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フィレンツェ旅行体験記
ローマの次に訪れたフィレンツェ。まぁ、2日間の滞在で1日は完全にダウンして寝込んだので観光は1日だけになりました。その1日も、ローマからさらに体調が悪化してますます記憶がありません。だけど、記憶の断片をうまくつないで体験記を書いてみます。
フィレンツェ旅行について
- わりとコンパクトなエリアに見どころがたくさん
- 美術館もたくさんあるので鑑賞三昧
- 美術館じゃなくても、何もかもが美術館級
こんな風に思い、美術館、教会巡りを楽しみにしていたのですが、何一つ叶いませんでした。
中心地には教会や美術館がぎゅっと詰め込まれているので観光しやすい街です。美術館ではミケランジェロやボッティチェリの作品を堪能できるので美術好きであれば必ず訪れたいところです。美術館でなくても、教会の内部や宮殿すらも美しく華麗でうっとりしてしましいます。
フィレンツェ旅行のおすすめのスポット
絵みたいにきれいだったドゥオーモ
まず、歩いていると白とピンクの幾何学模様がとにかく美しい建物が目に入ってきます。白とピンクの壁は大理石で、屋根は茶色。まるでチョコみたいだなって、ぼーっとする頭で考えていました。青い空と、美しい建物のコントラストが最高です。近づいていくと、繊細な彫刻が壁一面に施されていてさらに驚きました。
内部も当然美しく特に天井のキリスト画に圧倒されます。
こちらもクーポラへ上がることができるのですが、体調が悪すぎて断念しました。上まで行けばおそらくフィレンツェ市街を一望できるのでしょう。
美しいドゥオーモを眺めながら休憩できる広場
ふらふらで、つらかったので広場の植え込みのふちに腰かけてしばらく休憩していました。きれいなドゥオーモと青い空、その下で似顔絵を描く画家さんたちの姿がまるで絵画みたいでずっと眺めていても飽きることはありません。建物は横に長いのでぐるっと回るだけで建物の姿が変わるので散策するのもおススメです。飲み物やスナックの屋台も出ているのでのんびりと過ごすことができます。
地図には〇が付いているのだけれど、記憶のないヴェッキオ宮、橋
記憶がないのですが、地図に〇がしてあるし、写真が1枚だけあるのでおそらく訪れていると思います。ミケランジェロの作品があるとのことで見に行ったのでしょう。
こちらには現在も市役所として使われているそうで、ルネッサンス時代の装飾がとても美しいそうです。
ヴェッキオ宮のすぐ近くを流れるアルノ川にヴェッキオ橋がかかっているのですが、その橋を遠くから眺めていたことだけは覚えています。橋を渡る元気はありませんでしたが。
フィレンツェでのおすすめグルメ
市場の中の食堂で食べたパスタ
たぶん、中央市場だと思うのですが(地図に〇がしてあったので)、その中の食堂で食べたシンプルなパスタが、唯一の食事でした。
食欲が全くないなかでなんとか食べなくちゃと思いとにかくあっさりしていそうなパスタを選びました。小さなボウルに盛られたパスタは市場の中のせいなのか全然おしゃれ感はないけれどとってもおいしかったことだけは覚えています。
フィレンツェでのおすすめのショッピングスポット
ショッピングではないけれど、ドゥオーモ周辺の似顔絵屋さん
ショッピングスポットに行く力はなかったのでわかりませんが、街のいたるところがおしゃれなお店で買い物天国です。
なのでちょっと違うものをおすすめします。
ドゥオーモ前の広場にはたくさんの似顔絵屋さんがいます。それぞれに特徴のあるタッチで描いてくれるのでお好みの画家さんから描いてもらえば良い記念になるのではないでしょうか。
声を掛けられたのですが、具合が悪くてとても無理だと話していたらなんとコーヒーをおごってくれました。悪寒のする中、もらったコーヒーもおじさんの優しさも本当に暖かかったです。
フィレンツェにて宿泊したホテル
Emerald Fields
ドミトリーのゲストハウスでした。広いキッチンと共有スペースがあり、長期滞在の人は自炊ができるようになっています。調理器具も食器も揃っているので近所のスーパーで食材を買えば料理できます。(そんな気力は全くなかったけれど)
2日目、とうとうダウンして寝込んでしまったのですが、このゲストハウスは昼間の時間帯は掃除などのため必ず外出していなければいけない規則でした。あまりにも具合が悪いので、トイレ以外部屋(ベッド)から出ないことを条件に滞在を許可してもらいました。
フィレンツェ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
ローマからの移動は電車でした。記憶がまったくないのですが、手帳に書いてありました。日本でいう新幹線のような特急電車に乗ったと思われます。
チケットはネットから買うか、もしくは駅で直接買うこともできます。どんな方法で買ったのか、どんな電車だったのか・・・わかりませんがちゃんと乗って移動はできたようです。
ゲストハウスも事前にネットから予約しました。まさか寝込むことになるとは思わなかったのでドミトリーにしましたが、満員ではなかったのでゆっくり休むことができました。
フィレンツェ旅行に必要な持ち物
特にありません。
衛生的だし、なんにも心配する必要はありません。
ガンガン歩いて回れる歩きやすい靴と、カメラと、おいしいものを食べるおなかがあれば大丈夫です。
フィレンツェ旅行での注意点
- 観光地はスリが多いと言われています
- 路地を1本入ると急に静かになりちょっと不安になります
- 安いホテルは昼間部屋にいられないことがあります
穏やかな街ですが、スリが多いとゲストハウスの人から聞きました。バッグは必ず閉めるようにしましょう。リュックよりも、前で抱えられる斜めかけバッグの方が安心かもしれません。
上でも書きましたが、ホテルによっては清掃時間のため昼間(大体10時~3時くらいまで)は閉まります。のんびり部屋で過ごしたいと思ってもできませんので、予約の際にきちんと確認をした方がいいです。
まとめ
フィレンツェの旅は、ローマよりさらに残念なことになりました。とにかく具合が悪くて記憶すらほとんどありません。そんな中ドゥオーモだけはわりと覚えているのでそれほど美しく印象的だったのでしょう。あとはベッドで寝ているところくらいしか思い出せません。
ですが、本当に美しくて素敵な街だったことは確かです。体調を整えて元気いっぱい観光できる日がいつかくればいいなと願っています。
記憶がないのに体験記を書いてしまってすみません・・・
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