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ブエノスアイレス旅行体験記
南米の旅のスタート地点として、この街を訪れました。ヨーロッパのような街並みや、南米ならではの雰囲気、グルメや隣国への日帰り旅も楽しめちゃう街です。今回はそんなブエノスアイレスのおすすめ情報をご紹介していきます!
ブエノスアイレス旅行について
- ヨーロッパ様式の建物が美しい、ブエノスアイレスの中心街!
- アルゼンチン牛、アルゼンチンワインが安くて美味しい!
- アルゼンチンの聞き心地良い独特なスペイン語!
まるでヨーロッパのような美しい街は、歩いているだけで心が躍ります。ブエノスアイレスはグルメも楽しめる街です。お洒落で洗練されたレストランも多いのですが、肉屋さんでは大きなアルゼンチン牛の塊が安く買えますし、地元産のワインも安くて美味しいのです。アルゼンチンならではの食材を調達すれば、毎日の自炊も旅の楽しみに♩そしてこれは、個人的な好みなのですが、アルゼンチンのスペイン語は独特な訛りで聞いていて心地が良いのです。まるで歌を歌っているかのような流れるようなスペイン語に耳を傾けてみてください!
ブエノスアイレス旅行のおすすめのスポット
「南米のパリ」ヨーロッパ気分が味わえるメインストリート
街のメイン通りは7月9日通りで、この通りには街のシンボルであるオベリスクが堂々とそびえたっています。道の両脇にはヨーロッパ様式の建物が立ち並びます。スペイン植民地時代の建物や石畳が残る美しい街並みは「南米のパリ」と称されています。ブエノスアイレスに住む人種のほとんどが白人であることも、そう称される大きな要因でしょう。街を歩いているとまるでヨーロッパを旅行しているかのような気さえしてきます。
カラフルなボカ地区 カミニート
ヨーロッパを彷彿させるような街並みがある一方で、ボカ地区は南米を旅していることを実感させてくれる場所です。ボカ地区の一角にはカラフルに塗装された建物が並び、どこからかラテンミュージックが聴こえてきます。歩いているだけで明るい気持ちになるような場所です。多くの観光客で賑わっていますが、カラフルなエリアから一本道を外れると治安の悪い貧困地区があるので、注意しましょう。
街中で見られる 情熱的なアルゼンチンタンゴ
ブエノスアイレスのボカ地区は、タンゴ発祥の地です。街中のレストランや路上では、かなり本格的なタンゴを見ることができます。タンゴは、もともと貧困地区であるボカの場末感漂う酒場で踊られたことから始まり、当初は「下品な踊り」と蔑まれていました。それが現代では、情熱的で美しい踊りとして世界中で踊られ、こうして今でもブエノスアイレスの街で親しまれていることを考えると、なんとも感慨深いものです。
ブエノスアイレスでのおすすめグルメ
チョリパン
アルゼンチンのソウルフードです。パンに大きなチョリソーが挟まっており、お好みでトマトや玉ねぎなどの野菜を乗せます。1番重要なのが、チミチュリというアルゼンチンのタレ、これが絶品なのです。街中にはたくさんのチョリパン屋がありますが、ぜひおすすめしたいのは海沿いのチョリパンストリートと呼ばれる通りです。この通りには一定間隔にチョリパンの屋台が並び、炭火でチョリソーを焼いてくれます。かなりボリューミーなので1つでお腹いっぱいになります。
ブエノスアイレスからウルグアイへ~1dayトリップ~
世界遺産の街並み コロニア・デル・サクラメント
港から高速フェリーに乗り、海路で国境を越え、1時間半ほどでウルグアイの古都コロニア・デル・サクラメントに着きます。ここは1680年にポルトガル人によって拓かれた街で、長きに渡りスペインとポルトガルの2国によって支配され続けてきました。城壁に囲まれた旧市街は、当時の街並みがほとんど変わることなく残されていて、街全体が世界遺産に登録されています。街中には両国の建築様式が混在して残っており、いかに歴史に翻弄されつづけてきたかを見て取れます。ブエノスアイレスからは日帰り旅行が可能です。
ブエノスアイレスにて宿泊したホテル
上野山荘
バックパッカーの間で有名な日本人宿です。宿泊者は日本人のみで、宿の中はまるで日本にいるかのよう。せっかく南米まで来ているのに、という気持ちもありますが、全体的に治安の良くない南米では、宿ぐるみの窃盗やセキュリティ面への不安も否めません。そういった意味では、日本人宿に泊まるメリットがあると思いこの宿を選びました。旅に役立つ生の情報を得やすいのも、日本人宿のメリットでもあります。宿は、みんなで大きなアルゼンチン牛を調理したり、ワインを飲み明かしたりと、和気あいあいとした雰囲気でおすすめです。
ブエノスアイレス旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人ツアー
広い街に見どころが点在しているので、電車やバスを利用する必要がありますが、そんなに複雑ではないので個人旅行でも問題ありませんでした。ただし英語があまり通じないので、個人旅行で回る場合は、必要最低限のスペイン語は覚えておかなければ不便に感じる場面もあるかと思います。言葉の面で不安の残る人は、ツアー参加もありかもしれません。
ブエノスアイレス旅行に必要な持ち物
南米の中では比較的治安は良い方ですが、日本のようにどこでも安心して夜道を歩けるわけではありません。念のため、マネーベルトで金銭を分散させることをおすすめします。カバンの中の財布に少額を入れておけば、仮に強盗に遭ったとしてもその財布を差し出せば、事なきを得るケースも多いのです。旅をする上では、スペイン語帳もあると便利です。
ブエノスアイレス旅行での注意点
- スリの手口が巧妙!ケチャップ強盗やシャンプー強盗も!
- バスターミナル横にはスラム街も!危険な地域を事前に確認!
- 街中のATMは使わない、吸い込み、スキミング詐欺が多発!
ケチャップやシャンプーをかけられ、慌てている隙に金銭を盗み取るといった巧妙な手口のスリが多発しているので気を付けましょう。バスターミナルのすぐ横にスラム街があったりと、危険な地域、夜は歩いてはいけない地域が多くありますので、事前に確認してください。路上のATMでは、スキミングやクレジットカードが吸い込まれて出てこなくなったという被害も聞きます。出来る限り、銀行内のATMを利用するようにしましょう。
まとめ
ブエノスアイレスを出発してから、南米の国々を一通り回りましたが、こんなにもヨーロッパと南米の雰囲気が混在している街は、他にはなかったように思います。「ブエノスアイレス」は日本語に直訳すると「良い空気」です。確かに、ヨーロッパのように洗練されているけれど、南米らしいパワーが溢れる、程よい空気間の魅力的な街でした。
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