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サンフアンアイランド旅行体験記
バンクーバーを一緒に旅行した友達に誘われ、聞いたこともなかった島、サンフアン島へ行くことになりました。のどかで、自然の美しい島なのだそうです。
そこには、今まで私が見てきたアメリカやヨーロッパの街とは全然雰囲気の異なる素朴な田舎のアメリカがありました。
サンフアンアイランド旅行について
- 車ごとフェリーに乗って船の旅を満喫
- 疲れた体も心も癒してくれるキレイな海やラベンダー畑
- 島で撮れるシーフードやオーガニック野菜が最高においしい
シアトルから北へ向かい、港からはフェリーで向かいます。フェリーも快適でデッキに出たりしながら過ごすとあっという間に到着しました。島はとにかくのどか。こんなにゆったりとした空間がアメリカにあるんだって思うくらいにのどかです。島のどこを走っても自然豊かで、食事も新鮮な食材を使っているのでとてもおいしく、旅で疲れた心も体をリフレッシュするには最高の場所でした。
サンフアンアイランド旅行のおすすめのスポット
島のメインエリア フライデーハーバー
フェリーが発着するフライデーハーバーは島で一番にぎわうエリアです。地元のおいしい食材やフードを販売するファーマーズマーケットは住民と観光客でにぎわい、シーフードのおいしいレストランやオシャレなカフェなども並んでいます。
夜、クラブに行ってみると、80歳をとうに過ぎていそうなおじいちゃんがオシャレなシャツを着て楽しそうに踊っている姿にびっくりしました。おじいちゃんの近くには若い子たちがたくさんいて、年代関係なく楽しめるって素敵だなと思いました。
女子なら絶対に好き!ラベンダー畑
車を走らせていると大きなラベンダー畑に到着しました。広い広い敷地には数種類のラベンダーがちょうど見ごろで、見渡す限り紫の世界です。畑の中をラベンダーに囲まれて歩いてみたり、ベンチに座ってひろい畑を眺めていたり、ずっとここにいられます。
もう、どれだけ写真を撮ったかわかりません。いつもは一人旅なので風景や建物ばかりを撮るのですが、今回は友達と一緒なのでお互いを撮ったり、セルフィーで撮ったりと女子らしいことを満喫しました。
島全体が穏やかな海と豊かな自然だらけ
基本的になにもない自然あふれる島なので、海沿いを走れば穏やかで透明な美しい海を眺めることができ、内陸に向かって走れば豊かな自然の森や広い牧場が広がります。
特にこれといった観光地はないのだけど、その自然を眺めているだけで日常のせわしなさやビルばかりの世界から解放されて穏やかな気持ちになります。
気ままに車を走らせ、よさそうなところに停めてふらふらと歩いて、そんなことばかりしていました。
サンフアンアイランドでのおすすめグルメ
新鮮なシーフードを堪能
フライデーハーバーにはおいしそうなシーフードレストランがたくさんあります。高いレストランや、店先で生のオイスターを買ってその場で食べられるオイスターバーなどがありました。シアトルにもオイスターシューターという牡蠣が入ったカクテルがありますが、この辺りは新鮮な牡蠣が採れるみたいです。
ほかにもエビやイカなどをグリルしたものなど、日本人にも食べやすいおいしい料理がたくさんありました。
サンフアンアイランドでのおすすめのショッピングスポット
ラベンダー畑のショップでラベンダーグッズを買い込む
ラベンダー畑には素敵なギフトショップが併設されていて、畑で咲いたラベンダーを使ったオーガニックの商品がたくさん売られていました。
香水、化粧水、クリーム、石鹸、ポプリ、ハンドクリーム、キャンドルなど、全部ほしくなるようなものばかりです。パッケージもキュートで、もちろん香りはパーフェクトに良くておみやげにピッタリです。
貧乏旅をずっとしていましたが、ここでは我慢できずたくさん買い込んでしまいました。
サンフアンアイランドにて宿泊したホテル
レトロ?少し怖い?小さなキャビン
友達と宿泊先を探していたところ、とても安い部屋がありました。でも、ちょっと説明が変わっていたため問い合わせたところ、2段ベッドのあるキャビンで、お風呂とトイレは本館のゲストハウスまで歩いてきてもらうとのこと。安いしおもしろそうなので早速予約しました。
実際鍵を受け取って、本館から少し庭を歩いていくと小さな小さなログハウスがぽつんと1件だけありました。作り付けの2段ベッドがあるだけのほんの四畳半程度のキャビンはちょっとだけ怖く、でもちょっとワクワクする素敵な部屋でした。キッチンなども全部きれいな本館にあるので寝る以外は本館のリビングで過ごしていました。
サンフアンアイランド旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
フェリーのチケットとホテルを予約するだけの簡単な二人旅です。運転は彼女にお任せしっぱなしですし、フェリーの時間以外は自由気ままに車を走らせて、よさそうなところで車を降りて自然を満喫する行き当たりばったりの旅行でした。
走っている車もとても少ないので、国際免許を取得していれば運転できたのになと思いました。都会を運転するのはとても勇気がいりますが、こんな田舎道であれば左ハンドルも日本と逆の道路もきっと乗りこなせそうです。
サンフアンアイランド旅行に必要な持ち物
国際免許証
交通機関を利用して島を回ることは難しそうです。フライデーハーバーにはレンタカーのお店もあったと記憶していますが、いずれにしても車が無いと島を堪能することはできません。逆に、交通量が多くないので運転自体はできてしまうと思います。
長袖を1枚
夏場でも朝晩は寒いくらいになる日があります。念のため1枚長袖を持っていくと安心です。
サンフアンアイランド旅行での注意点
- 行きのフェリーに乗るまで時間がかかります
- 移動手段は自動車のみです
- 夏場でも海水が冷たいので海水浴は難しいです
シアトルから北上してフェリー乗り場に近づくと、フェリーに乗り込む車の渋滞になっていました。乗船時間よりかなり早めに到着するようにした方がよいです。道沿いには渋滞を見越しているのかフードトラックなども出ていてみんな動かない車から降りて買って食べていました。
カナダとの国境、だいぶ北に位置しているので夏場でも海水は冷たくとても泳げる感じではありませんでした。もちろん、泳いでいる人もいたのですが、友達も””crazy””だと言っていました。
まとめ
友達が誘ってくれなければ恐らく知ることのなかったマイナーな島でしたが、自然豊かでゆったりと時が流れるひとときを過ごすことができました。日本でいうと、きっと淡路島とか佐渡島が雰囲気似ているんじゃないかと思います。観光続きの毎日でちょっとおなか一杯気味だったのですが、自然の中でのんびりしたことでだいぶリフレッシュでき、またどんどん観光しようと思わせてくれる旅になりました。
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