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マチュピチュ村旅行体験記
いよいよマチュピチュに向かって出発です。マチュピチュの麓にあるこのマチュピチュ村が滞在の拠点となります。クスコから電車でしか来られないこの村は小さくて穏やかで居心地がよく、マチュピチュ散策で疲れた体を休めるのにピッタリなところでした。
マチュピチュ村旅行について
- 観光客がみんな集うマチュピチュ観光の拠点の村
- なにもない、とにかく田舎でのどかで癒される
- 年配女性の伝統ファッションがかわいすぎる
マチュピチュ村は観光地ではありません。あくまでもマチュピチュ観光の拠点の村です。そのため、街の中心地にはレストランやカフェ、おみやげ屋さんがたくさんありますが、山の中の素朴な村なので住民ののどかな生活が見られてとても楽しいです。
クスコもそうでしたが、村を歩いていて特に目を引くのが、年配の女性のキュートすぎる格好です。ふわっとした膝丈スカートにカラフルなカーディガンを着て、長い髪を両サイドで三つ編みにして、山高帽をかぶるその姿がかわいらしくて何枚隠し撮りをしたかわかりません。
マチュピチュ村旅行のおすすめのスポット
クスコ⇔マチュピチュ村は電車の旅
クスコ(もしくは近郊の駅)からは電車で移動します。ごつごつとした山の中を抜けてゆったりと走る電車の旅はとっても快適です。
行きは、4人掛けのボックス席でした。同席になった人たちとおしゃべりしながら旅情報を交換したり、スペイン語をちょっと教えてもらったりしながら過ごしました。
帰りは、ビスタドームという行きと比べたらはるかに豪華な電車でした。二人掛けで、食事も出ます。また、途中からは通路を使ってインカの踊りや、アルパカの毛糸で作られた服を紹介するファッションショーも始まり、ずっと退屈することなく楽しめました。
ほのぼのとしたアルマス広場周辺
マチュピチュ村はとても小さく、人口も3000人ほどなのだそうです。ですが学校や教会がちゃんとあり、人々の生活を垣間見ることができます。夜になると村にあるグラウンドでサッカーをしていたり、通りで子供たちが元気に遊んでいたりと穏やかで優しい空気が流れていました。
特になにもない村なので、村の中心のアルマス広場に行って、コーヒーを飲みながらベンチに座ってゆっくりと過ごしていました。時間によっては警察官がたくさん出てきて、国歌を流しながら国旗の掲揚をするシーンにも出会えます。その時は、立つように促されますのできちんと従いましょう。
村はずれにはなんと温泉があるんです
村の中心を流れる川沿いを上って奥に進むと、なんと温泉があるのです。マチュピチュ村は以前アグアスカリエンテスという名前で、日本語にするとまさに「熱いお湯、温泉」です。旅を始めてからはシャワーばかりでなかなかお風呂に入ることができずにいたので、もう行くしかありません。しかも温泉♨だなんて大興奮です。
もちろん日本の温泉とは全く違い、屋外に大きなプールが何個もあり、水着を着て男女混浴で入るスタイルでしたが、やっぱりゆったりとお湯に浸かれるなんて最高です。ぬるいお湯でしたが、疲れも和らぎ幸せな気分になりました。
水着はレンタルで借りられるのでもっていかなくても大丈夫です。
マチュピチュ村でのおすすめグルメ
アルパカのお肉とセビーチェを堪能
マチュピチュの麓なので基本的にはツーリストのための街です。そのため、西洋風のメニューを扱うお店もたくさんありますが、やはりローカルな料理を食べなくちゃと思い、ホテルの人におススメのお店を紹介してもらいました。
そこでは何とアルパカの肉料理が。もちろん注文。あのかわいらしいお顔を思い出すと複雑でしたが、少し噛み応えのあるおいしいお肉でした。ほかには、ペルーならではの、生の魚介類をマリネにしたセビーチェとペルー産のビールをいただき、大満足でした。
生の魚を食べるのは久しぶりで、やっぱり私は日本人だなぁなんて思いながら滞在中何度か食べました。
マチュピチュ村でのおすすめのショッピングスポット
駅周辺におみやげ屋さんだらけ
駅周辺には屋台のような、マーケットのようなおみやげ屋さんがたくさんありました。チープな、でもなんだかかわいいおみやげがありますのでうまく値下げ交渉をしながら買い物を楽しめます。
駅から少し離れたところにはぽつぽつといろいろなお店が並んでいます。ちゃんとしたお店はアルパカの毛糸を使用した服や、石(パワーストーン的な)のお店がありますがマーケットに比べるとぐっとお値段が高くなります。でも、インカローズを使ったインカクロスの形のペンダントなど、とても良い記念になりそうなもが売っていました。
マチュピチュ村にて宿泊したホテル
アンディーナ ラグジュアリー ホテル
こちらもツアーで用意されたホテルです。久しぶりにちゃんとした、スタンダードなホテルに滞在しました。(話が前後しますが、前回のクスコのホテルはこのホテルの後に滞在しました。)ログハウス風の部屋にはテレビがあり、広いお風呂とトイレもあり快適でした。アメニティも揃っているなんて久しぶりです。この前日、乗り換えの関係でほんの数時間の滞在で取った超格安ゲストハウスが12人部屋だったこともあり、うれしさ倍増です。
ここでフロントをしていた女の子と仲良くなれたこともいい思い出です。
マチュピチュ村旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人ツアー
クスコではドライバーとガイドがいましたが、ここから先は自分で移動です。でも、移動手段やチケット、ホテルはすべて手配済みですので安心して行動できました。
ただでさえペルーは国際線の玄関口であるリマとマチュピチュの距離があるので、安全のためにもやはりツアーを利用するのが安心できると思います。ホテルへの送迎があるだけでも気持ちに余裕が生まれます。と言っても、クスコやアグアスカリエンテスはいたって平和で全く危険な雰囲気はありませんでした。
マチュピチュ村旅行に必要な持ち物
特にありません。
もしも気になるようであればウエットティッシュなどあると安心かもしれません。
マチュピチュ村旅行での注意点
- クスコよりはだいぶ低いけれど、標高が2000mくらいあります
- 中心部から離れると夜は真っ暗になるので気を付けましょう
- 坂道が多いし砂ぼこりもあるので歩きやすい服装で行きましょう
中心地は観光客が多く、夜でもレストランやおみやげ屋さんで明るいので案心して過ごせますが、だんだん奥の方に進むにつれて街がさみしくなってしまいますので夜に外出するのであれば広場周辺にいたほうがよいでしょう。
クスコに比べたら低いけれど、それでも標高は2000m近くあります。お酒を飲んで走ったりすると苦しくなる人もいるそうなので、飲みすぎに注意してゆっくりと行動したほうがよさそうです。
まとめ
マチュピチュ村はホテルに泊まるだけの場所だと思っていたら大違いでとっても楽しい場所でした。
こんな山奥の村にも日系人はいたようで、日本語の名前のお店もちらほらとありました。移民当時にその日系人も温泉に入っていたのかななんて考えながら、日本を少しだけ感じることができました。
マチュピチュに行くことがメインですが、体験記にあえて書いてしまうくらい私にとっては思い出深い大好きな場所になりました。
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