅行のおすすめのスポット
何でもない街並みと、陽気な色の教会
友人の家からのんびりと歩いて街の中心の広場に向かうと大きくて赤茶色い教会があります。日差しの強い青い空に赤い教会が映えて陽気な雰囲気を醸しています。昼間は暑いせいかあまり人はいませんが、夕方くらいからどんどんと人が集まり夕涼みをしているようでした。
街も、家々はカラフルな色に塗られていて、見ているだけで楽しい気分になります。メキシコ人の陽気なイメージの通りの街並みでした。
乗り合いタクシーでテキスキアパンまで足を伸ばす
近くにちょっとかわいい街があるということで、乗り合いタクシーに乗ってテキスキアパンまで行きました。こちらは、近くのメキシコ人が観光に訪れることが多い街なのだそうで、ちょっとしたおみやげ屋さんもありました。サンファンデルリオよりは観光地っぽくデコレーションされた商店街や市場をのぞいたり、道端の屋台で売られていた珍しいモツのタコスを食べたりしながら過ごしました。市場の片隅のカフェで飲んだカフェデオヤというシナモン味のメキシココーヒーもおいしかったです。
ある意味恐怖!移動遊園地Feria
もう1人の友人と合流し、夕ご飯においしいタコスをたくさん堪能したあと、街の近くに来ているという移動遊園地に行きました。この街の周りには遊園地がなく、たまにこのような移動遊園地が設営されるのだそうです。日本でも定番のアトラクションが多くあり子供から大人まで多くの人でにぎわっていました。友人に誘われて垂直に落ちるフリーフォールに乗ることにしたのですが、垂直に落ちる恐怖より安全面に対する恐怖でドキドキしてしまいました。よく見ると日本語が書いてあり、どうやら日本で役目を終えた後にメキシコに来て活躍しているようです。よく見ると、バイキングなども日本からやってきたようで、ちょっと嬉しくなりました。
サンファンデルリオでのおすすめグルメ
友人の行きつけのレストラン
友人がよく家族で行くというレストランに連れて行ってもらいました。典型的なメキシコ料理屋さんなのだそうです。タコス以外のものもにもチャレンジしたいと思い、友人お勧めのエンチラーダと、メキシコ定番のハマイカという甘酸っぱいジュースを注文しました。トルティーヤをソースで軽く煮込んだもにたっぷりとチーズをかけたエンチラーダと、豪快に焼いたお肉のプレートでとてもおいしかったです。ハマイカはハイビスカスのジュースだそうで濃いピンクが印象的でした。
観光客向けではないローカル感たっぷりのレストランで食べる現地の料理は安くておいしくて、最高です。
サンファンデルリオでのおすすめのショッピングスポット
広場周辺にあるローカルなお店たち
広場周辺には、ローカルなお店がたくさんあります。洋服屋さん、下着屋さん、CD屋さん、スマホショップなどいろいろあるのですが、どのお店もディスプレイが独特なのです。女性用の下着でも堂々と店の壁一面にびっしりと展示してあります。おそらく防犯上店の中に入ることができないので、入り口のカウンターから見やすいようになっているのですが、セクシーな下着が目立ってドキドキしてしまいました。
何かメキシコらしいおみやげが欲しかったので、友人お勧めのCDを買ってみました。聞くたびに今でもいろいろ思い出せるのでいい買い物だったと思います。
サンファンデルリオにて宿泊したホテル
友人宅
泊めてもらうのも2度目です。メキシコでも地方で治安が良いせいか、リマの友人宅のような厳重な鉄格子のようなものはありません。友人のほかにご両親と妹夫婦が同居していましたが、家自体がレンガ(だと思われる)でできているせいか話し声などは聞こえず、遅くまで話していてもご迷惑にならない快適な家でした。
1階にキッチンとダイニング、2階にリビングと各家族の部屋、シャワールームとトイレがあり、屋上に洗濯機がありそのまま干せるようになっていました。
サンファンデルリオ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
空港に友人が迎えに来てくれていました。そこからは長距離バスで彼女の家に向かいます。長距離バスは前方のテレビで映画が上映され、軽食と水が配られました。リクライニングもあり、日本の長距離バスとそんなに変わらない快適なバスでした。
その他の移動は、1人では決して体験できない乗り合いタクシーに乗ったり、もう1人の友人の車に乗せてもらったりしながらあちこちを観光しました。
サンファンデルリオ旅行に必要な持ち物
翻訳アプリなどがあれば便利かもしれません。観光地ではないので英語はほぼ通じません。でも、ジェスチャーなどでなんとかなります。
その他、メキシコは標高が少し高いせいか(2000mくらい)とっても日差しが強いです。暑くなくても日焼け止めは必ず塗るようにした方がいいでしょう。
サンファンデルリオ旅行での注意点
- 水道水は飲めません
- 生野菜なども気を付けましょう
- 悪く言うと、メキシコ人のルーズさにイラっとします
今回は大丈夫でしたが、実は初めて訪れたときにおなかを壊して大変な目に遭いました。恐らく、スープのトッピングに入れた生野菜が原因のようでした。念のため生ものは食べないほうがいいかもしれません。
また、ロストバゲージになった荷物は次の便に乗ってくるから翌日には友人宅へ配送すると航空会社の人に言われたものの、委託されたメキシコの配送業者が配送に2-3日かかるとありえないことを言い出しました。そこで友人から航空会社経由でクレームを入れてもらったところ、あっさりとその日の夕方には到着したのです。よく言えばおおらか、でもきっちりしている日本人にはイラっとさせられるルーズさがあるようです。(メキシコに限ったことではありませんが。。。)
まとめ
久しぶりに友達や友達の両親に会うことができ、快く泊めてもらえて本当にハッピーな時間を過ごすことができました。観光地ではないせいか、人々はみんなおおらかで多少の遅刻などは全然気にならないようです。そんな陽気でおおらかな国民性に触れると、ロストバゲージでキレた自分がなんだか恥ずかしくなるような気がしました。
メキシコはとても遠くてなかなか友達とも会えませんが、またいつか会いに行ける日がくればいいなと願っています。
この記事へのコメントはありません。