目次
ジェノヴァ旅行体験記
青い海、降り注ぐ太陽。横浜や神戸にも似た雰囲気を持つ港町ジェノヴァは、なんともお洒落でゴージャス。
一度訪れたら、すっかりその虜になってしまいました。
ここでは私のジェノヴァ旅行記を通じて、ジェノヴァの魅力をたっぷりご紹介します♪
ジェノヴァ旅行について
- 寒がりさん歓喜!冬でも日差しがさんさんの温暖な気候
- ジェノヴェーゼ、フォカッチャ…イタリアグルメの玉手箱
- 中世の大富豪たちが築き上げた瀟洒な街並み
ジェノヴァの最大の魅力は「北イタリアにいながら、南イタリアムードを味わえる」という点。
カンヌ、ニースなどの南仏から続くリヴィエラ海岸上にある港湾都市は、冬でも日差しが強く、温暖。街の人たちもとっても陽気でした。
また「ジェノヴェーゼパスタ」や「フォカッチャ」の故郷としても有名。
バジル好きやパン好きにはたまらない、イタリアングルメの宝庫でもあります!
ヨーロピアンムード満点の、瀟洒な歴史的建造物も必見!行けば、間違いなく、五感でイタリアを味わい尽くせることでしょう。
ジェノヴァ旅行のおすすめのスポット
王宮(Palazzo Reale)
ジェノヴァの陸の玄関口、ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ駅(Genova Piazza Principe)から徒歩5分程のところにある王宮。
入口はこじんまりしているのですが、奥行はとても広く、中庭の突き当たりからは、なんと、コバルトブルーのリグーリア海を一望することが出来ました。中庭は入場無料、王宮内は6ユーロで入れます。
王宮内は、今回私たちは訪問しませんでしたが、現在は博物館になっているのだそう。駅からも近いので、雨の日のお出かけスポットとしてもよいかもしれません。
サリータ・ディネーグロ(Salita dinegro)
サリータはイタリア語で「坂道」。ということで、ここは一言でいうと「ディネーグロにある坂道」です。
ガイドブックに載るような公園・美術館といった観光名所は、この坂の上にあるのですが、
個人的にはこの上り階段の風景と、階段から見る港湾風景がとても素敵で、忘れられない思い出となりました。
高台へはケーブルカーでもアクセスできますが、足に自信のある方は、是非サリータ・ディネーグロを使って上ってみてください。
ネーグロ邸公園(Parco di Villetta Di Negro)
先ほどご紹介した階段の先に待っているのが、ネーグロ邸公園です。
ここは現在、市営公園になっていて日中は無料で散策することが出来ました。
整備された公園は緑豊かで、海の風景とはまた違ったジェノヴァの新しい一面を知ることが出来ます。
なにより素敵だったのが高台からの日の入り。水平線に沈む夕日を見るのなんて何年振りでしょうか。
あまりの美しさに、リピート確定!次回はぜひ一眼レフカメラを持って行こうと、いまからワクワクしています。
ジェノヴァでのおすすめグルメ
トロフィエ・アル・ペスト・ジェノヴェーゼ(Trofie al pesto genovese)
バジルを使ったパスタ・ジェノヴェーゼ。実は日本人がそうめんや蕎麦をとんこつスープで食べないように、
イタリア人たちも、パスタ×ソースの相性には、独自のこだわりを持っています。
例えばジェノヴェーゼソースには、写真のトロフィエパスタを合わせるのが定番だそう。
摘みたてバジルが独特の形状をしたパスタにたっぷり絡むので、食べ応え満点!日本ではなかなか見かけない組み合わせですので、
現地に行ったら是非試してみてください♪
ジェノヴァでのおすすめのショッピングスポット
イータリー・ジェノヴァ(Eataly Genova)
“日本にも進出しているグルメマーケット・イータリー。ジェノヴァ店は大きなガラス窓からなる現代風の外観が美しく、
中も魅力的な特産品で溢れていました。特にジェノヴェーゼソースの種類が豊富でびっくり。
10種類前後あるものの中から、Pra(プラ)というところで作られているものが特に希少価値が高いと聞き、迷わずゲットしました。
街中の商店と違って、ほとんどの店員さんと英語でやり取りができる点も、買い物がしやすくてありがたかったです。
ジェノヴァにて宿泊したホテル
スターオテルズ・プレジデント(Starhotels president )
スターオテルズ・プレジデントは、ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ駅のお隣、
ジェノヴァ・ブリノーレ駅(Genova Brignole)の目の前にある大型ホテル。
ジェノヴァは若者が多くて活気あふれる街でしたが、一方で、夕方以降、少しだけ治安の面に不安があったので、
少し騒がしいものの、駅前のホテルは安心安全でありがたかったです。
大型ホテルゆえに、日本人の団体ツアーも2-3組ほど見かけました。
使い勝手が良いだけでなく、ひょっとしたら、旅先での思わぬ出会いが待っているかもしれません♪
ジェノヴァ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
- 甘い物からしょっぱい物まで、好きな物を好きな順番、時間に食べられた点
- 時間を気にせず、お土産物を心行くまでじっくり物色出来た点
- 知名度の如何を問わず、好奇心の赴くままに史跡をめぐることが出来た点
- 治安の良い場所、悪い場所に関する情報を事前に充分に把握できなかった点
- 徒歩移動ゆえ、郊外までしっかり観光できなかった点
- ガイドブックの情報量が少なく、下調べに時間を要した点
ジェノヴァ旅行に必要な持ち物
「日焼け止め」
ジェノヴァは海と山とが隣同士に並ぶ、ななめの地形をした街。大都市に比べ、高い建物も少ないため、
街には一年を通じて地中海の強い日差しがさんさんと降り注ぎます。
イタリア人よろしく「日焼けしてこそなんぼ♪」という方は、そのままでオッケー。
ですが、日焼けしたくない方は、日本から日焼け止めを持っていくと安心です。
イタリアでも日焼け止めは売ってはいるものの、そこまで需要がないため、現地で探そうとすると少し苦戦する可能性があります。
ジェノヴァ旅行での注意点
「人気(ひとけ)がない場所にはご用心」
陽気であたたかな人が多いジェノヴァですが、その過ごしやすい気候風土につられて、
あちらこちらから船に乗ってやってくる移民が多いのも事実。
細い路地が多いことも相まって、幾分安全面には留意する必要があります。
南イタリアほどではありませんが、人気のない場所や移民・若者が多く集まる高台の公園などは、
無理せず安全優先で観光しましょう。
まとめ
日本にいるとどうしてもバジルたっぷりのパスタの印象ばかり残ってしまうジェノヴァ。
いざ行ってみると、南仏を思わせる美しい街並みで、それまでとガラッと違った印象を持ちました。
周辺にも魅惑的な観光スポットや世界遺産がいっぱいあるそう。コツコツ貯金をして、これから1つずつ訪ねていきたいと思います♪
この記事へのコメントはありません。