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白浜~串本・那智勝浦旅行体験記
和歌山を故郷に持つ友人夫妻の運転で高野山~龍神~白浜を観光。
次なる目的地は本州最南端の串本・潮岬。
和歌山県東側には熊野本宮や速玉大社など有名なスポットがたくさんありますが、今回は那智の滝を目指して、いざドライブ!
白浜~串本・那智勝浦旅行について
- 太平洋を眺めながらの朝シャン!「崎の湯」と田辺「鬪雞神社」
- 本州最南端の水平線「串本・潮岬」と弘法大使の「橋杭岩」伝説
- 那智大社と「那智の滝」でたっぷりマイナスイオンを
太平洋の間近まで近づける露天風呂「崎の湯」は
大化の改新で有名な中大兄皇子も訪れたことがあるという歴史ある温泉。
海沿いをなぞるように南へ下るとたどり着くのは、本州最南端の串本・潮岬!
視界いっぱいに広がる太平洋の海原は解放感いっぱい。
ユネスコ世界遺産にも登録された那智大社と「那智の滝」は神秘的なスポット。
マイナスイオンをたっぷり浴びて疲れた心を清めます。
白浜~串本・那智勝旅行のおすすめのスポット
古墳時代から歴史がある名湯「崎の湯」
なんと古墳時代からあったと言われる崎の湯。万葉のロマンです。
太平洋ぎりぎりのところまで湯舟があり、まるで海に浸かっているような解放感!
海ギリギリにある湯舟は高波の日には海に沈んでしまうほど。
硫黄の香りとつるつるのお湯、青い海・青い空の元で入る温泉は最高の一言です。
温泉の外では温泉玉子の販売がありますが、この日は朝早かったこともあってかお休みでした。とほほ。
次はぜひ食べてみたいですね…!
壇ノ浦合戦で活躍!熊野水軍ゆかりの「鬪雞神社」
三段壁で熊野水軍の事を知り、ゆかりの地があるという事で白浜から北へ戻り「鬪雞神社(とうけいじんじゃ)」へ。
”弁慶の泣き所”や”立往生”で有名な武蔵坊弁慶ゆかりの神社ということで、
境内からはなんとなく力強い雰囲気を感じる気がします。
田辺の街中にあるのでアクセスもよく、秋には弁慶祭りがあるなど地元の方に愛されている神社のようです。
源平合戦ファンの方はぜひ!
本州の果てを見るという感動。「潮岬」の大海原!
白浜から車を走らせること約1時間。
距離にして60kmほどですが、海沿いの穏やかな道なので会話を楽しんでいるうちにあっという間に到着。
本州最南端の碑が私たちを迎えてくれました。
360°見渡す限りの海!太平洋の大海原が広がる、南紀串本・潮岬!
青い空を映し出す水平線の広大さは一見の価値ありです。
「本州最南端行ったぜ!」と、同僚、友人に自慢したくなっちゃう場所です(笑)
弘法大師と鬼との頭脳戦!?「橋杭岩」伝説。
潮岬から数キロ海沿いに走ると見えてくる「橋杭岩」
”はしくいいわ”とも”はしぐいいわ”とも呼ばれている、珍しい形の岩が集まっている自然観光スポットです。
なんとこちらの岩群、端から端まで約800メートルほど距離があるとのこと。な、長い…!
直線上に並んでいる様子が橋の杭のように見えることから「橋杭岩」と呼ばれるようになったのだとか。
この岩群を舞台に、弘法大使とあまのじゃくとの勝負が行われたとの伝説が残っています。
橋の杭はその時に弘法大師が作ったものだとか…。興味深い伝説です。
ユネスコ世界遺産・那智大社と那智の滝、大いなる清めスポット
那智勝浦の町からくねくね山道を進むとたどり着くのが「那智大社」と「那智の滝」
昔ながらの飴ちゃんとして有名な”那智黒”はこちらの名物です。
駐車場から歩いてすぐ、見上げた先から降り注ぐ大きな滝!
岩に当たって飛んでくる滝水がとっても気持ちいいです。自然のミスト。
高さ、水量共に日本一というだけあってすごい迫力、威圧感さえ感じます。
少し山を登った先には「熊野那智大社」があります。人気スポットなので人がたくさん。
平安時代の衣装を着られる体験などもあるようですよ。
串本でのおすすめグルメ
串本駅すぐそば。郷土料理が楽しめる「料理 萬口」
お昼時は大混雑の割烹・萬口(まんこう)さん。
串本名物の鰹を使った名物料理「鰹茶漬け」を食べるべく、行列に並んでみました。
特製タレに漬けられた鰹・薬味ねぎ・のりを熱々のご飯に乗せて頂くスタイル。
新鮮な鰹のおいしさってすごい!と感動の味。
食べ進めたところに今度は熱々のお茶を注ぎ、少し火が入った鰹をまた一口。
先ほどと変わった風味・食感を楽しみます。最後までおいしいお茶漬けでした。
お茶漬けですがボリュームは満点。おなかいっぱい、大満足です!
白浜でのおすすめのショッピングスポット
とれとれ市場 南紀白浜
白浜駅から少し北へ向かうと現れる、お魚センターです。
和歌山沖でとれた新鮮な海の幸がたくさん!
海の幸のみならず、和歌山銘菓やみかん、梅を使ったお土産もたくさん販売されています。
イートインコーナーもあるので、今回は鯨の刺身を頂きました。
鯨ベーコンとか大和煮の缶詰程度の知識しかない筆者。
クジラは今回が初試食です。
う~~ん、何ともクセのある香り。
コチュジャンソースを付属で頂いたので、つけて食べてみるとユッケ風になり食べやすくなりました!
串本旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
マイカーでのドライブツアー
- 移動距離はあるけれど、海を見ながらのドライブは楽しい!
- 公共交通機関では行きにくい場所も気軽に立ち寄れる
- 荷物を気にせず回れる気軽さ
- 崎の湯や潮岬、橋杭岩は雨天・荒天時の観光に注意
- 人気観光スポットでの駐車場確保問題
- ガソリンなど燃料の補給はこまめに
串本旅行に必要な持ち物
歩きやすい靴。那智大社周辺は山の中なので登ったり下りたりが結構あります。
崎の湯利用時はタオルがあると気安いです。(貸出あります)
海産物やみかんゼリーなど要冷蔵品を買いたいときにはクーラーボックスがあると◎
串本旅行での注意点
白浜~那智勝浦と移動距離が長いので、トイレ休憩や燃料の補給は計画的にした方がいいです。
崎の湯は温泉の湯が海へと流れるので、シャンプーや石鹸の利用ができないので注意。
まとめ
古墳時代という万葉のロマンを感じるスポットや、
和歌山ならではの海産物を味わったりと楽しい思い出になりました。
これまでミカンや梅、しらす…くらいの知識しかなかった和歌山県に対して、美味しいものがたくさんある事、
壮大な自然が手つかずで残っている観光地がたくさんある事を知りました。
県横断のような長距離移動も、気の置けない仲間とわいわい車で巡る旅っていいな!と実感する旅になりました。
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