あの歴史の舞台がてんこ盛り!ドイツ・ポツダム旅行記

ポツダム旅行体験記

ドイツの首都ベルリンから日帰りで足を延ばせる「ポツダム」。学校で勉強した「ポツダム宣言」のイメージしかなかったのですが、行ってみると、とても上品でヨーロッパ情緒あふれる明るい素敵な都市でした!ここではその魅力をご紹介します♪

ポツダム旅行について

おすすめのポイント
  1. No.1観光スポット「サンスーシ宮殿」
  2. 緑豊かな公園の風景
  3. 「あの」名物料理に貢献した街

ポツダムはドイツの首都ベルリンから電車で30分ほどのところにある都市。世界遺産「サンスーシ宮殿」やその関連施設は、ポツダムに来たほとんどの人が足を運ぶNo.1人気観光スポットです。周辺に広がる「サンスーシ公園」は入場無料。これらの建設を進めた時の王様「フリードリヒ2世」はドイツにじゃがいも文化を定着させた立役者で、なんと公園内にあるお墓には、いまでもお花とともに「じゃがいも」がしょっちゅう供えられています。

ポツダム旅行のおすすめのスポット

Schloss Sanssouci

黄色い外観や、建てられた場所がなんとも特徴的な「サンスーシ宮殿(シュロス・サンスーシ)」。ポツダムで最も定番の観光スポットで、1747年に時の王様、フリードリヒ2世のお住まいとして建てられました。宮殿は段々畑のような坂の上に建てられているのですが、その姿がなんとも優雅!平屋式の宮殿で、決して大きなものではないのですが、芸術方面にもあかるい、フリードリヒ2世の抜群のセンスを存分に感じることができました。

Neues Palais

「新宮殿(ノイエス・パレース)」は一瞬「こっちがサンスーシ宮殿!?」と間違えてしまうほど、豪華絢爛な宮殿で、サンスーシ宮殿から2キロほど離れた場所に建っています。こちらもフリードリヒ2世の命によって建てられたものなのですが、国力を誇示する目的で造られた為、とにかくド迫力スケール!広いサンスーシ公園内の奥にあるため、アクセスは少々悪いですが、時間がある方は是非セットで足を運んでみてください。

Park Sanssouci

「サンスーシ公園(パルク・サンスーシ)」は、公園内に入るだけなら無料♪ポツダムにある主な観光スポットは、サンスーシ宮殿のみ、日本語音声ガイドを借りることが出来るのですが、他は基本的には英語orドイツ語力が必要なので、親子連れ、感覚的に楽しみたい方や、歴史にあまり興味がない方はサンスーシ公園をそぞろ歩きするのもおすすめです。

ポツダムでのおすすめグルメ

Kartoffel

「じゃがいも」といえば、いまではドイツ料理には絶対に欠かせないものですが、実は国内へ紹介されたのは、1700年代に入ってからのことだそうです。もちろん日本でもドイツでも簡単に食べられますが、ポツダムに来たら是非じゃがいもを食べて欲しい!というのも、サンスーシ宮殿の主、フリードリヒ2世がドイツでのじゃがいも普及に多大な貢献をした為です。じゃがいもはドイツ語で「カルトッフェル(複:カルトッフェルン)」。是非チェックしてみてください。

ポツダムでのおすすめのショッピングスポット

Brandenburger Tor周辺

「ブランデンブルク門(ブランデンブルク・トア)」周辺は街一番の繁華街。サンスーシ宮殿から歩いて約10分、ポツダム中央駅(Potsdam Hauptbahnhof)から約20分ほところにあります。門の前から延びるブランデンブルク通り(Brandenburger straße/ ブランデンブルク・シュトラーセ)は、華やかながらも、お隣の首都ベルリンに比べると、かなりのんびりした雰囲気でお買い物しやすくおすすめです。

ポツダムにて宿泊したホテル

Hotel NH Potsdam

私たちは欧州チェーン系ホテルの「ホテル・エヌエイチ・ポツダム」に泊まりました。ベルリンからの電車が停まる「ポツダム中央駅(Potsdam Hauptbahnhof)」からは歩いて20分ほどかかりましたが、街の中心地で、ブランデンブルク通りからもすぐの所だったため、食事やショッピングなどをするには好アクセスでした。ポツダム―ベルリン間は電車で約30分なので、次の予定次第で、ベルリン泊orポツダム泊を選び分けると良いかと思います。

ポツダム旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

個人手配

私たちはドイツの首都ベルリンを旅の起点とし、電車でポツダムまで足を延ばしました。徒歩で色々と見て回りましたが、特にサンスーシ公園はめちゃくちゃ広い(約290ヘクタール、東京ドーム約62個分あります…)くヘトヘト!バスを利用しながら巡ることも出来ますが、海外の公共交通機関やバスが不慣れな方、また、観光スポットへの理解を深めたい方は、現地発着のツアーなどを組み合わせると良いかもしれません。

ポツダム旅行に必要な持ち物とは

「帽子(特に春~秋)」
ポツダムは湿度が低く、カラっとしているのですが日差しが強く、観光をしていると、あっという間に日焼けしてしまいました。日本と違って日傘をさす文化がない為、日焼けしたくない方は日焼け止めに加え、帽子でガードすると安心です。なお日焼け止めも種類が少なめ…。鞄に余裕があれば日本から持って行った方が現地で慌てなくて済むかと思います。

ポツダム旅行で気を付けることとは!?

ポツダム旅行での注意点
  1. サンスーシ宮殿はとにかく広い!です。
  2. 観光スポットは巡る場所によってチケットを選び分けましょう。
  3. 歩きやすい靴でいきましょう。

ポツダム観光のハイライト、サンスーシ宮殿はじっくり見ようとすると丸一日かかりまいます。とりあえず押さえておきたい方は公園のみor公園+サンスーシ宮殿のみの入場がオススメ。じっくり見たい方は、19ユーロで複数施設を巡れるセット券があるのでそちらをチョイスしましょう。公園内は徒歩orバスでの移動となります。歩きやすい靴で行くのが◎市街地観光も予定されている方は、事前に計画をたてて、効率良く巡りましょう。

まとめ

なお、ポツダム会議(宣言)の舞台となった「ツェツィーリエンホーフ宮殿(Schloss Cecilienhof)」も同市内にあり、サンスーシ宮殿からタクシーで5分~10分ほどでした。小さいながらも観光スポットがとにかくたくさんのポツダム。歴史好きな方は1~1.5日ほどあるとゆっくり見て回ることが出来るでしょう。是非ベルリンへ遊びに行った際は足を延ばしてみてください。

 

アコ東京出身。

投稿者の過去記事

アメリカ→イタリア在住。
美味しいもの、特にスイーツが大好きです.。.:**:.。..

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