さあ絵本の世界へ♪スウェーデンの首都ストックホルムで癒され女子旅| トラベルダイアリー

さあ絵本の世界へ♪スウェーデンの首都ストックホルムで癒され女子旅

目次

ストックホルム旅行体験記

初めての海外旅行先に選んだのがスウェーデンでした。
スウェーデン北部に住んでいる友達に会うのが主な目的でしたが、その前にストックホルムを一人旅することにしたのです。
私の人生初、ドキドキワクワクの海外一人旅の思い出をお伝えします。

ストックホルム旅行はこんなに楽しい♪

おすすめのポイント
  1. 【旧市街・ガムラスタン】まるで絵本の世界♡かわいい街並みを散策
  2. 【ヴァーサ号博物館】17世紀の戦艦が目の前に!大航海時代のロマンを体感
  3. 【ストックホルム市庁舎】荘厳な美しさの中に、“知の祭典”の熱気を感じて

北欧・スウェーデンの首都、ストックホルム。海と川に囲まれ、たくさんの橋が架かり、石畳の道沿いには色とりどりの可愛らしい建物が並ぶ様子は、さながら絵本の世界です。私が訪れたのは、そんなストックホルムの中でも特に観光地として名高いスポット。美しい中世ヨーロッパへ連れていってくれる旧市街、17世紀のスウェーデン海軍の威信を今に伝える戦艦、名建築と名高い荘厳な市庁舎。洗練されたおしゃれな雰囲気の中に、どこかほっこり優しい空気が漂うこの街で、癒しの旅を楽しんできました♪

ストックホルム旅行のおすすめスポット

ガムラスタン

ストックホルム空港から高速バスで約30分。最初に訪れたのはスウェーデン観光の目玉スポット「ガムラスタン」です。
ストックホルムの旧市街にあたるガムラスタンは、中世の面影を今に残すとっても魅力的な街。
「魔女の宅急便」のモデルとしても有名で、時計塔のある「ストックホルム大聖堂」や「ドイツ教会」が街を飾っています。
細い石畳の道を抜けた先には「ノーベル博物館」に「ストックホルム宮殿」などの名所旧跡がめじろおし!
カラフルでかわいい建物を眺めながら散策したら、絵本の中に入ったようで心弾みました♪

ヴァーサ号博物館

続いては「ヴァーサ号博物館」へ。
1628年に沈没したヴァーサ号は、333年も海底で眠っていたにも関わらず、1961年に驚くほど良い状態で引き上げられました。
ほぼ原型通りに復元され、“現存する唯一の17世紀の戦艦”として世界中から訪れる観光客を迎えています。
豪華な装飾や人骨など、大航海時代のロマンに満ちた展示物はどれも必見です!
アクセスは「ストックホルム中央駅」からバスで約15分ですが、私はガムラスタンから1時間ほど歩きました。途中の街並みもとってもきれいでしたよ。

ストックホルム市庁舎

次にやってきたのは「ストックホルム市庁舎」です。
これが市庁舎?と目を疑うほど、美しく格式高い佇まい。湖を背景にレンガ造りの建物が悠然とそびえています。
こちらでは専門ガイドが案内する見学ツアーに参加しました。ノーベル賞晩餐会の会場となる「青の間」や舞踏会が開催される「黄金の間」は豪華絢爛かつ荘厳。流れる空気が別格です。
ちなみに、見学ツアーの時間や料金はシーズンごとに異なります。
また、絶景ポイントとして有名な市庁舎の塔は冬季閉鎖です。塔を見学したい方は、6~8月が◎

ストックホルムでいただく、春を告げる国民的スイーツ❀

セムラ

私がスウェーデンを訪れたのは1月の末。ちょうどその季節にスウェーデンで多く食べられるスイーツがあります。
その名も「セムラ」。生クリームたっぷりのシュークリームのようなお菓子です。とっても甘いのですが、ほんのりスパイスが効いていて大人もおいしくいただけます。
長かった冬がもうすぐ終わる頃、イースターの前にセムラを食べるのがスウェーデンの昔ながらの風習です。春を呼ぶスイーツとして愛されていて、喫茶店はもちろん、街中のコンビニやスーパーでも売られています。ぜひ食べてみてください♪

ストックホルムの「市」で心躍るお買い物☆

ヒョートリエット広場

ストックホルムでは、ガムラスタン・ヴァーサ号博物館・市庁舎はじめ、かわいいお土産を買えるお店ばかりです。
そこで!ここではお土産屋さんではなく、とても心躍った「市」をご紹介します。
ストックホルム中心部の中でも繁華街にあたるセルゲルガータン通り。その通り沿いにある「ヒョートリエット広場」では蚤の市が開催されています。日本ではめったにお目にかかれない食材や軽食がズラリと並び、見ているだけで楽しい!
ときにはオシャレな北欧食器や衣類がお値打ちで手に入ることも。おすすめです。

ストックホルムはホテルステイもオシャレに可愛く♡

デン ジュルダ ブアテン

14の島々からなる海上の街・ストックホルムには、海に浮かぶ“舟のホテル”がたくさんあります。
「デン ジュルダ ブアテン」もその一つ。赤くて丸くて小さくて、可愛らしさ満天!見た目はこじんまりしていますが、オシャレなバーやレストラン、シャワールームが完備され、Wi-Fiやコンセントもあります。私はチェックイン後にレストラン街へ出ましたが、ホテル内で夕食・朝食をいただくことも可能です(宿泊費とは別料金)。
海の上ですが揺れもなく、波の音を聞きながら眠る快適なホテルステイでした☆

ストックホルム旅行は自由気ままに♪

個人手配

「自由気まま、気の向くまま」が好きなので、個人手配にしました。
スウェーデンは「クレジットカード・インターネット決済」社会です。そのため、バスのチケットなどは日本にいるうちに事前予約しておきました。予約時に登録したメールアドレスに届くQRコードをピッとして乗るんです!はじめは緊張しました…。
どの通りも街並みが似通っていて、私は何度か迷子になりましたが、それも楽しめるほどステキな街です。
治安が良く交通網も東京並なので、Googleマップを見ずに歩き回っても問題なしでした。

ストックホルム旅行の必需品はこの3点!

①防寒具
私は1月に訪れたので防寒具は必須でした。ヒートテックの下着にタイツ、その上から長袖長ズボン。靴下は2枚履きにしました。ただ、2019年は記録的な雪の少なさで、靴はブーツでなくてもOKでした。
②クレジットカード
スウェーデンでは、たいていの支払いをクレジットカードで済ませることができます。現金でも支払えますが、クレカなら両替の手間が省けます。
③スマホ
連絡手段や地図機能だけでなく、バスや電車に乗る際にスマホアプリが必要になる場合があります。

ストックホルム旅行でゼッタイ注意してほしいポイント

ストックホルム旅行での注意点
  1. 8時間の時差
  2. 長時間フライト
  3. 乗り換え時間

日本とスウェーデンの時差は8時間と大きいため、時差ボケする方は要注意です。
また、本やアイマスクを用意しておくと12時間に及ぶフライトを快適に過ごせます。
最重要なのが「乗り換え時間」。私は乗り換えの場所で、パスボートの読み込みに手間取っている日本人の団体に巻き込まれ、危うく飛行機を逃すところでした。余裕を持った乗り換え時間を!

まとめ

北欧・スウェーデンの首都、ストックホルム。ちょっぴり遠くてドタバタもあった旅でしたが、物語の中にいるようなドキドキとワクワクがいっぱいでした。優しいファンタジーの世界へとつながっているようなこの街を訪れたなら、きっとあなたもほんわか暖かい気持ちに包まれるはず。街全体に癒されるストックホルムの旅へ、あなたも出かけてみませんか?

おり子

投稿者の過去記事

元バスガイド・添乗員・リゾートバイター。「楽しいことを楽しみたい」をモットーに、“楽しい”を共有できる旅行記事を執筆しております。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

海外旅行おすすめ

  1. 地上の楽園!タヒチボラボラ島で過ごした夢の様な日々| トラベルダイアリー
    ボラボラ島旅行体験記モルディブかタヒチの青い海をぜひ見てみたい!と昔から思っていて、今回機会があ…
  2. ハロン湾旅行体験記ハノイの街を気の向くままに観光をしていたら何人もの人にハロン湾をおススメされま…
  3. サンマリノ旅行体験記F1が大好きで若い頃からサンマリノグランプリの聖地、サンマリノ共和国に行くこ…
  4. 西洋と東洋が交差する街・魅惑のイスタンブール| トラベルダイアリー
    イスタンブール旅行体験記トルコ航空利用でジョージアに行く際に乗継ぎ地のイスタンブールでも何日か滞…
  5. デン・ハーグ旅行体験記母も私も大好きな名画、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。本物を見るため…
  6. ラヴェンナ旅行体験記イタリア人のインスタで見た、美しいモザイク画の風景。ずっと気になっていたイタ…
  7. ホーチミン旅行体験記ベトナムの近代都市として発展中のホーチミン。今回ホーチミンを旅するにあたり、…
  8. 誰もが憧れるエジプト!ラマダン(断食)中のカイロを満喫| トラベルダイアリー
    カイロ旅行体験記ウズベキスタンに住むことになる前にイスラム圏の国を体験したい!とあえてラマダン(…
  9. 女子一人旅 in ペルー マチュピチュの麓、マチュピチュ村で温泉に入る| トラベルダイアリー
    マチュピチュ村旅行体験記いよいよマチュピチュに向かって出発です。マチュピチュの麓にあるこのマチュ…
  10. バルセロナ旅行体験記小さいころ家族でスペインを旅したとき、荘厳にそびえ立つサグラダファミリア…

国内旅行おすすめ

  1. 湯けむりが立ちぼる温泉の街♪別府で湯ごもりワーケーション| トラベルダイアリー
    別府旅行体験記湯のまち別府の温泉宿でワーケーションしながら1ヶ月滞在しました。別府は以前にも旅行…
  2. ちゅらさんの舞台!どこまでも素朴な島 小浜島| トラベルダイアリー
    小浜島旅行体験記とにかく島好きなので、沖縄の離島を制覇したい!綺麗な海を目の前にしてただのんびりす…
  3. 【八ヶ岳周辺シリーズ Part1】 樹々と水辺を求めて in May| トラベルダイアリー
    八ヶ岳周辺旅行体験記今回の旅の目的は3つありました。①音のしない空間に行きたい②樹と水に囲ま…
  4. 紅葉とグルメと舞妓体験を楽しむ京都の旅| トラベルダイアリー
    京都旅行体験記 実家の両親に子供を預けて、久しぶりに夫婦二人で京都へ行ってきました。…
  5. 海と島と橋の景色に感動☆しまなみ海道を渡って今治サイクリング!| トラベルダイアリー
    今治旅行体験記広島県尾道市から自転車でしまなみ海道の島々を渡り、愛媛県・今治市を訪れました!サイ…
  6. 【一人旅】東京の秘境、奥多摩の霊山・御岳山をケーブルカーで登る| トラベルダイアリー
    奥多摩旅行体験記東京にありながら秘境に入れる御岳山に、週末の一人旅として出かけました。ケーブルカ…
  7. 那覇旅行体験記沖縄が好きで今まで本島には何回も訪れたことがあるので、定番コースではなく沖縄のカフェ…
  8. 最強のパワースポット伊勢神宮へお参りする〜三重・伊勢旅行〜| トラベルダイアリー
    伊勢旅行体験記今回1泊2日の旅行で、お伊勢さんへお参りしてきました。小学生以来の三重県・伊勢旅行…
  9. 金沢旅行体験記北陸新幹線の開通により、数年前から少しずつ人気上昇中の石川県の県庁所在地、金沢へ……
  10. 上高地
    松本旅行体験記松本は、長野県第二の都市。日本アルプスへの中継地点という事もあり、山へ登りに行…

最新記事

  1. 女子一人旅 in シンガポール チープとゴージャスと多民族| トラベルダイアリー
    シンガポール旅行体験記 以前の旅で出会った友達に会いにシンガポールへ行きました。都市…
  2. 女子一人旅 in トルコ③ 超穴場!トルコでローマ遺跡、ベルガマ| トラベルダイアリー
    ベルガマ旅行体験記 トルコの観光地でも日本人にはあまり知られていないベルガマに行って…
  3. たまてばこ号に乗って指宿へ。指宿のマンゴーは旨い!| トラベルダイアリー
    指宿旅行体験記鹿児島の温泉と言えば指宿温泉。指宿は砂湯や開聞岳で知られています。温泉街の近くに「…
  4. 女子一人旅 in トルコ③ 白い世界と古代遺跡、パムッカレ|トラベルダイアリー
    パムッカレ旅行体験記 トルコで次に訪れたのは、真っ白な段々の石灰棚で有名なパムッカレ…
  5. 沖縄最高の1日の過ごし方 〜海・滝・サンセットに癒され旅〜| トラベルダイアリー
    沖縄旅行体験記沖縄の泳げて遊べる面白い滝をご存知ですか?沖縄に来たなら海だけではなく是非この滝も…
  6. 女子一人旅 in 中国② 西塘で清朝の時代にタイムスリップ?|トラベルダイアリー
    西塘旅行体験記前回訪れてから2年、再び友達を訪ねて中国へ遊びに行ってきました。前回は友達が空港ま…
  7. まだあまり知られていない、鹿児島の秘境的アイランド、長島_トラベルダイアリー
    長島旅行体験記鹿児島県の北部に位置する、長島。面積約90㎢の島(日本の島で大きさ…
  8. まさに楽園!?世界遺産の島、「奄美大島」| トラベルダイアリー
    奄美大島旅行体験記筆者が奄美大島に行ったのは、ちょうど世界遺産登録が決まろうとしている時。綺麗な…
  9. 鹿児島市旅行体験記鹿児島市は大好きで良く訪れます。眺めが良い城山ホテルはリッチな気分を味わうこと…
  10. 海外女一人旅デビューに最適な場所はココ!台湾、台北| トラベルダイアリー
    台北旅行体験記少し前から近場の海外旅行先として話題の台湾。治安が良く、食べ物もおいしい。そして親…

Archive



PAGE TOP