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オランダ 国王の日(Koningsdag)行ってきました!
日本にも天皇誕生日の祝日がありますが、遠く離れたオランダも、王様のお誕生日は祝日。しかも、ちょっと変わったお祝いをするそうです。一体どのようなものなのか、お休みを利用して、オランダ国王の誕生日イベントに参加してきました♪
オランダ 国王の日(Koningsdag)とはどんなイベント?
- ナショナルカラーのオレンジ色でお祝いする日
- 今宵は無礼講!朝も昼も夜もアルコール三昧!
- 何を売っても無問題♪フリーダムなフリーマーケット
オランダ国王の誕生日である「国王の日」は、現地では「キングスデー」もしくは「Koningsdag(コーニングスダグ)」と呼ばれています。毎年4月27日にやってくるこの日は、オランダ国民にとっての祝日。しかし!祝日だからっておうちでのんびりしている人は、まずいません。この日は多くのオランダ人が街に繰り出し、王様のお誕生日をお祝いするのがならわし。その独特のお祝いの仕方は必見ですよ!観光客の私たちが参加できるものがたくさんある点も、大きな魅力です。
オランダ 国王の日(Koningsdag)チェックポイント5選
オランダのナショナルカラー”オレンジ”は必須アイテム
王様のお誕生日でもっとも大切なこと。それはオレンジ色のアイテムを身に着けることです。オレンジはオランダのナショナルカラー。昔使われてた国旗の色に由来するのだそうで、国王の日当日には全身オレンジの人から、オシャレにワンポイント、オレンジをあしらった人まで、とにかくオレンジ色の人がたっくさん街に現れます。観光客の私たちも現地調達できますので、是非Tシャツ、帽子、ヘアアクセサリーなどお気に入りのオレンジアイテムをゲットして、街に繰り出しましょう!
この日ばかりは朝からオランダビール三昧
オランダといえば「ハイネケン」など、世界的に有名なビールブランドがたくさんあります。王様の日当日は、なんと朝からこれらをグビグビ!街のいたる所で缶や瓶のビールが売られている為、街へ向かう道すがら、既に酒盛りしている人もたくさんいます。おかげで街中のお手洗いはどこも大混雑!お酒がお好きな人は、是非美味しいビールで一緒に盛り上がりましょう。
なんでも売ってオッケー!のフリーマーケット
国王の日は子どもも大人も、無許可&税金を支払うことなくお店を出すことの出来る日。平たく言うと「どこでも勝手にフリーマーケットオッケー♪」の一日です。その言葉通り、路上ではあちこちで本、おもちゃ、服…あらゆるものが売られていて面白い!首都アムステルダムの公園、フォンデルパーク(Vondelpark)では大規模なフリーマーケットも開催されますので、アムステルダムで国王の日に参加される方は要チェックです。
せっかくの機会!オランダ王室の関連施設も拝見しましょう
現在オランダ王室の方々は、首都アムステルダムではなく、デン・ハーグという都市にお住まいです。しかし、首都アムステルダムの王家ゆかりの地でも、王様の日ならではの気分を盛り上げることは出来ますので、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?一番のオススメは、街一番の広場にあるアムステルダム王宮(Koninklijk Paleis Amsterdam)。現在は迎賓館として利用されていて、美しい時計塔や、荘厳な佇まいが印象的です。
王様の日名物!運河で朝から船上パーティー
オランダの観光ガイドなどでも時々見かける、運河の上でビール片手にパーティーを行う風景。これは国王の日の名物のひとつ、アムステルダムの船上パーティーの様子です。残念ながら観光客の私たちが飛び入り参加するのは難儀ですが、運河にかかる橋から、その様子をたっぷりと眺めることはできます。見ているだけで、なんだかこちらまで陽気な気分になってしまうこと請け合い!是非、アムステルダムでお祝いに参加される方は、運河沿いまで足を運んでみてください。
オランダ 国王の日(Koningsdag)の見逃せないグルメ情報
Tompoes(トンプース)
Tompoes(トンプース)はオランダを代表するケーキの一つ。2枚のパイの間にカスタードクリームが入った日本人にもなじみやすいケーキです。上にかかった色鮮やかなアイシングがなんともキュート♡写真はオランダのプチプラ雑貨店「HEMA(ヘマ)」のトンプースで、箱も可愛く、100円程度で試すことが出来るのでオススメです。キングスデーには、オレンジバージョンのトンプースを出す店も多いので、それらも是非チェックしてみてください。
オランダ 国王の日(Koningsdag)お役立ちグッズ
「オレンジのネイル」
私が現地に行ってから「やればよかったぁ!」と悔しい思いをしたのがオレンジのネイル。特に女の子たちは事前にネイルサロンで可愛らしいオレンジのネイルを施している子が多く、思わず見入ってしまいました。Tシャツや小物類は当日簡単にゲットできるのですが、ネイルはなかなかその場でササっとすることが出来ません。せっかくの1日!興味がある方は、是非出発前にオレンジネイルにチェンジしてからオランダに向けて出発しましょう。
オランダ 国王の日(Koningsdag)で注意点するべき点とは
「初参加の方は明るいウチだけ楽しみましょう」
国王の日は、若者を中心に、多くの人が朝からグビグビお酒を飲みはじめます。午後から夕方頃になるとだんだんと街には泥酔している人がウロウロ…。中にはドラッグなどを楽しむ人も出てきますので、治安が少しずつ悪くなります。初回参加の方はは無理をせず、昼間の明るいウチだけお祝いの日をめいっぱい楽しまれるのが賢明です。
まとめ
日本の祝日とは一味違った、明るく陽気な雰囲気のオランダの祝日。お国柄の違いを知るコトもまた、その国への更なる興味に繋がることでしょう。4月27日はゴールデンウィーク休みの少し前。もし、早めにお休みが取れる方は、遊びに行ってみてはいかがでしょうか?街を彩るオレンジ色の風景は、見ているだけで心も身体もハッピーになれること間違いありません!
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