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チュニス旅行体験記
地中海に面したチュニスは北アフリカでありながらもどこかヨーロッパのような雰囲気を感じられる街でした。歴史ある旧市街と新市街のコントラストが興味深く、また、チュニス周辺の遺跡なども見応えがありました。移動は全て車になりますが、長くて片道3時間程度なので身体に負担も少なかったです。
チュニス旅行について
- 世界に誇る素晴らしいモザイクコレクションが見られる
- メディナにはたくさんのお店が立ち並び散策が楽しい
- チュニスを起点にして周辺の観光地へのアクセスも簡単
チュニジアには素晴らしいモザイクのコレクションがいくつもあり、観光客を魅了しています。特にチュニジア国内からのモザイクを集めた博物館は必見です。また、チュニスの新市街にはモダンなお店が並び、歩道も綺麗に舗装されているので買い物がしやすいです。旧市街には果物や海でとれた魚介類を販売する市場の他、ランプシェードにバブーシュを販売するお店なども多く立ち並び、毎日賑わっていて面白いです。
チュニス旅行のおすすめのスポット
チュニジアが誇る世界一のモザイク博物館 バルドー博物館
バルドー博物館はチュニジア国立の博物館です。その規模はアフリカの中でエジプトのカイロ博物館に次ぐ規模となっています。館内にはチュニジア国内で出土した遺跡から見つかった素晴らしいモザイクが展示されています。とても種類が豊富で、その緻密なデザインは息をのむほどです。人物や動物が細やかに描かれており古代人の技術の高さに感銘を受けます。また、博物館の建物は元は宮殿だったらしく、建物事態も美しいのも見どころです。
旧市街への入口・ビクトワール広場
旧市街への入口にある広場です。ここを起点にしてフランス門を抜けて旧市街とは反対側へ行きます。ハビブ・ブルギバ通りにはファストファッションのお店や大型のショッピングセンター、カフェなどが並び、現代のチュニジアの繫華街となっています。歩行者用の道も綺麗に舗装されているので歩きやすく、見て回るだけでも楽しい時間が過ごせます。
世界遺産ドゥッガ遺跡まで日帰り観光
ドゥッガ遺跡はチュニスから約100㎞の距離にあり、車で片道約2時間にあるローマ遺跡です。チュニジアの世界遺産の1つで、北アフリカの遺跡の中でも特に保存状態がよいといわれています。ここは標高が600mと高いので、遺跡が近づくにつれ、見晴らしがとても良くなります。特に古代劇場を中心として、古代ローマの神々を祀る神殿、キャピタルなどの遺跡は保存状態がよく見応えがあります。ドゥッガ遺跡と周りを囲むオリーブ畑の緑がとても綺麗でした。
チュニスでのおすすめグルメ
ドゥッガ遺跡の帰りに立ち寄ったThe Thugga Restaurant
今回はチュニスではなくドゥッガ遺跡観光の帰りに立ち寄ったレストランをご紹介します。このThe Thugga Restaurant ではいのしし肉が味わえます。この地方の名産だそうです。いのししと聞くと少しクセがあるのかなと思いましたが、私は意外にも美味しく頂けました。他のお客さん達は残している人もいたので個人差があると思います。レストラン内にはいのししの頭の剥製も飾ってありましたよ。
チュニスでのおすすめのショッピングスポット
大きなメディナで雑貨探し♪
チュニジアにはいくつかメディナがありますが、このチュニスの旧市街は規模が大きく、お店の数も豊富です。お店には他の場所同様に値札がついていないので、料金を店主と確認して、時には交渉する必要もあります。ですが、チュニジアの方は皆さん優しいのでそれほどストレスがなく買えます。私は小さなランプとチュニジアの手製の木製人形・アリババを購入しました。
チュニスにて宿泊したホテル
チュニス郊外のホテル EL MOURADI GAMMARTH
今回はチュニス郊外のガマルトに宿泊しました。チュニスからがマルトまでは車で約30分の距離で、がマルトは海沿いのリゾートエリアです。エルムラディとはチュニジア国内のチェーンホテルのようです。5つ星だけあって綺麗なホテルでした。朝食や夕食ビュッフェも種類豊富でホテル内のバーも雰囲気が良かったです。レセプションエリアも広々としていて、とても開放感がありました。
チュニス旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
阪急交通社
チュニジア周遊10日間のツアーに参加しました。チュニジアへの添乗も何度か経験がある方が添乗員さんで、とても頼りになりました。オリーブ畑をみると心が休まるとおっしゃっていて、個人的にもチュニジアがとても好きなようでした。ガイドさんたちとも上手く連携されており、ツアー中はとても安心して過ごすことが出来ました。
チュニス旅行に必要な持ち物
メディナなどの小さいお店などはカードがまだ使えない場合があるので現金はしっかりと持っていかれることをお勧めします。メディナや館内などの観光時は良いですが、ドゥッガ遺跡は日陰がありません。そのため日焼け対策として日傘や帽子を持っていかれることをお勧めします。あとはメディナもドゥッガ遺跡遺跡も石畳なので、歩きやすく滑りにくいスニーカーで行かれることをお勧めします。
チュニス旅行での注意点
- 旧市街は石畳で坂が多いので歩きやすい靴で
- メディナで買い物したものはしっかりと梱包してもらおう
- ドゥッガ遺跡は日陰がないので日焼け対策を忘れずに
私はメディナで小さなランプを3つ購入したのですが、日本に持ち帰る際にスーツケースの中で割れてしまっていました。メディナの店主はきちんと梱包してくれていたと思いますが、自分でもしっかりと確認しておくことが必要ですね。
まとめ
チュニジアはモロッコともエジプトともまた違う洗練されたような雰囲気がある国でした。首都チュニスは旧市街も新市街も活気にあふれ、魅了ある場所でした。人も謙虚でスマートな印象を受けました。カフェやレストランなどもっと時間があれば入ってみたいと感じた場所がいくつもありました。チュニス近郊にはまだたくさんの観光名所があるので次回また紹介していきたいと思います。
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