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タスマニア旅行体験記
オーストラリアへ住んでいた頃、たくさんの人にタスマニアを訪れることをおすすめされたのがタスマニア旅行のきっかけ。オーストラリア、特にタスマニアは自然や独自の野生動物が魅力の一つです。さらに、タスマニアはキャンプ好きには最高の旅行先です。
タスマニア旅行について
- 島には18の国立公園が!手つかずの大自然を堪能。
- 野生動物は目の前。自然の中でキャンプを楽しもう。
- ホバートの老舗サラマンカマーケットでショッピングも
オーストラリアの東南にあるタスマニアは、北海道の面積の8割ほどの小さな島です。
島内には18もの国立公園があり、さらに島の面積の2割が世界遺産に登録されています。
世界一キレイな空気と言われているように、大気汚染が少なく、透き通ったキレイな空気と水が楽しめます。
オーストラリア本土とはまたひと味違った自然や野生動物に触れながらキャンプができるのも魅力の一つ。
首都のホバートでは1972年から続いているサラマンカマーケットもおすすめ
ここは楽園?ベイ・オブ・ファイヤーズ
ベイ・オブ・ファイヤーズは、タスマニアの北東部にあるマウント・ウィリアム国立公園の一部海岸線のエリアを指します。白い砂浜と限りなく続く青い海のコントラストの美しさは有名で、過去に世界で2番目にキレイなビーチに選ばれたことがあります。
頂上からの景色が最高。マウント・ローランド
マウント・ローランドは、タスマニアの北西部の壁画で有名な街シェーフィールドの近くにある標高1233メートルの山です。こちらの山は入山料はかからないので、無料でトレッキングを楽しむことができます。さらに初心者向けから上級者向けまで、3パターンのトレッキングコースが用意されているので、自信がなくても気軽に挑戦することができます。岩が連なるロッキーな頂上から眺める広大な景色は、トレッキングの疲れも吹っ飛ぶほど美しいです。
1972年から続くサラマンカマーケットでショッピング
タスマニアの州都、ホバートには1972年から続く有名な週末マーケットがあります。このサラマンカマーケットでは、食・クラフト・洋服・アクセサリー・アートなどタスマニア産の様々なジャンルのショッピングが楽しめます。サラマンカマーケットのもう一つの名物は路上での路上パフォーマンス。誰かが演奏を始めたら多くの人が足を止めて音楽に聞き入り、時にはみんなで一緒に歌ったり踊ったり、海外ならではの素敵な光景がここでは楽しめます。ホバート近郊に数泊宿泊するのであれば、ここで新鮮な野菜やフルーツを買って自炊を楽しむのもいいでしょう。
タスマニアでのおすすめグルメ
魔女の宅急便のパン屋のモデルになったベーカリー
タスマニア北部のロンセストンと南のホバートのちょうど中心にあるロスという小さい街に、ジブリ・魔女の宅急便に出てくるパン屋のモデルになったロス・ビレッジ・ベーカリーがあります。こちらのベーカーリーはこじんまりとしていてとっても素敵な雰囲気です。家族やもちろん一人でもゆっくり楽しめると思います。ケーキやパン、コーヒーも美味しいので、ぜひおすすめです。
タスマニアでのおすすめのショッピングスポット
州都ホバートでウィンドーショッピング
自然豊かなタスマニアですが、州都のホバートは近代的な街並みでショッピングも楽しめ、街の中心地は様々なジャンルのお店が立ち並びます。中でもアウトドアショップやキャンプ用品店が多く、オーストラリアやニュージーランドのアウトドアブランドもあるのでここでしか買えないアイテムもゲットできるはず。タスマニアでキャンプや登山を予定しているのであれば、ホバート近郊のアウトドアショップで購入するのもおすすめ。店員さんはタスマニアの自然に詳しい人が多いので、適格なアドバイスを受けながら買い物が楽しめることでしょう。
タスマニアにて宿泊したホテル
ラトローブ・マージン・リバー・キャラバンパーク
こちらの宿泊施設はロッジタイプの個室もありますが、ほとんどがバンタイプの車を停めたり、持参したテントをキャンプサイトにセットして宿泊するタイプです。良い点は価格がリーズナブルな点とオーナーが親切な点。旅行でほとんどの出費を占めているのが交通費と宿泊費ですが、キャラバンパークを利用すると宿泊費がかなり抑えられます。オーナーはとても親切できれい好きなので、キッチンやバスルームの共有スペースは常に清潔に保たれています。良くなかった点は特にありませんが、強いていえばバスの本数が少ないので交通の便がよくない点です。
タスマニア旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
個人手配の旅行の良さは、全て自分で決められるという点。今回のタスマニア旅行では特に困ったことはありませんでしたが、強いて言うのならオーストラリア人の英語に苦戦しました。オージーイングリッシュという言葉があるくらい、オーストラリア人の英語には独特なイントネーションとアクセントがあります。レストランやショッピングをする際に会話がスムーズにいかなかったことは今になればいい思い出です。
タスマニア旅行に必要な持ち物
オーストラリア本土とは異なり、タスマニアは年間を通じて気温が低い場所です。日本でいうと北海道のような場所なので、どのシーズンに行くとしても防寒着は必須です。夏にあたる12月~2月は一日の気温差が激しく、朝晩は10度以下で日中は30度を超えることもあります。また、湿度が低くカラッとしていて肌が感想しやすいので、いつも以上に保湿を心かけましょう。また、タスマニアはオーストラリアの中で最も紫外線が強いと言われています。日焼け止めと帽子やサングラスなどで対策をすることをおすすめします。
タスマニア旅行での注意点
- 常に紫外線対策を!曇りでも日焼け止めは必須。
- ホバートやデバンポートの街中では車上荒らしに注意。
- 野生動物が多いので車の夜間運転は控えましょう。
オーストラリアで最も紫外線が強い場所なので、曇りだとしても必ず紫外線対策を。そして治安は比較的いいですが街中では車上荒らしが発生します。レンタカーをする場合は最低限のことは守っておくと安心です。また、ワラビーやカンガルー、ウォンバットや希少動物のタスマニアデビルなどが生息しているので夜間運転はできるだけ控えましょう。
まとめ
オーストラリアと聞くと真っ青な海や赤土の広大な大地を真っ先に思い浮かべる人がほとんどだと思います。しかし、タスマニアは全く異なる雰囲気と魅力があるんです。一歩足を踏み入れてみると、現代的なキレイな街並みや手つかずの大自然、希少動物など、いろんなものが混在しているこの島に魅了されること間違いなし。トレッキングやキャンプ、ビーチでのんびりしながら過ごした時間は、私にとって特別な経験となりました。日本からはそれほど遠くない、この魅力的な小さい島は年齢問わずどなたにもおすすめです。
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