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カネオヘベイ・エアショーに行ってきました!
航空ショーが大好きな私達家族。結婚10周年記念の海外旅行先を探している時に、息子が大好きなアメリカ海軍のアクロバット飛行部隊「ブルーエンジェルス」がハワイのカネオヘ基地で航空ショーをすることを知り、これは観に行くしかない!ということで、ハワイ行きを決めました。迫力満点のエアショーの様子をご紹介します。
カネオヘベイ・エアショーとは
- この日限り!普段は入れない米海兵隊基地内に特別に入れる。
- 迫力満点!ブルーエンジェルスの航空ショー。
- パラシュート降下や軍用機の展示など、楽しいイベントが盛りだくさん!
カネオヘベイ・エアショーは、ハワイ・オアフ島のカネオへ米海兵隊基地で行われる航空ショーで、この日に限り軍関係者以外の一般人も基地内に入ることができます。
航空ショーと言えば、日本では航空自衛隊「ブルーインパルス」が有名ですが、アメリカにもアメリカ海軍F/A-18 ホーネット戦闘機の「ブルーエンジェルス」というアクロバット飛行部隊があります。イベントでは、ブルーエンジェルスの迫力満点のアクロバット飛行のほか、パラシュート部隊によるパラシュート降下、また軍用機の展示や試乗など、航空ファンはもちろん、そうでない方でも楽しめるイベントが盛りだくさんです。
カネオヘベイ・エアショーの見どころ
はるか上空からのパラシュート降下
エアショーのメインはブルーエンジェルスのアクロバット飛行ですが、ブルーエンジェルスの登場までに、会場を盛り上げるように数々の展示飛行が行われます。
まずはパラシュート部隊によるパラシュート降下。肉眼では人影が小さくしか見えないようなはるか上空から、5人の隊員がパラシュートを広げ降下してきます。カラフルな色のスモークを焚きながらゆっくりと弧を描くように降下し、最後に星条旗が大きくはためく演出は、さすがアメリカ!という感じです。
迫力満点!アクロバット飛行
次はプロペラ機によるアクロバット飛行です。機体がほぼ垂直に上昇したかと思ったら頂上でエンジンが止まり、「エンジントラブル!?」と思わせるような急降下。その後も背面飛行やクルクルと回転しながらの降下など、観ているこちらがハラハラするような飛行の連続です。
こちらはC130ハーキュリーズ輸送機。軽快な音楽に合わせ、大きな機体が客席すれすれの位置で斜めになりながら飛行する様子は迫力満点!観客のテンションもアップします!
エアショーのメイン!ブルーエンジェルス登場!
会場の空気も盛り上がったところで、いよいよブルーエンジェルスの登場です!爆音とともに紺色の6機の機体が現れると、観客のテンションも最高潮!回転飛行や背面飛行もお手のもの。次々とのエキサイティングな飛行が繰り広げられます。
ブルーエンジェルスが世界一とも言われるのが、超が付く程の「密集編隊」。猛スピードのなか、翼同士が触れ合いそうなわずか数メートルという間隔で、フォーメーションを変えながら編隊飛行をする様子は、まさに圧巻です。
ブルーエンジェルスはどうしてもレンズ越しではなく肉眼で見たいという想いから、残念ながら動画で撮っておらず、あの迫力をお伝え出来ないのが残念です…。
パイロットは超人揃い!
ショーが終わると滑走路上に6機が並び、パイロットが降りてきます。観客は皆、割れんばかりの拍手と歓声でパイロット達に称賛をおくります。
このパロット達、操縦技術が素晴らしいのは言うまでもありませんが、驚くのは、伝統的に飛行中は耐Gスーツ(高い加速度から身を守るためのスーツ)や酸素マスクを着用していないのです!過酷な状況の中での、一糸乱れぬ見事なパフォーマンス。ブルーエンジェルスのパイロット達は、熟練した高い操縦技術と、驚くべき身体能力を持った、まさに「世界一」と言われる超人揃いなのです。
軍用機の展示や試乗
会場内には、戦闘機や輸送機など実際に使われている軍用機が展示されています。ずらりと並んだ大きな機体は、間近で見るとその迫力に圧倒されます。
実際にヘリコプターの操縦席に座れたり、輸送機の中に入ることもできました。
普段なかなか見ることのできない軍用機を間近で見られるのはこのようなイベントならでは。ミリタリーファンではなくても、その迫力と格好良さに魅了されること間違いなしです。
カネオヘベイ・エアショーで見つけたお土産
ここでしか買えない!ブルーエンジェルスグッズ
会場内にはブルーエンジェルスのオフィシャルグッズが販売されている特設ブースがありした。Tシャツ・帽子・タオル・おもちゃ等々、どれもここでしか買えないようなレアな物ばかり。迫力あるショーを観た後は、やはり記念に買って帰りたくなります♪ブルーエンジェルスファンの息子も、Tシャツと時計、模型機も買って大満足の様子でした。
併せて行きたい観光地
航空ファンならこちらもおすすめ「太平洋航空博物館パールハーバー」
オアフ島・パールハーバー内のフォード島にある「太平洋航空博物館パールハーバー」。太平洋戦争時の格納庫を改装して造られた博物館です。おすすめは日本語ガイドツアー。戦時中実際に使用された零戦等が展示されている格納庫の他、映画「トップガン」でも有名なF14トムキャット等が展示されている別の格納庫へも案内してもらえます。両方の格納庫に行けるのは日本語ガイドツアーのみ。戦闘機について丁寧に説明を受けながら、間近で貴重な機体を見ることができ、航空ファンなら大満足間違いなしの施設です。
カネオヘベイ・エアショーに必要なアイテム・服装・その他
入場時は身分証明書の提示が必要になります。パスポートは必ず持参しましょう。
10月の開催でしたが、会場内はほとんど日陰がないので、飲料水、帽子、日焼け止めなど、暑さ対策はしていった方が良いでしょう。また、エアショーではエンジン音が耳をふさぐほどの爆音になることもあるので、耳栓を持参するとゆっくりと観ることができます。
カネオヘベイ・エアショーでの注意点
基地という場所柄、入場時は厳重なチェックがあります。必要アイテムにも記載しましたが、観光客はパスポートが無いと本当に中に入れてもらえないようなので、パスポートは絶対にお忘れなく!また、手荷物検査もあります。手荷物は必要最小限にとどめるのが良いでしょう。
人気のあるイベントなので、当日は車が渋滞します。前後に予定のある場合は、ゆとりを持って入退場されることをおすすめします。
まとめ
初めて海外の航空ショーを訪れて思ったのが、「さすがアメリカ!日本に比べてやることがド派手!!」。映画のワンシーンのような迫力のあるアクロバット飛行に、ノリノリの音楽に合わせて飛行、アナウンスの盛り上げなど、エンターテイメント性の高い演出は、いかにもアメリカの航空ショーという感じで、どれもとても楽しく観ることができました。
今回、少しマニアックな記事になってしまいましたが、こんな私も元々は飛行機は民間機しか知らなかったただのオバサン。戦闘機好きの子供の影響で航空ショーを観に行くようになり、すっかりその格好良さに魅了されました。
迫力満点のエアショー、ハワイ旅行の時に日程が合えば、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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