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大洲旅行体験記
愛媛県の大洲市に長期ワーケーションで訪れました。大洲は愛媛県西部の山あいに位置する小さな町。はじめて訪れた場所にも関わらず、あまりの居心地の良さに1週間の予定を変更し1ヶ月近く滞在しました!そんな大洲で訪れた場所やオススメを紹介します。
大洲旅行について
- 「伊予の小京都」とも云われる伝統的な町並み
- 豊かな山と川に囲まれ自然豊か!キレイな空気に癒される
- 新鮮で美味しい食材が良心的価格で手に入る
大洲城の城下町として栄えた歴史があり、江戸~明治期から残る伝統的町並みが魅力。山に囲まれた町の中央には一級河川である肱川が流れ、お天気の日は水面がエメラルドグリーンの美しい色に輝きます☆海も山も近いため新鮮で美味しい肉や魚、野菜、果物が豊富に揃い、スーパーに行くとそれらがお手頃な価格で手に入るのも嬉しいポイントです。
大洲旅行のおすすめのスポット
臥龍山荘
明治時代の豪商・河内寅次郎が余生を過ごす場所として建てた別荘。周りの自然も取り入れて設計された庭園と、その中に配された臥龍院・不老庵・知止庵といった数寄屋建築が美しく、大洲を代表する名所となっています。町を流れる肱川越しに見る臥龍山荘もまた写真におさめたい風景◎ 近くには地元の方が多く集まる「臥龍の湯」という天然温泉もあり、くつろげました。
ポコペン横丁
大洲の主な観光スポットは肱川の南東側に集まります。石畳の道に明治~江戸時代の町並みや歴史ある和菓子屋さん、古民家カフェなどが建ち並び、歩いているだけでも楽しいエリアとなっています。その一角にあるポコペン横丁はホーローの看板やレトロなおもちゃなどが一堂に集まる懐かしの施設。日曜日には昔遊び体験コーナーや飲食物販店も開き、昭和にタイムスリップしたような感覚を味わえます!(夏季は毎週日曜、冬季は毎月第3日曜/要公式HP確認)
少彦名神社
城下町のエリアからは2kmほど離れますが、個人的に印象深かった場所が少彦名神社。本宮は荒れ果てた山中にあり参拝難しいのですが、必見は入り口近くの参籠殿!!外観は「懸け造り」という京都の清水寺のように急斜面に建てられた建築で圧巻です。内部も靴を脱いで見学可能。四方に張り巡らされたガラス窓から差し込む光は美しく、心穏やかになる空間でした。
大洲でのおすすめグルメ
とんくりまぶし
甘辛く煮た豚肉と栗を乗せたどんぶり。ひつまぶしのように最初はそのまま、続いて薬味で、最後にはお茶漬けにして食べます。豚肉と栗って意外な組み合わせですが、食べてみると栗のほくほく感と濃い目の味付けがクセになる美味しさ!「油屋」というお店で頂きました。大洲には他にも「志ぐれ」という伝統菓子もあり、街中で専門店を見かけます。小豆、米粉、餅粉を混ぜて蒸した優しいふっくらした食感で、コチラも気に入りました♪
大洲でのおすすめのショッピングスポット
まちの駅あさもや
城下町中心部に位置する「まちの駅あさもや」。案内所や休憩所が併設され観光の拠点として便利です。先ほど紹介した「油屋」の別邸も入っていました。お土産屋さんには大洲や愛媛のお酒やお菓子といった名物だけでなく、近隣農家の朝採れ野菜なども並び、長期滞在に重宝しました。地元の学生がここの休憩所で勉強したりおしゃべりしたりする姿も微笑ましかったです。
大洲にて宿泊したホテル
全国にある拠点から滞在先を選べる月額会員サービスを利用して、リモートワークしながらゆっくり日本を周っています。大洲にも拠点があるため今回はその縁で訪れました!長期滞在のため観光スポットや飲食店にも天気や混雑具合を選びながら訪れることができ良かったです。愛媛の地元の食材を使って自炊したり、仕事に疲れたら観光がてら散歩に出かけたり、暮らすような滞在ができました。
大洲旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
長期ワーケーションだったので個人で訪れました。大洲にはJRの駅があるため、個人でも訪れやすい街だと思います。ただし列車の本数は多くないので短い時間・期間で愛媛県内の色んな場所をめぐりたい方は、ツアーやレンタカーを利用するのが便利かもしれません。大洲市内では見どころの多くが城下町の歩いて周れるエリアに集まっているので、気ままに街歩きがしやすいです。
大洲旅行に必要な持ち物
盆地にある大洲は寒暖の差が大きく、特に夏場は猛暑日が多いことでも有名!夏に訪れる方はしっかりと熱中症対策していきましょう。逆に冬は雪が降ることもあるそうなので、防寒対策を。あとは石畳が多いので歩きやすいスニーカーなどの靴で訪れるのがオススメです。山あいの寺社仏閣を訪れる場合はぬかるみもあったりするのでヒールやサンダル、すべりやすい靴だと厳しいと思いました。
大洲旅行での注意点
- お店や観光施設の営業時間は事前チェックを
- コロナ禍で中止となっている行事も多いです
コロナ禍により飲食店の営業日時変更や入店制限の可能性があるので事前に営業状況をチェックしておくのがオススメ。大洲では普段でしたら夏の鵜飼や花火大会、秋は郷土料理の「芋炊き」などの季節によるイベントが楽しめますが、2021年はいずれも中止となっています。
まとめ
江戸時代からの歴史と伝統が残る大洲。格式高い雰囲気かと思いきや、出会った地元の方やお店の方皆さん温かく気さくで、オススメの見どころスポット教えてくれました。はじめて訪れたのにどこか懐かしい空気が流れる場所。滞在先近くの志ぐれ屋さんや古民家カフェを覗いたり、カメラ散歩したり、温泉を訪れたり、とてもゆったりとした日々を過ごすことができました。
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