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ピネロロ旅行体験記
友人の留学がきっかけで遊びに行った北イタリアのアルプスのふもとの街ピネロロ。行ってみたら、自然が豊かで、想像以上に魅力あふれる街でしたので、皆さまにご紹介したいと思います♡
ピネロロ旅行について
- トリノ冬季五輪の会場に入ることが出来る点
- イタリアの人気菓子、パネットーネの有名店に行ける点
- 丘の上からアルプス×牧草地の絶景が見渡せる点
ピネロロ(Pineloro)はイタリア・ピエモンテ州にある小さな街。州都トリノから電車で1時間程で行くことができます。カーリングファンの方は、2006年トリノ冬季五輪の会場となった場所として、記憶に残っている方もいらっしゃるかもしれません。その他、パネットーネというイタリア菓子のトップメーカー「ガルップ(Galup)」の本社があったり、丘の上からイタリアきっての雄大な自然の風景が望めたり…。スポーツ・食・自然、様々な楽しみ方が出来る点がピネロロの魅力です。
ピネロロ旅行のおすすめのスポット
Stadio Olimpico del Ghiaccio
ウインタースポーツがお好きな方にとって見逃せないのが、2006年トリノ冬季五輪でカーリングの会場となったスタディオ・オリンピコ・デル・ギアッチョ(Stadio Olimpico del Ghiaccio)です。場所はピネロロ駅のひとつお隣のピネロロ・オリンピカ駅(Pinerolo Olimpica)の目の前。試合などがない日は一般開放されており、5ユーロでアイススケートを楽しむことも出来ます。プラス5ユーロで、レンタルシューズの貸し出しもあるので遊びに行ってみてはいかがでしょうか?きっと思い出に残ることと思います。
Galup本店
ガルップは1922年創業のイタリアの有名なお菓子メーカー。特にイタリアのクリスマスに欠かせないお菓子、パネットーネが主力商品で、イタリアでは知らない人がいないのでは!?というほど定番中の定番だそうです。ホリデーシーズンは日本の輸入食材店に並ぶこともある有名な一品。ピネロロ駅から20分ほど歩いた所にある本店では、ガルップの全ての商品を買うことが出来ますよ!アウトレット商品もたくさんあるので、是非足を伸ばしてみてください。
ピネロロの丘の上からの牧草風景
ピネロロは街中にあるイタリアらしい教会や広場なども素敵でしたが、個人的には丘の上からみる景色が100点満点!どこを切り取っても絵になる絶景だと思いました。私たちは街中から15分ほど歩いた小高い丘の上まで上がり、往復約1時間ほどの散歩をしたのですが、道には可愛らしい牛や羊がいて、ほのぼの。本当に長閑なひとときを過ごすことができました。ピネロロは治安も良いので、日が出ているうちは、丘の上への散歩もオススメです。
ピネロロでのおすすめグルメ
Shop 1882 Bar Galup
Shop 1882 Bar Galupは、先ほどご紹介したガルップの製品がいただけるカフェ・レストランです。ピネロロ駅から歩いて10分弱のところにある為、5本店まで行く時間がない方にも便利。ランチがてら是非足を運んでみてはいかがでしょうか?店ではもちろんパネットーネを食べることも出来ますし、カフェの種類も豊富です。レジ前ではお土産用のアイテムも置いてあるので、買い物がてら覗いてみるのも良いでしょう。
ピネロロでのおすすめのショッピングスポット
サン・ドナート広場周辺
写真のサンドナート大聖堂(Cattedrale di San Donato)を中心に広がるサン・ドナート広場(Piazza san donato)は、ショップやレストランが連なる賑わいのある場所でした。甘いものがお好きな方は、大聖堂の裏手にあるお菓子店「Pasticceria Ferraud(パスティッチェリア・フェロー)」がオススメ。高貴な雰囲気の漂う店は、1階がショップ、2階がカフェになっており、現代的な雰囲気のガルップとはまた異なる、優雅なひとときを過ごすことができます。
ピネロロにて宿泊したホテル
Starhotels majestic
私たちはピネロロへは日帰りで旅行をし、夜はトリノ市内へ戻って、駅前のホテル「スターホテルズ・マジェスティック」に泊まりました。初めてのピネロロ旅行だった為、現地でのホテルをうまく探すことが出来ず、馴染みのあるホテルに泊まってしまいましたが、ピネロロにも素敵なホテルがたくさんあったので、ちょっと心残り…。特に農家のお宅に泊まれる「アグリツーリズモ」スタイルのホテルが楽しそうだったので、次回機会があれば、チャレンジしたいと思っています。
ピネロロ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
私たちは留学中の友人に会いに行くのも旅の目的のひとつだった為、個人手配スタイルが、最適でした。しかし、農園ホテル(アグリツーリズモ)体験をしたい方や、ピネロロをもっと効率よく巡りたい方は、ツアーの方が言葉や交通手段の不自由なく、サクサク回れて良いかもしれません。ピネロロは地方の小さな街ゆえ、英語が通じないことも多かったです。イタリア語にまったく明るくない方も、ツアーをうまく利用した方が、旅がさらに充実することと思います。
ピネロロ旅行に必要な持ち物とは
「折りたたみの傘・レインコート」
ピネロロは街の中心地以外は建物が少ない為、急な荒天時に雨風をしのげる場所が少なめです。ゆえに、念のため、折りたたみ傘を携帯していると良いでしょう。もし、丘の上まであがる予定の方は、出来たら両手がふさがることのないレインコートだとさらに◎イタリアには折りたたみ傘やレインコートがあまり売っていないので、現地で買うより日本から持って行った方が安心です。
ピネロロ旅行で気を付けることとは!?
- 電車の発着時刻にお気を付けください
- 丘に上がる方ははやめに上がって、明るいウチに戻りましょう
- お店に入るときは「ボンジョルノ!」と挨拶を!
(行き先にもよりますが)ピネロロ駅から出ている電車は、例えばトリノ行きだと2時間に1本ほどのペースで発着していました。ゆえに、あらかじめ街歩きをする前に、帰りの電車の候補を決めておくのをお忘れなく。丘に上がる方は、暗くなると周辺に灯りがほとんど無くなりますので、明るいうちに戻りましょう。また、市内散策をする方は、お店に入る時に是非挨拶を!ピネロロの方たちは、普段日本人をほとんど見かけないため、相手の緊張をほぐすためにも、是非声掛けをしてあげてください。
まとめ
ピネロロは日本の長野県のような印象を受けました。ほどよく都会で、電車でのアクセスは良いながらも、田舎町としての魅力も満載。街の中心地を抜けると、一気にスイスアルプスの山並みと、どこまでも続く牧草地が広がる、とっても長閑な景色が印象的でした。グルメに関しては、今回お菓子ばかりチェックしてしまいましたが、乳製品なども有名だそう。次回は、是非それらも堪能したいと今からワクワクしています♡
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