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サンタ・ドメニカ祭に念願叶って行ってまいりました!
神戸ルミナリエや東京ミレナリオの元になった、イタリア・スコッラーノのサンタ・ドメニカ祭。夏休みを利用して行ってまいりましたので、その時の模様をレポートしたいと思います♪
サンタ・ドメニカ祭とはどんなお祭り!?イベント概要ご紹介
- イタリア人たちと一緒に夏の夜を満喫できる点
- 真夏にイルミネーションを楽しむことが出来る点
- 日本のイルミネーションとの違いを感じることが出来る点
サンタ・ドメニカ祭はスコッラーノの街の守り神(守護聖人)聖女ドメニカを祝福するためのお祭りです。毎年7月5日~10日頃に開催され、イタリア人たちは、守護聖人とあわせ、夏の始まりをお祝いします。お祭りの中で行われる、日本の神戸ルミナリエや東京ミレナリオの元祖ともなったイルミネーションが最大の見どころ。真夏に見るイルミネーションはなんだか不思議で神秘的!日本のイルミネーションとは異なる、イタリアならではの演出も、味わい深いものがあります。
サンタ・ドメニカ祭で是非チェックしてほしいポイント5選
とにかく明るい!光り輝くルミナリエたち
イルミネーションは、イタリア語で「ルミナリエ(Luminarie)」と言います。イタリアでもイルミネーションは基本的には冬の風物詩。しかし、サンタ・ドメニカ祭では、一連の宗教行事の中で、イルミネーションが開催され、お祭りのハイライトとして人々に親しまれています。点灯するのは、毎晩夜21時から深夜2時頃まで!日の入りと同時に始まるイルミネーションは、あまりの明るさに、まるで昼間が引き続き、続いているかのよう!日本のイルミネーションの2倍、3倍もの光の洪水を、是非現地でご体感ください。
Massimo Marianoの優雅なイルミネーション
サンタ・ドメニカ祭のイルミネーションは、エリア毎にそれぞれ違う団体によってプロデューサーされています。個人的に最も気に入ったのがこちらの、マッシモ・マリアーノ(Massimo Mariano)によるルミナリエ。神戸ルミナリエや東京ミレナリオにも似た、上品な長い光のアーチが特徴的で、当日はイタリアの人気歌手ロビー・ファキネッティ(Roby Facchinetti)の歌に合わせて、イタリアらしい陽気な演出を見せてくれました。
De cagna luminarieのヨーロッパ風イルミネーション
ドーム型のイルミネーションが印象的なこちらはデ・カーニャ・ルミナリエ(De cagna luminarie)が手掛けるイルミネーション。デ・カーニャ・ルミナリエは日本への来日経験もあり、神戸ルミナリエの設営等も担当されているそうです。イタリアの教会を彷彿とさせるドーム型のイルミネーションは異国情緒たっぷり!セレナーデ風の音楽も独特で、日本とは一風変わったイルミネーションを堪能することが出来ました。
Mariano Lightの現代風イルミネーション
直線のアーチが印象的なマリアーノ・ライト(Mariano Light)の手がけるルミナリエ。一見、現代的な印象でしたが、いざパフォーマンスが始まると、カンツォーネの調べにあわせてゆっくりと光が動き始め、ギャップがとても素敵でした。
私たちが行った日はオープニングパートを担当。光のアーチは街一番の大通り「レッチェ・レウカ通り(Via Lecce Leuca)」を埋め尽くしており、この通りを進むと、先ほどのデ・カーニャ・ルミナリエの手がけるドーム前の広場に出ることが出来ました。
サンタ・ドメニカ祭の最後を飾る大輪の花
夜21時頃から順番に光と音のパフォーマンスが行われていくサンタ・ドメニカ祭。3団体がそれぞれ2回パフォーマンスを行った後、夏の夜空に大きな花火が打ちあがりました。時刻はなんと24時!時差ボケもあって、途中、少し眠かったのですが、さすがにこの時間になると日本は朝(笑)!夜空にあがる花火とイルミネーションとのコラボは夏と冬が一緒にに来たようで、不思議かつとても魅力的なものでした。
サンタ・ドメニカ祭のとっておきグルメ、これだけは食べてみて!
Pasticciotto Leccese
パスティッチョット・レッチェーゼは、スコッラーノから車で30分ほどのところにあるレッチェという街で生まれた郷土菓子。全国的に食べることが出来ますが、せっかくの機会なので、是非、スコッラーノ滞在の折にお召し上がりください。マドレーヌとタルトが合体したようなお菓子で、中にクリームやカスタードが入っています。カフェやお菓子屋さんに売っているのですが、店によってサイズや中身が微妙に異なる点もポイントです。
サンタ・ドメニカ祭にあったら便利なものってなぁに?
「Rome2rioアプリ」
ローマ・トゥ・リオ(Rome2rio)は、ルート検索スマホアプリ。スコッラーノ旅行に限らず、イタリアを旅行される方には絶対オススメのアプリですす。ローマ・トゥ・リオの長所はなんといっても、電車・タクシー・バスなどあらゆる交通機関を踏まえた最適な道案内をしてくれる点。所要時間だけでなく、料金なども表示されるので、あらゆる観点から、最適なプランをチョイスすることが出来ます。
サンタ・ドメニカ祭で注意するべきこととはどんなコト?
「ホテルは旅程に合わせて、早めに手配しましょう」
スコッラーノはとても小さな街なので、ホテルが少なめ。しかも、基本的には個人経営です。スコッラーノにご宿泊予定の方は、早めに手配するのが◎スコッラーノから約30キロのところにあるレッチェまで行くと、チェーン系のホテルもたくさんあるので、気になる方はそちらで手配してもよいかもしれません。いずれにせよ、お祭りは夜、21~24時頃開催されるので、前後のご予定などを鑑みながら、宿泊先を早めに決められることをオススメします。
まとめ
聖女ドメニカの日は7月6日。イルミネーションが開催される前には、ミサも行われるので、カトリックの宗教文化に触れることも出来ます。少々アクセスが悪いものの、その分、目の前でイルミネーションが点灯した瞬間の感動はひとしおなハズ!想像以上の音と光の迫力に、圧倒されること間違いありません。是非イタリア人たちと一緒に、夏の夜のひと時をお楽しみください。
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