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デンバー旅行体験記
本当は一人ではなく母とその友人が在デンバーの同級生を訪ねる旅に同行するだけだったのですが…。出発2週間前になんと母たちはキャンセル!急遽一人旅になりました。慌ててデンバーを調べると、ロッキー山脈が近いことが分かり、1日はロッキー山脈観光、残り1日はショッピングすることにして、いざ出発!
デンバー旅行について
- マイルハイシティの名の通り高地に位置し、空気がきれい
- ロッキー山脈の大自然からショッピングモールまで一通り揃う
- 直行便も就航。経由便もロサンゼルスから便が多数ありアクセスが便利
デンバーはユナイテッド航空の直行便が就航しているので(コロナ前)、乗換が不安な方も安心です。街は標高約1600mの高地に位置しており、ホテルのジムで走ろうものならすぐに息が切れてしまいます。空気もきれいで、高地トレーニングに来るマラソン選手もいるとか。訪問時は夏でしたが、ロッキー山脈が近いため冬はスキーリゾートのゲートウェイにもなるそうです。野生動物も見られるロッキーマウンテン国立公園から、アメリカらしい巨大スーパーやショッピングモールまで、アメリカの魅力がぎゅっと詰まった街です。
デンバー旅行のおすすめのスポット
碁盤目状で歩きやすいダウンタウンとおしゃれなラリマースクエア周辺
郊外からダウンタウンへはライトレールでアクセス可能。デンバーのダウンタウンは道路が碁盤目状になっていて、駅名も○○通りと○○通りの角、みたいになっているから分かりやすいです。目抜き通りの16th Streetは、歩行者天国。両側にお店やレストランが立ち並び、車は入れないけどこの通りの端から端までを運行している無料のバスがあるのでとても便利。しかも1ブロックごとに止まってくれるのです!
デンバーで一番大きいチェリークリーク・ショッピングセンター
買い物好きならお勧めしたいのが、デンバー一大きいショッピングセンターのこちら。ダウンタウンからタクシーで15分、13ドルくらいで着きました。かなり広くお店も100店舗以上入っています。しっかり見たいなら1日がかりかも。もちろんフードコートもあるので、お腹が空いても安心。私はこちらでアメリカ土産の定番・Bath & Body Worksで爆買い。荷物が重くなったので、早めに退散することにしました。
日帰りで行ける!ロッキーマウンテン国立公園で大自然を満喫
日本から日帰りツアーに申し込み。標高3500mの全米一高い幹線道路、トレイル・リッジ・ロードに沿って景色を堪能し、麓でランチする内容。公園に入ると点在するビューポイントで高度順応を兼ねて休憩しながらゆっくり進みます。途中、残雪地帯や森林限界地点を超え、ようやく最高地点へ。車の外は真夏の晴天でも寒い!そして歩いただけで息苦しく、頭痛まで。高山病の症状で普通なんだとか。帰り道は車が渋滞。すわ、事故か?と思えば道の脇にエルクが出てきていての写真行列。どこまでものんびりした大自然なのでした。
デンバーでのおすすめグルメ
ロッキー山脈のふもと・エステスパークのレストランでアメリカンランチ
ロッキーマウンテン国立公園の見学が終わり、標高2200mのエステスパークにあるこちらのレストラン。ここまで来ると呼吸も普通に。ガイドさんはいつもここでランチするそうで、味はお墨付きとのこと。私はブリトーランチにしました。同行者の方はハンバーガーランチ。すごいボリュームです。ブリトーも肉々しくてなかなかのボリューム。美味しく頂きました。お店の冷蔵庫にはデザートの各種ケーキが山盛りに!絶対美味しいと思うが、満腹すぎて断念…。
デンバーでのおすすめのショッピングスポット
3000超m級のお土産屋さん、アルパイン・ビジター・センター
ロッキーマウンテン国立公園内にあるトレイル・リッジ・ロード沿い、この道路の最高地点近くの標高3500mにあるお土産屋さんです。さすが山だけあって、トレイルミックスという山食?が豊富。しかもロッキー山脈パッケージ。他にもなかなか見かけないピーカンパイ味のポップコーンとか、ピーナッツバタークッキーとか。酸素薄くて意識もうろう・息苦しくてフラフラになりながら血眼になってお土産を物色しました。
デンバーにて宿泊したホテル
コートヤード・バイ・マリオット・デンバー・チェリークリーク
ショッピングが目当てだったので、ショッピングモールに近くて寝られればどこでも良く、ちょうどexpediaでセール(1泊50ドル!)していたこちらのホテルにしました。デンバーは基本ホテル代が安めです。チェリークリーク・ショッピングセンターまで歩いて2キロほどの立地です。
マリオット系列なので、お部屋も設備も対応も申し分なく。歩いてすぐのところにコンビニやスーパーSafeway、ファストフード店もあり、ちょっとした買い物もできます。徒歩圏内に駅がないため、ダウンタウンへはタクシーで駅まで行ってからライトレールに乗ることになります。
デンバー旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
今回の航空券は東京-ロサンゼルス-デンバーの経路です。シンガポール航空でロサンゼルスまで行き(A380ロサンゼルス発就航の日だったのでどうしても乗りたかった)、ロサンゼルス⇔デンバーは動物ペイントが可愛いLCCのフロンティア航空にしました(こちらも一回乗ってみたかった)。航空券が2枚に分かれるので、荷物をスルーチェックインできないと言われる、などのマイナートラブルはありましたが、飛行機や経由地を自分の好みで選べる楽しさは個人旅行ならではだと思います。
デンバー旅行に必要な持ち物
デンバーの街にいる限り、ほとんどのものを現地調達できますので必ずこれが必要!というものはないかと思います。現地でも買えますが、あれば絶対使うであろうものはサングラス、そして夏場なら羽織り物の2つです。サングラスは強い日差しから目を守るため(ロサンゼルス並みにギラギラしています、また高層ビルもほとんどないため遮るものがありません)。羽織り物は西海岸同様、室内のエアコン対策+ロッキーマウンテン国立公園に行った時の寒さ対策です。
デンバー旅行での注意点
- 日本との時差は15~16時間。時差ボケを覚悟しましょう。
- 空気が薄いことを頭に入れて行動しましょう。
- 何かと便利な25セント、もらったら貯めておきましょう。
今回のデンバーで一番困ったのが時差ボケです。朝起きても頭がボーっとしているのです。その上、ちょっと走っただけですぐに息が切れ…。これは疲れのせいだけではないはず。空気が薄い高地では無理は禁物だと思いました。また、洗濯しようと思ったら、ホテルの洗濯機は全て25セント式。乾燥機まで使うならと25セントが10枚近く必要なので、洗濯機を使う予定なら両替か予め貯めておきましょう。
まとめ
突然一人で行くことになって慌てて滞在中の計画を立てた今回のデンバー旅行ですが、晴天にも恵まれ、丸2日間の現地滞在は当初の希望通りショッピングとロッキー山脈の大自然を満喫できました。特にロッキーマウンテン国立公園のツアーは期待以上に密度が濃く、「なんちゃって高山病」体験もできて非日常を味わえました。ほかのコースも色々あったのですが、こちらにして正解だったと思います。更に往復の飛行機も希望通りのものに乗れて飛行機好きは大興奮!いいことづくしの旅でした。
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