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ウユニ塩湖旅行体験記
SNSや旅行誌でも見かけることの多い、ウユニ塩湖。実際にその地に立ち自分の目で見た景色は、どんなに美しい写真でも到底適わない、美しい鏡張りの世界でした。初めてその光景を見た瞬間、目頭が熱くなるような感覚を覚えたことを今でも鮮明に覚えています。今回は、2つの記事に分けてウユニ塩湖ツアーの魅力をご紹介していきます。
ウユニ塩湖旅行について
- ウユニ塩湖ツアーは種類が豊富!
- ツアーはお手頃価格!何回も参加する旅行者も多い!
- 乾季と雨季、どちらも美しい!全く違うウユニ塩湖の景色!
ウユニの町から出発するツアーは種類が豊富で、様々な時間帯の塩湖を楽しむことができます。朝日を見るツアー、夕日ツアー、星空ツアー、1泊2日ツアー(現在は催行なし)などあり、旅行のスケジュールに合わせて現地で申し込みましょう。ウユニ塩湖の景色は天候によって大きく左右されますが、ツアー代金が安いので何度も参加しやすいのも◎。ベストシーズンは雨季に入る1月~3月で、この時期はほぼ確実に鏡張りの景色を見ることができます。また乾季の真っ白な塩の大地も圧巻です。
ウユニ塩湖旅行のおすすめのスポット
ランクルに乗ってウユニ塩湖を目指す!
ウユニの町から1泊2日のツアーに参加しました。※現在は1泊2日のツアーの催行はないそうです。朝9時ごろランクルに乗って町を出発します。走り出してすぐに白い塩の大地が広がり、窓からの心地よい風を感じながら車は進んでいきます。ウユニ塩湖の魅力は、鏡張りの景色だけではありません。円錐型に盛られた塩が並ぶ製塩所、朽ちた古い列車が廃棄されている「列車の墓場」や、ニョキニョキとサボテンが生えている島「インカワシ島」など、塩湖内にある観光スポットにも立ち寄ります。
鏡張りの世界を堪能!
私が参加したのは乾季と雨季の間の時期だったので、ほとんどの場所では水が干上がり、あたり一面真っ白な塩の大地がむき出しになっていました。車を飛ばして広大な塩湖を走り、鏡張りになっているスポットを探します。前日に雨が降ったこともあり、すぐに鏡張りのスポットが見つかりました。綺麗な鏡張りが見れるかどうかは、天気や風、空に浮かぶ雲、湖面の水の量など様々な条件によって決まります。運よくこの日はすべての条件がうまく揃いました。思わず息を飲むほどに美しい鏡張りの世界を見ることができました。
乾季の景色もまた絶景!
宿泊した塩のホテル周辺は、真っ白な塩の地平線がどこまでも続きます。地平線に沈む夕日で大地が赤く染まる景色は、本当に神秘的でした。朝日もまた、とても素晴らしい光景でした。360度見渡しても、見えるのは白い大地と青い空だけなので、遠近法を生かしてトリックアートのような写真を撮って楽しむことができます♩ウユニ塩湖といえば、鏡張りの景色が圧倒的に有名ですが、乾季の景色もとても美しくおすすめです。
ウユニ塩湖でのおすすめグルメ
塩のホテルでアルパカ肉にチャレンジ
塩のホテルでの昼食では、リャマの肉が出てきました。初めて食べるリャマの肉は、焼き加減のせいなのかパサパサしていてあんまり美味しいとは言えないお味でしたが、リャマに感謝をして頂きました。ウユニの町でもリャマのお肉が食べられるお店があったので、ぜひ試してみてください。
ウユニ塩湖でのおすすめのショッピングスポット
ツアーの途中に立ち寄るお土産屋さん
ツアーでは、塩湖内にあるインディヘナのお土産屋さんへ立ち寄ります。ウユニ塩湖ならではのお土産といえば、ウユニの塩です。ツアーの途中でも製塩所に立ち寄りましたが、そこで採れた塩が綺麗にラッピングされて売られていました。他にも、アルパカの毛で作った人形やキーホルダー、アルパカ柄の帽子などがありました。お土産品の価格は少し高めでしたが、かわいらしいインディヘナのおばさまたちが一生懸命商売をしていました。
ウユニ塩湖のホテル
塩のホテル プラヤ・ブランカ(現在は博物館)
ウユニ塩湖内にある唯一のホテルでした。現在は、環境保全活動のため基本的に宿泊することはできないようですが、博物館として訪れることはできます。建物はすべて塩で作られており、机や椅子、ベッドまでもが塩でできていました。ただ寝泊まりするだけの場所といった感じで、上下水道や電気などのライフラインがほとんど通っておらず環境はかなり劣悪でした。しかし宿から一歩外へ出ると、真っ白な世界が広がる立地は最高で、貴重な体験をすることができました。
ウユニ塩湖旅行にて利用した旅行代理店
日本人に大人気 穂高ツアー
ウユニの町にある旅行会社で、なぜか日本人に絶大な人気を誇っています。ツアーの催行人数は最大7人で、ツアーデスクの前にツアー参加者を募る紙が張り出されています。この旅行会社での参加者はほぼほぼ日本人で、旅行者同士、仲良くなったりとなかなか楽しい経験ができるかもしれません。長靴の無料レンタルがあるところもポイントが高いです。
ウユニ塩湖旅行に必要な持ち物
「サングラス」「日焼け止め」「カメラ、三脚」
白い塩湖からの太陽の照り返しはかなり強烈です。サングラスと日焼け止めは必須です。一番重要なのはカメラです。かなりの枚数を撮ると思うので、SDカードの容量と予備バッテリーの用意もお忘れなく。三脚もあると便利です。星空が綺麗に撮影できるカメラがあったらいいな、と星空を眺めながら思いました。他にもいくつか、ウユニ塩湖へのツアーで役立つアイテムがあるので、続きは次の記事でご紹介します。
ウユニ塩湖旅行での注意点
- 高山病に注意!ウユニの町で体を慣らし万全の体調でツアーに臨もう!
- 寒暖差に注意!朝晩はかなり冷え込みます!
- 天候によって鏡張りの綺麗度も変わる!余裕のある日程を!
ウユニの町は、標高3700mと富士山とほぼ同じです。ウユニの町に着いた時点で、少しでも体に異変を感じたらまずは休むこと。高山に体を慣らしてからツアーに参加しましょう。ウユニ塩湖は朝晩の冷え込みが強いので、服装に注意しましょう。綺麗な景色が見れるかどうかは、天気に左右されます。何度かツアーに参加するつもりで日程に余裕を持った旅のスケジュールを立てましょう。
まとめ
世界一周しようと日本を出発した時、絶対に行くと決めていた場所のひとつが、ウユニ塩湖でした。ウユニ塩湖の存在を知ってから、ウユニ塩湖を訪れることをずっと夢見ていましたが、様々なメディアで何度も鏡張りの景色を見ていたこともあり、果たして自分がその地に立ったときに、心の底から感動できるのだろうか、と半信半疑な気持ちもありました。しかしそんな気持ちはすぐに吹き飛ぶほど、感動的な絶景が目の前に広がっていました。自然の生み出す圧倒的な美しさに、人間は到底敵うことはできないと実感しました。
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