新千歳空港からアクセスも良く、国立アイヌ民族博物館ウポポイがオープンした白老町の魅力をご紹介します。フェリー港のある苫小牧市と登別温泉のある登別市に挟まれている白老町は、2022年1月に博物館ウポポイの隣に星野リゾートがオープンすることも決まっており、目が離せません。
目次
白老町旅行について
- 国立アイヌ民族博物館ウポポイでアイヌ文化に触れる
- ポロト湖でSUP・森散策で四季折々の自然を堪能
- オシャレなホステルで北海道クラフトビールを楽しむ
白老観光で必ず立ち寄って頂きたいのは、国立アイヌ民族博物館ウポポイ(民族共生象徴空間)です。普段あまり触れることのないアイヌ民族の文化に触れることができ、様々な展示や迫力満点の踊りと歌、広々とした自然と一体になっている空間でかけがえのない時間を過ごすことができます。そして、ウポポイの横にあるポロト湖では夏にSUPというアクティビティも体験でき、ポロトの森では自由に散策ができるので、四季折々の美しい自然を堪能できます。夜は町内の素敵なホステルで北海道のクラフトビールで乾杯!
白老町旅行のおすすめのスポット
国立アイヌ民族博物館ウポポイ(民族共生象徴空間)
2020年7月にオープンしたこちらの博物館は、アイヌ民族の歴史や文化を展示物や体験プログラムを通じて学ぶことができる施設です。
広々とした施設内は、ポロト湖と森が見渡せるとても気持ちの良い空間になっています。
展示はもちろん、体験プログラムではアイヌ舞踊の演奏体験や、アイヌ民族の食事調理を体験できるコーナーも。中でもおすすめが、伝統芸能上演です。迫力満点の伝統的な歌や踊りなどを目の前で鑑賞でき、その世界観に圧倒されます。
ポロト湖でSUP・森散策
ウポポイの隣にある広大なポロト湖。
湖はウポポイに入館しなくても行くことができ、夏には湖でSUP(スタンドアップ パドルボード)という、専用のボードに乗ってパドルで漕ぐアクティビティも体験できます。ちなみに、冬には凍ったポロト湖の上でワカサギ釣りもできます。
ポロト湖の横にある道をあがっていくと、ポロトの森を訪れることもできます。こちらの森にはキャンプサイトもありテントでの宿泊、貸コテージ宿泊も可能です。
ポロトの森は美しい自然に囲まれており、素晴らしい自然を堪能することができます。
Haku Hostel & Café Barでクラフトビール!
JR白老駅前にあるHaku Hostel & Cafe Barは、旅館をリノベーションして作られたホステルとCafe & Barです。
カフェバーには素敵な生活雑貨や小物の販売も行っており、素敵な空間でのんびりとお茶をしたりビールを楽しむのに最適な場所。
北海道内のクラフトビールが常に7種類楽しめて、白老産の食材を利用したおつまみなども豊富。宿泊者じゃなくても早い時間から朝食を食べれたり、ランチも楽しめます。
白老町でのおすすめグルメ
Ale’s Pizza
白老町内にある、イタリア人が営んでいるピザ屋。
住宅街にお店を構えており分かりにくい場所にあるので、まさに隠れ家的な雰囲気知る人ぞ知るお店。手作りの生地が自慢の本格的なピザはイートインもテイクアウトも可能。本格的はピザは一度食べるとやみつきになってしまうほど美味。
観光客よりは地元の人でにぎわっているイメージ。予約をした方が確実に購入できます。
白老町でのおすすめのショッピングスポット
白老たまごの里 マザーズ
白老町の自然豊かな農場の新鮮たまごや、卵をたっぷり使った洋菓子の販売をしているお店。
こちらはお土産を買うのにおすすめ。シュークリームやプリンは人気商品なので、お土産としても喜ばれるでしょう。お腹に余裕があれば、ぜひこちらのソフトクリームも試してみてください。
また、グッドデザイン賞を受賞した、建物の素敵なデザインも見どころの一つ。
白老町にて宿泊したホテル
Haku Hostel & Café Bar
上記でもご紹介しましたが、JR白老駅前のこちらの宿はかなりおすすめです。
予算を抑えたい方には嬉しいドミトリーと、個室は宿泊人数と予算に合わせてお部屋がいくつかあります。共有キッチンもあるので自炊をしたり、お茶をいれたり自由にできるのが嬉しいポイント。ホステルのカフェバーは朝8時から22時まであいているので、朝食を用意してもらったりテイクアウトのドリンクを購入することもできます。駐車スペースはたくさんあるので車の方も安心。気になった点は、シャワーが共有なので、混み合っていると待たないといけない。
白老町旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
“今回は新千歳空港からレンタカーを借りていきました。
北海道観光は車移動の方が楽なので、終日レンタカーを使用しましたが、新千歳空港から白老はJRですぐなので、白老に着いてからレンタカーをしてもよかったと思いました。白老町は駅前だけの散策だと徒歩やレンタサイクルで構いませんが、もう少し足を延ばしたいという場合は車があると断然便利です。
もっとディープな白老観光が希望の方は現地のポロトの森ツアーなどを利用するのもおすすめ。”
白老町旅行に必要な持ち物
白老は夏は涼しくて、冬は雪が少ない地域として有名です。
夏は気温が低く過ごしやすいのですが、その分雨が多く、春から夏はレインウエアや折り畳み傘があると良いでしょう。
そして冬は、積雪量が少ないのですが道路の日陰部分は凍ることが多いので、滑り止めがついているウィンターブーツがあると安心です。
森など散策をする場合は、クマよけのベルがあると良いでしょう。
白老町旅行での注意点
- 森を散策する際はヒグマに注意
- 夜間走行中は鹿とキツネに注意
- バスを利用する際は時刻表をチェック
白老町内はヒグマの目撃情報が頻繁にあります。地元の人が散歩や山菜採りで行く森や、シャケの遡上時期の水辺など。自然の中に入る時はクマよけのベルを持参していくと安心です。そして、夜間の車走行中は鹿とキツネに要注意です。鹿の大群が道路を渡っていくことがよくあります。
また、町内のバスは本数は少ないので出かける際が時刻表をチェックしておくといいでしょう。
まとめ
北海道胆振エリアといえば、今までは登別温泉や少し足を延ばして洞爺湖など、有名なスポットしか目に入りませんでしたが、ここ1-2年は白老町という小さな町が静かに盛り上がっているという話を聞いており、とても気になっていました。実際に訪れてみると、博物館のすばらしさはもちろん、美しい自然、ホステルのカフェバーで地元の人たちや旅人との交流が気軽にできるとてもフレッシュだけど暖かい場所だなと感じました。コロナ禍が終息したらまたゆっくりと訪れたいと思います。
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