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ケープタウン旅行体験記
アフリカ大陸最南端の国、南アフリカ共和国。日本からの直行便はなく、到着におよそ1日かかる遥かなる大地。そんな南アフリカ共和国有数の発展都市ケープタウンの、都会と自然が融合した街で日本ではできないことを盛りだくさん体験してきました!
ケープタウン旅行について
- 山あり海あり動物あり!豊かで雄大な自然体験ができる
- アフリカ大陸有数の発展都市でエリアさえ選べば治安面も安心できる
- アフリカ大陸最西端の喜望峰で歴史的な海が見られる
ケープタウンは南アフリカ共和国の立法府があり首都の一つです。それだけに都市として発展しており、おそらく一般的に想像する「アフリカ」とは思えないほど都会です。それなのに町の背後には山が聳え、眼前には美しい海が広がり、野生動物を間近に見られるスポットもあります。大きな商業施設もあり、旅に必要な買い物もできるし外食にも不安はありません。車で少し行けば、大西洋とインド洋という2つの大海が交わる喜望峰があり、その航路を発見し冒険に行く人々に思いを馳せるのもまた良しです。
ケープタウン旅行のおすすめのスポット
ケープタウンのランドマーク!テーブルマウンテン
標高は1086m、山頂がテーブルのように平たくなっていることからその名で呼ばれる、ケープタウンの代表的な観光地です。山頂へはロープウェイで簡単に登っていけるのも嬉しいポイント。山頂からは山裾に広がるケープタウンの街並みと、その向こうに広がる真っ青な海を臨むことができます。条件が合えば、その街にうっすらと霧が広がってより幻想的な景色を楽しむことができます。
カラフルな街並みが美しいボ・カープ
その昔ケープタウンがオランダの植民地だった時代、たくさんの奴隷が東南アジア諸国から連れてこられ、この地域に居住していました。時を経て奴隷解放された時、自由を得た喜びから家をカラフルに塗ったのが始まりだと言われている、カラフルな町ボ・カープ。緩やかな傾斜に並び立つビビッドな家々は、まるで絵本の世界に入り込んだかのようです。苦しく暗い過去の反動のようなこのカラフルさは、単純に「POPでカワイイ」だけでなく、人類にとっての大切なことを伝えてくれる町です。
ペンギンに会えるボルダーズビーチ
ここボルダーズビーチでは、アフリカで唯一見られるペンギン「ケープペンギン」の群れを間近に見ることができます。ペンギンといえば寒い場所にいる、と思いがちですが、ケープペンギンは暑くなければ大丈夫なのです。敷地に入ればもう主役はベンギンたち。人間は柵に囲まれた決まったルートを歩き、自由気ままなペンギンたちの様子を見せてもらうのです。人間に慣れているのか、まったく人を怖がらず、カメラを多少近づけても逃げたりしません。かわいいペンギンの様子に癒されます。
ケープタウンでのおすすめグルメ
ケープポイントにある絶景レストランTwo Oceans Restaurant
喜望峰のすぐ近くにあり、急峻な崖をケーブルカーに乗り山頂まで行くと、はるかまで広がる青い海と、喜望峰を含めた断崖がいくつも折り重なる絶景が広がっています。そんな絶景を見ながら食事がいただけるこのレストラン。海にせり出すようなテラス席に座れば、まるで空に浮かんでいるかのようです。絶景に負けないほど、お料理もおいしかったです。
ケープタウンでのおすすめのショッピングスポット
なんでも揃う!ヴィクトリア&アルフレッド・ウォーターフロント
南アフリカ共和国の国際港でもあり、400以上ものお店が集まるここヴィクトリア&アルフレッド・ウォーターフロント。観光客も地元客も集まる一大スポットです。高級ブランドからスーパーマーケット、レストランと、ここに来ればなんでも揃います。ケープタウンはまだまだ治安が悪く特に観光客が立ち入らない方がいいエリアがあり、ぶらぶら町歩きはあまりできませんが、ここで地元民に混じってショッピングを楽しむことができます。
ケープタウンにて宿泊したホテル
Captonian Hotel
いわゆるツアー客向けといった感じのシンプルなホテルで、日本で言うビジネスホテルといった雰囲気です。朝食会場は広めで、アメリカンブレックファーストでした。オフィスビルのような建物が多いエリアで、夜出歩くことはありませんでしたが治安の悪い様子はなく、安心して宿泊できました。スタッフの方もみなフレンドリーで過ごしやすかったです。
ケープタウン旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
STワールド「ビクトリアの滝・像の楽園チョベ・クルーガーとケープタウン周遊9日間」
今回、ケープタウンを入れて南部アフリカを周遊するツアーに申し込みました。南アフリカ共和国以外の国にも訪れる予定で、特に治安に不安があったので代理店の周遊ツアーを申し込みました。現地でガイドが付いてくれたので、不慣れなローカル交通の移動をしなくても良かったし、いろいろと観光名所の説明を聞くこともでき、治安面でも行っていい場所悪い場所などのリアルな情報を得られて助かりました。
ケープタウン旅行に必要な持ち物
都会でもあるけど自然豊かなケープタウン。観光名所は岩場だったり砂地だったり、足元が悪い場所もあるのでスニーカーが無難です。私が訪れた9月は現地の春でしたが、地中海性気候でカラッと過ごしやすい気候です。でも日差しが強いので、帽子やサングラスなど日よけになるものがあると便利です。万が一に備え、財布やパスポートなどの盗難防止グッズがあると安心です。
ケープタウン旅行での注意点
- 現地の人も立ち入らないほど治安の悪いエリアもある!
- 自然の動植物をむやみに触ったり破壊しない
- 水・生ものは控えましょう
ケープタウンは、イメージよりも治安の不安はなかったものの、人通りが少ない場所や夜間は外出を控えた方がいいでしょう。また、ケープタウンは世界遺産になるほど豊かな自然があり、珍しい動植物がたくさんあるます。むやみに触れて破壊するようなことのないように注意しましょう。水道水や生ものは、お腹が弱い人は特に避けた方が無難です。
まとめ
ケープタウンは都会的なところから雄大な大自然まで、バラエティ豊かな観光名所がたくさんある、とても魅力的な町です。白人と黒人との暗い歴史があったとは思えないほど輝いていて、日本にいた頃に抱いていた、いや、抱くまでもないほど乏しかった「アフリカ」のイメージが覆されました。行くまでにかなり時間がかかるので、なかなか訪れるのは難しいかもしれませんが、一生に一度は行くべき!な場所です。
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