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ウィーン旅行体験記
南ドイツ~オーストリア~ハンガリーを鉄道で周遊しました。1週間で3カ国というハード日程でしたが、陸路での国境越えや色んな街並み&名物料理を満喫♪ そんな周遊旅行で訪れた思い出を場所ごとに綴りたいと思います。今回はオーストリアの首都ウィーンを観光します☆
ウィーン旅行について
- 名門ハプスブルク家が築いた伝統ある美しい町並み
- カフェ、音楽、美術など文化的スポットが多く見どころたっぷり
- 治安が良くて穏やかな雰囲気!交通機関も整ってます
全盛期にはヨーロッパの大部分を統治した名門ハプスブルク家。その中心都市として繁栄したウィーンには今も華麗な街並みや建築物が残ります。歴代皇帝や貴族たちが好んだ音楽やカフェの文化は今も街中に色濃く残り、観光客も音楽家ゆかりのスポットを訪れたりカフェめぐりしたりして楽しめます。また、ウィーンは2018年と2019年にイギリスのエコノミスト誌による「世界いち住みやすい都市」で1位を獲得していて、治安や環境はヨーロッパの都市の中でも高水準。交通機関も充実していて観光しやすかったです。
ウィーン旅行のおすすめのスポット
アンカー時計
ウィーンにはアール・ヌーボー(オーストリアではドイツ語のユーゲント・シュティールと呼ばれる)様式の建築物が多く残ります。実用性と繊細な美しさを両立させたデザインが特徴で、薬局や公衆トイレなどにも取り入れられているため街歩きしながら探してみると楽しいです。シュテファン寺院近くにあるアンカー時計もそのひとつ。正午になるとオーストリアの偉人たちが順番に登場する仕掛け時計になっています。
国立図書館プルンクザール
ウィーン中心部に位置するホーフブルク(王宮)は広大で、博物館や庭園、教会など見どころいっぱい。中でも私が気になって訪れたのは王立図書館。1723年にカール6世の命令で建設され、約260万もの書籍が蔵書。壁一面の本棚と豪華なフレスコ天井画は、まるで大聖堂のように荘厳!息を飲むほどの美しさでした。
シュテファン寺院
街の中心にドーンとそびえる、ウィーンのシンボル的存在。迫力あるゴシック様式の尖塔に、モザイク柄の屋根が目を惹きます。作曲家モーツァルトの結婚式も葬儀もここで行われました。周りには多くのショップやレストランが集まり広場はいつも賑やか。ウィーン観光に欠かせないスポットとなっています。
ウィーンでのおすすめグルメ
DEMELのザッハトルテ
ハプスブルク家専門のベーカリーという歴史を持つ老舗カフェDEMEL(デーメル)。ザッハトルテを扱うカフェの中でもホテル・ザッハーと並ぶ人気店です。お店に入るとザッハトルテ以外にも美味しそうなケーキや焼き菓子がずらり。お土産コーナーでは板チョコやかつてオーストリア皇妃エリザベートが愛したスミレの砂糖漬けなども売られます。
ウィーンでのおすすめのショッピングスポット
ナッシュマルクト
ウィーン西部にある屋外市場。約1km続く細い路地の両脇に、色んなお店が並びます。青果店や魚屋、オリーブ、チーズをはじめスパイスや紅茶を扱うエスニックなお店も。サンドイッチや惣菜などランチを食べられるところもありました。ちなみに日曜や祝日はお休みのお店が多いので要注意!
ウィーンにて宿泊したホテル
Mercure Wien City(メルキュール・ウィーン・シティ)
ウィーン西駅のすぐそばにあるホテル。街の中心部やウィーン中央駅からは離れた立地なので、観光には地下鉄やトラムを利用します。西駅の利用予定がない方にとっては、少し不便かもしれません。私はザルツブルクからの列車がウィーン西駅に到着したので、荷物をすぐに置けて便利でした。何よりお部屋が綺麗で広々していて、スタッフさんも丁寧親切だったので大満足です!
ウィーン旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
航空券と宿は予約サイトExpediaにて事前に個人手配。現地の都市間移動(鉄道)や市内移動(地下鉄)のチケットは現地購入しました。ウィーンは地下鉄・トラム・バスなど交通網が発達していて、個人でも移動しやすいと思います。個人での移動が不安な方は、ミュンヘンやウィーンからの現地発着ツアーを利用し訪れてみるのも良いかもしれません。
ウィーン旅行に必要な持ち物
ヨーロッパは日中過ごしやすくても夜になると肌寒くなったりするので、調節しやすい服装が便利。急な雨に備え雨具も持っておきましょう。特に冬は雪が降ることもあるため滑りにくく防水性のある靴で防寒具も必要。逆に夏に旅行する方は保冷バッグを持参すると、お土産にDEMELなどのチョコレート菓子を持ち帰る時も安心☆
ウィーン旅行での注意点
- お店や市場、観光スポットは営業日時にご注意を
- 老舗カフェは注文の仕方にとまどう・・・チップも必要なところが多い
- 鉄道は会話NGの車両も!?壁の表示を要チェック
オーストリアのお店は日祝休みのところが多く、また教会は礼拝中見学できない場合があるので事前にサイトなどでご確認をオススメします。あと老舗カフェでは「ケーキはカウンター注文だけど飲み物はテーブルに座ったあと担当のウェイターさんに」という風に、ちょっと日本と異なります。チップも必要な場合が多いです。鉄道に乗る際は「お静かに」マークが掲示されている車両があるので、そこでは会話せずに過ごしましょう。
まとめ
名門ハプスブルク家の帝都という歴史を色濃く感じるウィーン。繊細で美しい建築を眺めながら街を歩きカフェでお茶していると、どこからともなくクラシック音楽が聞こえてきそうな、そんな優雅な気分を味わえました!今回鉄道旅の途中で1日しか観光できなかったので、次回訪れる時はゆっくり滞在して「住みやすい都市」ともいわれるウィーンの魅力をもっと深く感じたいなと思います。
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