ウズベキスタンの世界遺産ヒヴァ「イチャン・カラ」の魅力 !| トラベルダイアリー

ウズベキスタンの世界遺産ヒヴァ「イチャン・カラ」の魅力 !

ヒヴァ旅行体験記

ウズベキスタンのヒヴァ近郊にある村のウズベク人と結婚し移住しました。ヒヴァには「イチャン・カラ」という世界遺産があります。そこに一歩足を踏み入れると、どこかにタイムスリップしてしまったかのような・・・そんな魅力的な場所をご紹介します。

ヒヴァ旅行について

おすすめのポイント
  1. ターコイズブルーのタイル模様と遺跡が作り出す感動的な絶景
  2. 女性の心をくすぐるアトラス(布)やスザ二(刺繍布)・雑貨や陶器
  3. 意外と日本人の口に合うウズベキスタン料理と甘くて美味しい果物

かつてのホラズム王国の首都として栄えたヒヴァ「イチャン・カラ」では、イランやトルクメニスタン、カザフスタンなどのさまざまな文化が混在しています。歴史に興味がある人はもちろん、歴史に全く興味がない人でもその雄大な景色に感動 ! 手の込んだスザ二(刺繍布)、シルク製のアトラス(布)、手編みの靴下や陶器類などの雑貨、ウズベキスタンのエスニック料理で満喫できるでしょう。

ヒヴァ旅行のおすすめのスポット

ターコイズブルーのタイル装飾に圧倒 ! トシュ・ハウリ宮殿

17世紀に建てられたハーン(王様)の宮殿トシュ・ハウリ。トシュとはウズベク語で「石」という意味。公務を行う謁見部屋、儀式の場や宴会等お客を招待する客間、ハーレムと言われるハーンと妻、家族の部屋など大小163もの部屋があります。ヒヴァの中でも最も豪華なターコイズブルーのタイル装飾と材木彫刻で飾られています。その幾何学模様のタイル装飾と雲一つない真っ青な空とが描き出すコントラストがあなたを魅了すること間違いなし ! ハーンには4人の正妻がいたとか・・・あなたはどのタイル模様が好み ?

1000年以上の歴史がある中央アジアで最も有名なジュマ・マチッド

10世紀に建てられたというジュマ・マチッド。マチッドとはウズベク語でイスラム教の人々がお祈りする「モスク」のこと。このマチッドは約5000人の人々が一度にお祈りできる広さ。どの場所からも一番前でお祈りするムッラ(イスラム宗教学者)の姿が見えるように設計されているのには驚き ! 電気などの照明はなく、天窓から差し込む光だけが3m間隔に建てられた213本の彫刻柱を幻想的に描き出しています。柱の彫刻はすべて手彫りで、デザインも違います。あなたはどの彫刻柱がお好み?

どのミナレットにも似つかないヒヴァの象徴クック・ミノラ

ウズベキスタンの観光地ではさまざまなミナレット(塔)がみられます。ヒヴァでは最も高くて美しいイスラム・ホジャ・ミナレットも有名ですが、このクック・ミノラはどのミナレットにも似つかないため、ヒヴァの象徴となっています。「クック」とはウズベク語で「青い」という意味。別名「カリタ・ミノラ」(短い塔)という意味をもつこのミナレットは未完成のため、さまざまな伝説が残されています。

ヒヴァでのおすすめグルメ

Mirza Bashiミルザボシで伝統料理シビット・オシュを堪能

ウズベキスタンではさまざまな料理がありますが、ここヒヴァがあるホラズム州でしか食べられない料理をご紹介します。シビット・オシュはディル(香草)を使った緑色のパスタにお肉やじゃがいもが入ったトマトソースを絡ませたパスタ料理。他にもトゥフム・バラクという卵を使った伝統料理もここヒヴァがあるホラズム州でしか食べられない料理になります。このレストランでは、どちらも注文できます。ヒヴァに来たからには、せっかくなので伝統料理を食べてみては ?

ヒヴァでのおすすめのショッピングスポット

お土産や民芸品を探すならキャラバン・サライへ

イチャン・カラの中を歩いているとあちらこちらに路面店があります。歩いているうちにどこで気になったものがあったのかもわからなくなってしまうほど・・・。ミナレット(塔)にも登ったりとクタクタになってから、「さぁ、お土産はどうしよう?」なんてことに。キャラバン・サライの中ではシルク製のスカーフ、ショール、アトラス(布)、スザ二(刺繍布)、手編みの靴下、陶器類、材木彫刻雑貨、カーペットなどさまざまなお土産がそろっています。また、クトルグ・ムロド・イノク・メドレセ内には、日本のプロジェクトにより2014年にオープンした店舗「コクーン(繭)」があります。お時間がある方はぜひ、覗いてみては ?

ヒヴァにて宿泊したホテル

Qosha Darvoza コシャ・ダルヴァザ

以前私が宿泊したのは、低予算で「イチャン・カラ」から徒歩圏内ということでこのゲストハウス。朝食付きで20$程度とリーズナブル。ベッドもダブルで広く、お部屋も広め。ユニットバスタイプでバス付だけどお湯がタンク式で湯舟に浸かるにはお湯が足りなくなりそうなため、シャワーで。朝食もパン食でハムやチーズ、手作りジャムやお好みで目玉焼きなど飲み物もいろいろで充実していました。ホテルの名前は、ホテル左側にある「デシャン・カラ」のダルヴァザ(門)の1つ「コシャ・ダルヴァザ」から命名されたもの。

ヒヴァ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

個人手配

ウズベキスタンについての出版されている本を持参して個人旅行している方も多くみられますが、ウズベキスタンは英語がなかなか通じない国。タシケントやサマルカンドでは英語が比較的通じることもありますが、ヒヴァではロシア語を話せる人も少なく、現地語のウズベク語かホラズム語(ホラズム州の方言)。「イチャン・カラ」内での値段の交渉などは比較的英語でもいけますが、その他の交渉はなかなか難しいのが事実。ヒヴァでの通訳やガイド他、困った時などは投稿者までご連絡いただければ、お手伝いすることも可能です。

ヒヴァ旅行に必要な持ち物

日焼け・日差し対策グッズ(日焼け止め・日傘・帽子・サングラス等)、ウエットティッシュ、エコバック、歩きやすい靴。ウズベキスタンの観光シーズンは3月中旬から5月、7月から10月くらいまで。というのも6月から7月は「チッラ」といって猛暑になるので観光には不向き。他のシーズン中も日本と比較すると日差しが強いので、日焼け・日差し対策は必須です。

ヒヴァ旅行での注意点

ヒヴァ旅行での注意点
  1. 夏の美味しい果物や生野菜料理は控えめに !
  2. カフェやレストラン等で出されたお茶にも注意 !
  3. 乾燥しているため、汗の量は少ないけれどこまめに水分補給を !

果物が美味しくてついつい食べ過ぎてしまいますが、体調を崩す原因となりやすいので果物や生野菜は控えるように。ホラズム州にあるヒヴァの水は塩害のため、しょっぱめ。カフェやレストランで出されたお茶もミネラルウォーターを使っていない場合もあるので注意が必要。乾燥しているため、汗の量は少ないけれど脱水になりやすいため、こまめに水分補給を忘れずに!

まとめ

ヒヴァの「イチャン・カラ(内城)」について少しご紹介しましたが、実は「デシャン・カラ(外城)」もあり、二重の城壁からなっています。歴史にあまり興味がない人であれば、1日で十分かもしれませんが、ゆっくり時間をとって来られるのであれば、「デシャン・カラ」やヒヴァの市場などをまわってみるのも良いかもしれません。「イチャン・カラについてもっと知りたい」または「ヒヴァに関して」、もしくは「ウズベキスタンについて」ご質問などがありましたら、投稿者のサイトからご連絡ください。

 

アバター

N.mikako日本語通訳・ガイド 

投稿者の過去記事

ウズベキスタンのホラズム州トルクメニスタンとの国境沿いの村に住んでいるウズベク人と結婚し、現在中央アジアで最初に登録された世界遺産「イチャン・カラ」で日本語通訳・ガイドの仕事をしています。
「ヒヴァについて」「ウズベキスタンについて」「村の生活」などにご興味のある方はこちらからお気軽にご連絡ください。https://sehrlixiva.wordpress.com/

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

海外旅行おすすめ

  1. クレモナ旅行体験記ジブリ映画「耳をすませば」の中で登場するイタリアの都市クレモナ。ここはバイオリ…
  2. シンガポール旅行体験記シンガポール旅行は、せっかくなのでセントーサ島へも足をのばして行くことに。…
  3. リスボン旅行体験記美味しいシーフードとお酒を楽しみたい方は是非ポルトガル・リスボンへ!今回はポル…
  4. ホーチミン旅行体験記ホーチミンはハノイよりも活気があり、また美しい街でした。首都はハノイだけど発…
  5. お酒と音楽とケルト文化を味わう ダブリン探訪記| トラベルダイアリー
    ダブリン旅行体験記隅っこ好きな性分で、アイルランド、北アイルランド、スコットランドを巡る旅に出ま…
  6. ウラジオストク旅行体験記2019年令和最初の夏。たまたま読んだブログでウラジオストクが日本から近…
  7. マラケシュ旅行体験記雑誌などでモロッコ風インテリアが特集されて、可愛らしいスリッパやクッションな…
  8. リエージュ旅行体験記海外旅行が大好きな弟に勧められて以来、ずっと行ってみたかったベルギーの都市「…
  9. ポルトガル人に聞いた!絶対に行ってほしい港町ポルト!ポルトガルの友人達にオススメの旅行先を聞いた…
  10. サンフランシスコ 旅行体験記友人がサンフランシスコの近くに住んでおり、以前から行ってみたいと思っ…

国内旅行おすすめ

  1. 神戸旅行体験記関西旅行の中でも私はとにかく神戸がお気に入りです!今回は山側、海側どちらも堪能でき…
  2. 舞鶴赤れんが
    舞鶴旅行体験記舞鶴は、親戚がそばに住んでいたので時折訪れていた場所。ここ数年、舞鶴で大きなサ…
  3. 札幌旅行体験記数年に1回程度、学会発表に参加しなくてはならないため、どうせ行くなら空いている時間…
  4. モザイクタイルミュージアム旅行体験記岐阜県のモザイクタイルミュージアムの存在をネットで知り、‟モザ…
  5. 旭川旅行体験記仕事の都合で札幌に行くことになり、どうせ行くなら観光も出来て、食事も美味しくて、遊…
  6. 佐久島旅行体験記アートの島として有名な佐久島に仲の良い友達3人で行ってきました。とても手軽に離島へ…
  7. 時間がなくても楽しめます!一日で巡る高知・兵庫・和歌山の旅! | トラベルダイアリー
    鍾乳洞・渦潮・海鮮満喫旅行体験記2018年GW以前から行きたかった四国&関西地方への旅行に出かけ…
  8. 白浜旅行体験記和歌山を故郷に持つ友人夫妻の運転で高野山~龍神を観光。次なる目的地は「南紀・白…
  9. 函館旅行体験記仕事関係の学会発表で札幌に行くことになり、どうせなら前後に夏休みを足して親子旅行し…
  10. トマム旅行体験記予てより憧れであった星野リゾートでの宿泊。星野リゾートについていろいろと検索してい…

最新記事

  1. イスラム世界の文化的中心地として栄えた茶色い街 「 ブハラ 」| トラベルダイアリー
    ブハラ旅行体験記2500年もの歴史を秘めているブハラ。シルクロードの面影が残存しているといわれる…
  2. 女子一人旅 in ペルー 首都リマで日系人文化に触れ、日本を感じる| トラベルダイアリー
    リマ旅行体験記危険だと言われるけれど、やはり首都は訪れてみたい。そんな気持ちでリマにも行くことに…
  3. 長野・松本〜観光に食べ歩きに盛りだくさん〜母娘ふたり旅|
    松本旅行体験記海外に行けないストレスをどこで晴らそうと旅行サイトなどを色々見て情報集めをしている…
  4. 長野・松本〜観光に食べ歩きに盛りだくさん〜母娘ふたり旅| トラベルダイアリー
    尾道旅行体験記地元近くでありながら昨年はじめて訪れ、その風光明媚な雰囲気にすっかり惚れ込んだ街・…
  5. 女子一人旅 in ペルー 夢のマチュピチュを心ゆくまでうろつく| トラベルダイアリー
    マチュピチュ旅行体験記ペルーに来た目的、マチュピチュに到達です。子どもの頃からインカに興味があり…
  6. ウズベキスタン共和国内にある秘境「カラカルパクスタン共和国」| トラベルダイアリー
    カラカルパクスタン共和国旅行体験記ウズベキスタン共和国の西部に位置するカラカルパクスタン共和国。…
  7. 女子一人旅 in ペルー マチュピチュの麓、マチュピチュ村で温泉に入る| トラベルダイアリー
    マチュピチュ村旅行体験記いよいよマチュピチュに向かって出発です。マチュピチュの麓にあるこのマチュ…
  8. お酒と音楽とケルト文化を味わう ダブリン探訪記| トラベルダイアリー
    ダブリン旅行体験記隅っこ好きな性分で、アイルランド、北アイルランド、スコットランドを巡る旅に出ま…
  9. いも好き必見!全国のさつまいもスイーツが大集合「関西おいも万博」| トラベルダイアリー
    関西おいも万博に行ってきました!全国の美味しいさつまいもスイーツが集まる「関西おいも万博」なるも…
  10. シルクロードの中心都市 ウズベキスタン”青の都”「サマルカンド」| トラベルダイアリー
    サマルカンド旅行体験記ウズベキスタンのサマルカンドに初めて訪れたのは、今から12年も前のこと。友…

Archive



PAGE TOP