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福岡旅行体験記
今回は開業40周年を迎えた福岡市地下鉄の1日乗車券、「ファミちかきっぷ」を使って市内の観光名所を巡りました。1家族1000円で地下鉄の全線が1日乗り放題なのでとってもお得です。公園を散歩し、キャナルシティでお買い物をする盛りだくさんな一日のスタートです。
福岡旅行について
- 各駅のシンボルマークはデザイナー親子がつないだ「福岡愛」
- 主要駅から福岡空港まで30分以内で到着
- 公園から大型ショッピングモールも短時間移動
空港線・箱崎線・七隈線の3つの路線を運行する福岡市地下鉄は、空港へのアクセス が便利な点から人気を集めています。全国的に珍しい特徴が各駅に設置されているシンボルマークです。地下で車窓がない中、どの駅にいるか分かりやすいように設置されており、愛着がわくマークなのでぜひ注目してみてください。今回は、福岡城で歴史を学び、子どもたちは公園で思いっきり遊びました。さらに、地元の商店街で文化や食を楽しみ、大型ショッピングモール、キャナルシティでお買い物も出来る大満足な旅になりました。
福岡旅行のおすすめのスポット
黒田官兵衛の長男、初代福岡藩主黒田長政が建てた福岡城
黒田長政は、関ヶ原の戦いで東軍に所属し、徳川家康から戦いの功績を高く評価された人物です。福岡藩52万国に移封され、約7年の年月をかけて福岡城を築城しました。舞鶴城とも言われる美しいお城です。「大濠公園駅」で降りてお堀沿いに天神方面へ歩くと右手に「潮見櫓」が見えてきます。玄海灘や博多湾が近いことから海上の様子を監視する役目があり潮見櫓とされました。堀を渡ると建物近くまで行くことができ、門をくぐることができます。
ブルートレインが静態保存されている「貝塚公園」
箱崎線の終点、「貝塚駅」は地上にあります。地下鉄の場合、トンネル内なので車両全体を見渡すことは出来ませんが、この駅に来ると地上駅なので全体を見れておススメです。この貝塚駅の目の前にあるのが貝塚公園で、こちらには9600形の49627号の蒸気機関車とブルートレインとして活躍したナハネフ22 1007が静態保存されています。さらに交通公園としての役割があり、園内には道路標識や横断歩道、信号機などが設置されています。これらはゴーカートのコースになっていて、土日は1回50円で楽しむことができます。
博多のグルメを楽しめる川端商店街
箱崎線の「中洲川端駅」で下車、地上に上がると川端商店街に到着します。全長400mの商店街には約100店舗のお店が入っています。この日は暑かったので、川端ぜんざい広場でぜんざいかき氷を食べました。こちらには一年中、博多山笠が飾ってあり、山笠の期間外でも山笠を見ることができます。商店街に隣接する博多リバレインには、アンパンマンミュージアムが入っていますので、子連れには大人気スポットとなっています。
福岡でのおすすめグルメ
「角のうどん」がなまって命名された「かろのうろん」
こちらは店舗がある場所がちょうど角地で博多弁でかろのうろんとなったそうです。行列が出来る程の人気店で昆布だしがきいた優しい味です。うどんはコシがないやわらかい触感が特徴なので1歳の次女もパクパクよく食べました。途中で店員さんがネギを追加してくださるので、ネギのシャキシャキ感と合わせて楽しめます。一番人気とされるごぼう天うどんを食べました。深みのあるだしと麵の絡みがとっても美味しく、行列ができるお店と納得でした。店内は狭いので子連れは混む時間帯を避け、夕方4時から5時頃がおススメです。
福岡でのおすすめのショッピングスポット
迫力のある噴水ショーが見られるキャナルシティ博多
川端商店街を端まで歩くとその先にあるのが、大型ショッピングモールのキャナルシティ博多です。「都市の劇場」がコンセプトで買い物の他に、映画鑑賞や劇団四季のミュージカルを楽しむことができます。キャナルとは運河を指すので、地上には川のように水が流れており、30分おきに噴水ショーが繰り広げられます。今回は、劇団四季で「キャッツ」が上映されていたので、キャッツの音楽に合わせた噴水ショーを見ることができました。
福岡に来たら、ここだけは押さえておきたい!!山笠の名所、櫛田神社
博多祇園山笠のハイライト、櫛田入りの会場、櫛田神社
「中洲川端駅」で下車し、川端商店街を歩くと到着。博多総鎮守とされる櫛田神社では、7月に開催される「博多祇園山笠」で、山笠が境内に入って一周して出ていくまでのタイムを競う「櫛田入り」が行われます。清道旗で折り返すコースで普段は地面に埋められた清道旗の位置を示すしるしをみることができます。普段は、結婚式や七五三など人生の節目を祝う場所として地元の方々に愛されています。
福岡旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
今回は福岡市地下鉄の1日乗り放題切符を使っての日帰り旅でしたので、個人手配でした。地下鉄を利用すれば渋滞に巻き込まれることがなく、ほぼ予定通りに移動することができます。目的地に近い駅で下車すれば短時間の移動で複数のスポットを効率よく巡ることができるのでおススメです。沿線施設の割引もあるので是非ご活用ください。
福岡旅行に必要な持ち物
移動は地下鉄で行うのですが、地上に出ると日差しに当たります。夏は日焼け止めや日傘などの日焼け対策グッズをご持参ください。地上から地下鉄乗り場まではエスカレーターで移動することが多いです。子連れの方はベビーカーにプラスして抱っこ紐も準備いただくと地上と地下の移動を階段でも行うことができるので便利です。商店街で食べ歩きをされる際は、ウエットティッシュをご準備ください。
福岡旅行での注意点
- 子連れ地下鉄旅はベビーカー移動に注意!
- 観光スポットへは徒歩移動なので、水分補給をしっかり!
- 履き慣れた靴で!
大きく注意する点はありません。移動時間は比較的短時間ですが電車を降りた後の 移動は徒歩になりますので、履き慣れた靴と季節にふさわしい服装でお越しください。 夏は気温が高いですので、こまめな水分補給をお願いします。
まとめ
福岡市内の観光スポットを1日かけて子連れ観光する方は、福岡地下鉄の1日乗り放題 「ファミちかきっぷ」がお得です。福岡城や大きな公園、キャナルシティでの 買い物や美味しい福岡のお食事まで短時間の移動で盛りだくさんの体験ができます。 他地域からの到着後、目的地までを短時間で移動できる福岡旅行は、忙しくてまとまった時間は取れないけど、一日でがっつり多くの観光スポットを回りたい方におススメです。
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