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カンタベリーに行ってきました!
個人経営からチェーン店までたくさんのお店が揃いながら、中世の雰囲気漂う可愛いらしい建築とゆったりとした町の雰囲気が魅力的なカンタベリー。大聖堂を中心に低めの建築が立ち並び、様々な場所から大聖堂が見えるので、大聖堂に見守られている気持ちになるお気に入りの場所です。
カンタベリーとは
- 落ち着いた雰囲気の町でゆっくりできる
- 個人店からチェーン店まで揃う、移動が少ない町
- 小旅行におすすめ。そのままドーヴァーにも行けちゃいます
カンタベリーの町はロンドンのようなネオン輝く華やかな町とは異なり、可愛らしく小さな木造建築と、様々なお花で彩られた公園が魅力的な町でした。比較的お店は閉まるのが早いですが、パブの灯りが映える街並みです。COSTAやWater Stonesなどチェーン店もありましたが、カンタベリーにしかないお店や古本屋があって、小さな路地まで散策するのがとても楽しかったです♪ローカルな雰囲気が好きな方にはおすすめです。小さな町なので観光にも時間がかからず、ドーヴァーまでも近いので、小旅行に組みやすいと思います。
カンタベリーの見どころ
まるでおとぎ話の世界!「ウェストゲートガーデン」
ショッピング・観光の中心部であるシティーセンターの入口付近にある公園。小さな川に沿って小道が続き、お散歩に最適な公園です。入口付近は特に、おとぎ話に出てくるような小さくて可愛い建物や立派な木々、華やかなお花、緑の綺麗な芝生などが印象的で、カンタベリーらしい風景を味わうことができました。奥まで進むと景色が変わり、自然豊かなハイキングコースになっています。ボートに乗って寛ぐ人、散歩をする人、芝生に寝転んでいる人、私は鴨を眺めながらぼーっと、自由でゆったりとした時間が流れていました。
町の核となるカンタベリー大聖堂
世界遺産であるカンタベリー大聖堂は、外観・内観ともに、とにかく美しく必見です。中に一歩足を踏み入れると外とは違う神聖な空気が流れていました。天井はとても高く、中は広く開放的でした。改装を重ねているとはいえ、1400年も前に建てられた大聖堂が現存していることに信仰の深さを感じました。敷地自体は広く、ぐるっとルートを回ると地下室や中庭など、見応えたっぷりです。クリスマスシーズンは外の大きなツリーの灯りがとてもロマンチックです。隣にはキリストの誕生シーンを表現した人形たちも置かれてました。
チョコレート好き必見「Eleto Chocolate Café」
大聖堂のすぐそばにあるカフェ。とにかくチョコレートドリンクとデザートが美味しく、何度でも訪れたいと思ったお気に入りの場所です。冷たいチョコレートドリンクは濃厚なのにあっという間になくなってしまう美味しさで、チョコレートソースがたっぷりかかったワッフル、そしてアイスにチョコレートソースをかけたクレモジートというデザートが印象的でした。ケーキなどもありメニューが豊富なので、甘い物が食べたくなったらおすすめの場所です。レジ横ではチョコレートも売っています。気持ちの良い天気の日に、外の席で街並みを眺めながら寛ぐ時間が最高でした。
芝生でゆっくりできる場所「デイン・ジョン・マウンド」
こちらはウェストゲートガーデンの反対側、バスロータリーの目の前にあります。ウェストガーデンよりは小さいですが、芝生で寝たり食べたりしたいときは、こちらがおすすめだと思いました。園内には噴水や記念碑、小さなステージなどがあります。記念碑のある丘を登ると、高い位置から大聖堂も眺めることができて、そこから見える夕日も綺麗でした。そこで開催されたフードフェスティバルに行きましたが、ビールや屋台の食事だけでなく、地元のお店が出店していたりして、買い物まで楽しむことができました。
自分の買い物は「Whiterfriars Centre」で♪
大通りからホワイトフライアーズ・ストリートに入り、グラベル・ウォーク、ローズ・レーンと進んでいくと、その途中にはスーパー、ドラッグストア、カフェ、本屋、CD屋、ファストファッション、靴屋など、様々なお店が並んでいます。寒くてすぐに羽織るものがほしいときはPrimarkで安く購入したり、馴染みのあるZARAやThe Body Shopもあるので安心です。クリスマスシーズンにはマーケットが出てくるので、イルミネーションとともに楽しむことができました。
カンタベリーで見つけたグルメ
可愛くて落ち着いた店内の「Il Posticino」
こちらはシティーセンターのバスロータリーを抜け、3分ほど歩いた小さな通りにある隠れ家のようなイタリアンレストランです。こじんまりとした可愛い内装で、落ち着いた雰囲気でした。お昼に行ったので中は明るい雰囲気。清潔感がありました。値段は高すぎず安すぎず、量は多くはありませんが、味がしっかりとしていて美味しかったです。
お土産探し・散策におすすめな3つの通り
「バター・マーケット」「バーゲート」「マーセリー・レーン」
カンタベリー大聖堂の入口の目の前に、イギリス土産を買うのにおすすめな通りが重なる広場があります。それぞれの通りには、小さな雑貨屋さんや大聖堂のギフトショップ、文具店、代表的なイギリス土産などが揃っているので、大聖堂やユニオンジャックがモチーフとなったポストカードや雑貨を購入しました。また、ショッピングだけでなく、小さなショップが続く小道はわくわくするので、散策にもおすすめです!夜の景色も必見です。
カンタベリーに必要なアイテム・服装・その他
カンタベリーはフランス寄りの南に位置しているため、ロンドンやオックスフォードほど寒くはないですが、夏でもカーディガンは持っていると安心です。7月末でも布団がないと凍えるくらい朝晩は冷えました。基本、シティーセンターのドラッグストアやスーパー、ファストファッションでなんでも揃うので、常備薬以外はそこまで神経質に揃えていかなくても大丈夫だと思います。石畳なので、歩きやすい靴1足は必須です。私はOfficeやClerkの靴が好きなので、掃きやすい靴を1足掃いていけば、旅先で1足購入もありかなと思っています♪
カンタベリーでの注意点
“クリスマス付近や祝日はお店が閉まるのが早かったので、ショッピングの計画時に注意が必要です。また、個人経営のお店が多いためにお店の入れ替わりがあるかもしれませんので、事前に調べてから行くことをおすすめします。
その他、個人的におすすめしたい場所や物は、City Fish Barのフィッシュアンドチップス、The Chaucer Bookshopの古本、Marks&Spencer内のパン屋で売っているチョコチップショートブレッド、本格的な美味しい和食屋Tamago(日本食が恋しくなったらぜひ)、Paperchaseの文具です。”
まとめ
おすすめスポットに挙げきれずに細々と書いてしまいましたが、カンタベリーは大聖堂さえ少し気合を入れて回れば、あとは公園やショッピング、カフェに時間を割き、ゆったりとした時間を楽しむことができる町だと思います。ロンドンからの小旅行としてもおすすめです。小さな通りを散策しながらカフェや雑貨屋に寄り道したり、自然豊かな公園でピクニックをして、カンタベリーの長閑な雰囲気をまた味わいたいです。
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