目次
プノンペン旅行体験記
シェムリアップからバスに揺られてプノンペンに行ってみました。ポルポト政権の時代や地雷の問題など重く暗いイメージのあるカンボジアですが、観光地のシェムリアップでは感じることはありませんでした。ならば首都プノンペンはどうだろうと思い、足を運ぶことにしました。
プノンペン旅行について
- 予想以上に発展した街並みにびっくり
- 王宮はキラキラゴージャスですばらしい
- 日本の援助でできた橋や道がちらほら
到着したプノンペンは常夏の青い太陽の下、活気があって、まさにこれから発展していこうとしている様子が伺える街でした。主要な道路は日本をはじめ諸外国からの援助でどんどん作られ、最初に感じていた重く暗いイメージから脱却している最中なのだと実感。日本の援助で建造された橋や道を示した大きなプレートがあり、日本人としてなんだかうれしくなりました。
王宮もまだ新しく、美しく壮大でキラキラ光る金色が青い空とよく合っていました。王宮前の広い広い広場といい、王宮といいとても壮大です。
プノンペン旅行のおすすめのスポット
ゴージャスな王宮
“王宮に向かって歩いていると広い広場が見えてきます。各国の旗が立てられ(その中には日本の国旗もあります)、その先にはまるで海のような川が流れていて雄大な景色が広ります。
ゲートから中に入るとキラッキラの建物が目に入ってきます。青い空に金色のクメール様式の建物がとてもよく映えています。王宮の中に入ることはできませんでしたがその外観を眺めるだけでもゴージャスな気分になります。”
王宮の中にある寺院シルバーパゴダ
王宮と同じ敷地内にあるシルバーパゴダも必見です。王宮と同じく美しいゴールドのクメール建築の寺院です。屋根の金色と柱の白のコントラストがとても素敵な建物です。
こちらは中に入ることができました。中にはキラキラと輝く宝飾品や仏像などが展示してあり、目を奪われます。また、回廊には色鮮やかな壁画も描かれています。
プノンペンの名前の由来になった寺院ワットプノン
首都プノンペンの名前の由来になったという言い伝えのある寺院、ワットプノンは丘の上にあります。
猛暑の中、頑張って階段を上って丘の上まで行くと、さっき下から見えた白い塔のある寺院に到着します。寺院の中はたくさんの市民が祈りをささげていました。
ちなみに、丘の下の広場ではおそらく高校生くらいの若者たちがムカデ競争のようにながーい行列を作って楽しそうに遊んでいる姿がありました。過去の大量虐殺で若い人の割合の高いカンボジア、これから彼らが国を作っていくんだろうなと思わずにいられませんでした。
プノンペンでのおすすめグルメ
高くてもエアコンのあるレストランがおススメ
街にはたくさんのレストランがあります。いつもは安いローカルなお店に入るのですが、そういったお店はたいていエアコンのない開けっ放しのお店です。プノンペンはあまりの暑さに高いとわかっていてもついついエアコンの効いたレストランに入ってしまいました。暑さのせいで食欲もなくほとんど食べませんでした。が、代わりにフレッシュなマンゴージュースばかり飲んでいました。目の前でしぼってくれるマンゴージュースはとにかくおいしくて最高でした。
プノンペンでのおすすめのショッピングスポット
そういえば、おみやげ屋さんがあまりない
滞在時間が少なく、あまりじっくりと街を散策できなかったせいもありますが特に観光地でもないせいかおみやげやさんをほとんど見かけませんでした。
時間がなく行くことができませんでしたが、プノンペンにはイオンモールがあります。そこでおみやげを買えばいいと宿のオーナーが教えてくれました。
プノンペンにて宿泊したホテル
カンボジアの雰囲気を味わえないHOSTEL NOMADOS
移住してきた白人男性が経営するゲストハウスでした。部屋の内装も玄関先で営業していたカフェたも洋風でおしゃれだし、何といっても英語がとってもスムーズで快適でした。
今回は女性専用3人部屋に宿泊だったのですが、宿泊者はなんと私だけ。1人で使うには少し広い部屋にたった1人でいることは、見ず知らずの人と一緒に過ごすよりもずっと怖くてさみしいものでした。お値段で考えたら、安いのに広い部屋を独り占め!なのですが、そんな気分にはなれませんでした。
プノンペン旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
シェムリアップの街中にあった旅行会社でプノンペン行きのバスを予約し、バスターミナルからはトゥクトゥクに乗り換えてゲストハウスまで。宿のオーナーが事前に道案内をしてくれていたのでスムーズに到着しました。バスはかつて日本で使われていたもので、社内のあちこちに日本語があり嬉しくなりました。
たまたまゲストハウスのカフェで出会った韓国人の男性と一緒に観光をすることに。2人だとトゥクトゥクの代金も割り勘できるし、自分の写った写真も撮れるし、何といってもおしゃべりできるしと、ちょっとテンションが上がりました。
プノンペン旅行に必要な持ち物
暑さ対策、日焼け対策が欠かせません。かなり暑く、強い日差しが照り付けます。日焼け止めや帽子は必須です。
また、あちこちにお水が売っているのでそんなに心配はいりませんが、常に携帯してこまめに水分補給をしてください。
プノンペン旅行での注意点
- 他のアジアの国と比べると少し治安に心配があります。
- 暑くて湿度も高いので体調管理に気を付けましょう。
- 道路状況がよくないので移動の際は時間には余裕を持ちましょう。
プノンペンはシェムリアップと比べると治安があまりよくありません。危険というわけではないのですが、同じ首都でもベトナムのホーチミンと比べてもなんとなく怖い感じがします。韓国人の子に夜の街を散策しないかと誘われましたが、たとえ男性と一緒でもなんだか怖くて行きませんでした。もちろん昼間はビクビクする必要はありません。
まとめ
プノンペンはまさにこれから発展していく街でした。内線から立ち直り、若い世代がどんどん活躍していくんだろうなと思う一方で、なんとなく感じる不安で一人で路地を歩くのは少し警戒してしまう部分もありました。それでも、また行く機会があればもっと長く滞在して街をじっくりと眺めたいと思わせてくれる街でした。
この記事へのコメントはありません。