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ストックホルム旅行体験記
今回は旅行代理店の北欧4か国周遊ツアーを利用しました。ストックホルムへは日本からの直行便がないので、ノルウェーからバスで国境越え。2日間のみの滞在でしたが、定番の観光名所からガイドブックにも載っていない穴場の観光地まで、ストックホルムの魅力をたっぷり感じることができました。
ストックホルム旅行について
- 「世界一美しい首都」を実感。どこを歩いても美しい街並み。
- 水の都ならではの美しすぎる夜景。
- 駅全体がアートの世界!地下鉄はまるで巨大美術館。
ストックホルムは14の島からなる水の都。「世界一美しい首都」と称されるとおり、どこを歩いても、まるで絵葉書のような美しい風景が広がります。
また、昼間だけではなく、夜も違った美しさがあるのも魅力。水面に反射した街の光が、なんとも幻想的な雰囲気をかもし出してくれるのです。水の都ならではの夜景を見に、夜の街歩きもおすすめです。
そして、美しい街ストックホルムは、地下鉄の駅にもアートの世界が広がっています。洞窟のような空間には、様々な壁面アートやオブジェが至る所に。地下鉄に乗る予定がなくても、駅を散策するだけでも楽しめます。
ストックホルム旅行のおすすめのスポット
ノーベル賞晩餐会会場 ストックホルム市庁舎
重厚な赤いレンガ造りの建物と、湖畔の広い庭が美しいストックホルム市庁舎。ここでは毎年、ノーベル賞の晩餐会が行われています。ガイドツアーに参加すると市庁舎内を見学できます。
晩餐会場の「青の間」は、解放感のある高い天井に、自然光が注ぎ込む吹き抜けの空間。実際に受賞者達が歩く大階段も歩くことができました。
晩餐会後の舞踏会場となる「黄金の間」は、壁一面に金箔のモザイク画が描かれ、まさに豪華絢爛です。
市庁舎内には他にも、市議会の議事堂や、展望タワーもあり、とても見ごたえがありました。
旧市街 ガムラスタン
中世の古い街並みの雰囲気が色濃く残った旧市街「ガムラスタン」。曲がりくねった石畳の細い路地を歩くだけでも趣を感じます。路地にはたくさんのお土産屋さんやカフェが立ち並んでいて、ショッピングスポットにもなっています。また、観光名所のスウェーデン王宮や、ノーベル博物館もあるので、ストックホルムを訪れたら一度は足を運んでいただきたい場所です。
穴場の美しい観光地 マリエフレッド への日帰り散策
ストックホルムから西へ約65㎞に位置する「マリエフレッド」。歩いて散策できるような小さな街で、ストックホルムとはまた違うのどかな風景が広がります。湖畔に建つ古城や、歴史ある教会など、美しい写真スポットもたくさんあります。また、マリエフレッドにはSLも走っているので、運が良ければSLを間近で見られることも。
中心地あるショッピングストリートには、可愛らしい外観のお店や北欧特産のベリーが並ぶ路面店などがあり、歩いているだけでもとても楽しいです。
ストックホルムでのおすすめグルメ
スウェーデンのカフェ文化「FIKA(フィーカ)」でほっと一息
FIKAとは、いわゆるcoffee breakのこと。でも、ただコーヒーを飲んで休息するという意味ではなく、FIKAを通じてその場にいる人とのコミュニケーションを大切にするという意味合いがあるそうです。せっかくなので、私達もお洒落なカフェでFIKAタイムをすることに。可愛い北欧デザインのマグカップいっぱいに注がれた紅茶と、大きめのシナモンロール。どちらも日本のカフェではあまり見ないようなボリュームです。おかげで、ゆっくりとFIKAを満喫することができました。
ストックホルムでのおすすめのショッピングスポット
ガムラスタン
ストックホルムでのショッピングと言えば、ガムラスタンが有名です。お店の外観も内装も、とにかくお洒落で可愛い!1日中歩いていても飽きないような素敵な場所です。お土産屋さんも多くあり、可愛い北欧雑貨もたくさん買い揃えることができます。
ガムラスタンでいくつか目にしたクリスマス雑貨のお店では、「さすが北欧!」と感じさせてくれる可愛らしいデザインの装飾の数々。冬にはガムラスタン中がクリスマスムード一色になり、広場でクリスマスマーケットも開催されるようなので、今度はぜひ冬に訪れてみたいと感じました。
ストックホルムにて宿泊したホテル
スカンディックホテルスターソレンチューナ
Stockholm City駅から郊外電車ペンデル(Pendeltåg)で5駅の、Sollentuna駅近くのホテルです。最寄り駅からも徒歩圏内で、ストックホルム中心部にも行き来しやすい好立地。また、ショッピングセンターにも隣接しているので、買い物や食事にも便利です。
ホテル内はとても清潔でスタイリッシュ。部屋も広く、快適に過ごすことができました。ビュッフェ形式の朝食では、隣国ノルウェーの名産、スモークサーモンやブラウンチーズもあり、種類も豊富で満足の内容でした。
ストックホルム旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
阪急交通社 美しき北欧4か国周遊
旅行代理店のツアーに参加しましたが、ストックホルムでは半日の自由時間があったので、買い物や博物館観賞など、見たい所をゆっくりと見て回ることができました。自由時間には電車にも乗ったので、「切符はどこで買うの?」「改札はどうやって入るの?」といった、個人旅行のようなプチハプニングを体験できたのも良い思い出です。
また、今回は郊外のマリエフレッドへも観光に訪れましたが、タイトスケジュールの中、個人旅行では行きにくい穴場観光地へも立ち寄れたのは、旅行代理店を使った良さでした。
ストックホルム旅行に必要な持ち物
私達は8月に訪れましたが、夏といっても日本の初夏や秋ぐらいの気候です。晴れている昼間は過ごしやすいですが、朝晩や雨が降ると肌寒くなるので、羽織れる上着は持参した方が良いでしょう。
また、夏は他の季節に比べて雨が多めなので、雨具はあると便利です。折り畳み傘でも良いですが、雨が降ると気温も下がるので、レインコートは防寒もでき、重宝します。
ストックホルム旅行での注意点
- 物価が高いので、買いすぎ注意!タックスフリーの利用もおすすめ。
- レストランでの食事はボリューム満点。
物価が高いスウェーデン。お洒落な北欧雑貨を色々買い揃えたくなりますが、気付いたら結構な金額になっていることもあるので要注意です。一定額を超えるとタックスフリーが利用できるので、ぜひ利用を。
レストランでの食事代も高めでしたが、ただ、量も多い!お店にもよるかと思いますが、1人分のパスタが日本の“特盛”ぐらいの印象でした。注文の際は注意しましょう。
まとめ
今回は、ストックホルム観光のベストシーズンと言われる夏(8月)に訪れました。昼間の気温は25度を超えないぐらいでとても快適。そして日照時間も長いので、時間を有意義に使うことができました。また、バスでの移動中は、北欧ならではの針葉樹林や湖など、大自然を感じることもでき、まさに、夏のストックホルムの良さを存分に感じることができました。
次はぜひ冬に訪れて、雪景色やクリスマスなど、今回とは違うストックホルムを堪能したいです。
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