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マチュピチュ旅行体験記
ペルーに来た目的、マチュピチュに到達です。子どもの頃からインカに興味がありいつか訪れたいと思っていたのでようやくといった気持でした。
実際のマチュピチュは想像をはるかに超えるすごさで、これまでテレビを通して見てきた感動をはるかに凌ぐものでした。
マチュピチュ旅行について
- バスで上っていくほどにテンションも爆上がり
- 入り口から少し登山をすると急に目の前に広がるあの景色に超感動
- 時間の許す限り遺跡内をくまなく散歩
マチュピチュまでは麓からバスで約30分ほど山を上ります。どんなに上っても一切マチュピチュは見えないのですが、ずっと鳥肌が立ちっぱなしでした。
入り口を入ってもまだマチュピチュは見えません。そこから少し登山をします。すると、急に目の前が開け、あの緑の景色が見えた瞬間は本当に感動します。私は2日間通ったのですが、2日目は訪れる人の少ない隅っこの方もゆっくりと見て回ることができました。
マチュピチュ旅行のおすすめのスポット
目の前に開けるマチュピチュ全体像
軽い登山を経て急に目の前に現れるマチュピチュはとにかく涙が出そうなほど感動します。遺跡の奥にワイナピチュと言われる山がそびえ、その手前には石組みと段々畑で構成されたマチュピチュが広がります。何度も何度もテレビなどで見たことのある景色ですが、実際に自分の目で見た衝撃と感動は忘れられません。ちょうどマチュピチュを見下ろす形で目に入るので一望できます。
ちなみに、ガイドさんの説明によると現地の言葉でマチュピチュとは「古い山」ワイナピチュとは「新しい山」という意味なのだそうです。
石組みで作られたカーブが圧巻 太陽の神殿
私がマチュピチュで一番感動したのはこの石組みの曲線です。びっくりするほどなめらかなカーブを描いている石組みは見事です。その石組みの壁に開いている窓がいくつか開いていますが、そのうちの1つは夏至の日に、もう1つは冬至の日に太陽の光が差し込むように計算されているのだそうです。
下の方は石室のようになっていて石を削って作られた階段があります。石組みがとても精巧なのに対し、削った階段は高さもバラバラで見ていてほっこりしました。とはいえ、この石室はミイラの安置室だったと考えられているそうです。
見れば見るほど驚く都市機能の高さ
太陽の神殿以外にも日時計や天体観測のための石でできた装置があります。また、水路が町全体に張り巡らされあちこちに水汲み場があります。なんとその水路には今もなお水が流れているのです。ほかにも石の形を自在に加工し敵から街を守ろうとした跡があちこちに見られ、ただただ驚くばかりでした。
ただ、石組みがずれていたり、崩れてしまっている場所も随所に見られ少し切ない気持ちにもなります。特に端っこの市民の居住区は主要な建物に比べると作りが甘いのか、劣化が大きいようでした。うまく修復してずっと後世まで残してほしいなと思わずにいられません。
マチュピチュでのおすすめグルメ
ありません。むしろ遺跡内は食事禁止です
マチュピチュ内は一切お店がありません。そもそも遺跡内では食事が一切禁止されています。食事は遺跡の入り口近くにある売店で軽食を買うか、隣のホテル内のレストランで摂るしかありません。
私は朝ホテルでたくさん朝食を食べてから出かけ、たっぷりとマチュピチュを堪能して遺跡を出てから売店で軽食を食べました。
空腹なんて忘れてしまうほど遺跡内をうろうろと歩き回ってしまいます。
マチュピチュでのおすすめのショッピングスポット
ありません。マチュピチュ村で買いましょう
ホテル内におみやげ屋さんがあるのかもしれませんが、ホテルの外にはおみやげ屋さんはありませんでした。お買い物はマチュピチュ村でじっくりと楽しみましょう。
マチュピチュにて宿泊したホテル
日帰り
マチュピチュは麓のマチュピチュ村からバスで移動します。観光が終わればまたバスで帰ってきて村のホテルに滞在します。
マチュピチュのすぐ隣にホテルが1件だけあるのですが、高いし予約を取るのも大変とのこと。ほとんどの人が私のようにマチュピチュ村に宿泊しています。
昼間はマチュピチュを興奮しながら堪能し、夕方からは前回の記事のように村でほっこりする、そんなサイクルがとても居心地がよかったです。
マチュピチュ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
英語のツアーに合流
マチュピチュへは2日間通いました。初日は英語ガイドのツアーに参加です。マチュピチュの歴史や場所の歴史を聞きながら、ツアー参加者のアメリカ人のご婦人3人と仲良くなり一緒にお昼を食べたりしながら楽しく過ごしました。
2日目は、自由行動です。とはいえ、マチュピチュへのチケットはツアー会社が全て手配してくれているので安心でした。前日にあらかた説明を聞いていたので今度は気に入った場所をもう一度訪れてゆっくりと見学したり、ツアーでは行かなかった場所をうろうろと探検したりしました。
マチュピチュ旅行に必要な持ち物
トレッキングシューズと動きやすい服装、帽子とお水は必携です。
入り口から遺跡までは少し山登りをします。遺跡内は坂道で日差しを遮るものがありません。
また、遺跡内にお店はないのであらかじめ麓のマチュピチュ村等でボトルのお水を購入して持って行きましょう。広い遺跡を歩き回るのでのどが渇きます。
マチュピチュ旅行での注意点
- バスは並ぶので時間に余裕を持ちましょう
- 遺跡を守るためのルールがたくさんあります
- 標高が高いので日焼けには注意しましょう
マチュピチュ村からの往復はバスのみです。当然行きも帰りも多くの人で常に行列です。バスはどんどん来るのでわりとすぐに乗ることができますが、移動がある場合は時間に余裕をもったほうがいいでしょう。
遺跡を守るために多くのルールがあります。食べ物の持ち込みもそうですが、金属のポール(杖)も禁止ですし、当然遺跡の石組みの上に乗ったりすることもできません。たくさんの人がいますがみんなきちんと守っていました。
まとめ
ついにマチュピチュまでたどり着き、私の旅もそろそろ終わりが近いなと感じ始めました。遺跡の隅っこのほとんど人が来ない場所に座って、ぼーっ景色を眺めながらよく無事にここまで来られたなと考えていました。
日本からはるか遠く、ペルーに入ってからもさら飛行機、電車、バスを乗り継ぎようやくたどり着く大変な場所です。長期の日程を組まなければ簡単に訪れることができないこの場所に来られ、2日間遺跡を堪能できたことは本当に幸せでした。いつかまた、再訪したい場所です。
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