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ベルン旅行体験記
春休みを利用して祖母が若き日に祖父と旅した思い出の地、スイスの首都ベルンへ、祖母と2人旅に行ってきました。ここではその時の思い出を元に、ベルンの魅力をご紹介します。
ベルン旅行について
- 治安が良く、女子旅も安心な点。
- 旧市街全体が世界遺産である点。
- いにしえの風景と現代の風景が見事に融合している点。
スイス連邦の首都ベルン。大きな街の中にはスイスの良い所がぎゅぎゅっと濃縮されており、一年を通じて様々な楽しみ方が出来ます。アンティークの可愛らしい街並みが魅力の旧市街(世界遺産)。女子旅や、ご高齢の方との旅行にももってこいの美しい公園。そして、街の名前の由来になったクマさんとの出会いも…!これはベルンに来たら絶対見逃せません。
ベルン旅行のおすすめのスポット
時計塔
ベルンに関するガイドブック、ポストカードをチェックすると、必ず登場するのがこちらの「時計塔(ツィットグロッゲ/Zytglogge)」です。なんとこの時計塔、1218年につくられて以来、時を刻み続けているのだそうです。若い頃、ここを訪れた祖母は、数十年ぶりの時計塔との再会、何一つ変わらぬ姿に感涙。時が経っても全く変わらぬ風景に、ぜひ会いに行ってみてください。
クマ公園
ベルンの語源はなんと「クマ(ベーアBär)」からきているのだそう!ということで、街にはいたる所にクマ関連のアイテムが並んでおり…なんと!市内には本物のクマもいます。場所は中心地から1キロほど歩いたところにある「クマ公園(ベーレングラーベン/Bärengraben)」の中。ベルンでは昔から名物として飼育されているそうですが、まさかこんな所でクマに会えるとは思っておらず、大興奮してしまいました。
バラ公園
「バラ公園(ローゼンガルテン/Rosengarten)」は地元っ子たちのインスタ映えスポットとしても人気の公園。ベルンは首都でありながら、街の中にたくさんの公園があり、どれも魅力的なのですが…バラ公園は、綺麗な庭園と、高台からの眺望が一気に味わえる点が◎!私たちの行った時期はバラは咲いていませんでしたが、それでも多くの人で賑わっていました。小さいお子様連れの方にもおすすめの場所です。
ベルンでのおすすめグルメ
Rosengarten
バラ公園の一角にあるレストラン「ローゼンガルテン」はガイドブックを見て以来気になっていた場所。日本の代官山や恵比寿などにありそうな現代的な建物と、高台からのベルンの街並み、バラ公園の愛らしい魅力が一度に楽しめる素敵なレストランでした。少々お値段は張りますが、とっておきのお食事を希望されている方にはなによりおすすめ!公式HPから、メニューを見たり、予約したりすることも出来ます。
ベルンでのおすすめのショッピングスポット
旧市街
時計塔などのある旧市街は大通りの両側に数えきれないほどのお店が並ぶ、お買い物スポット。道中ベルン大聖堂(ベルナー・ミュンスター/Berner Münster)などの観光スポットにも立ち寄れる上、周辺一帯が世界遺産にも指定されているので、買い物にあまり興味がない方も、ぶらぶらするだけで、異国情緒を全身で感じることが出来ます。
ベルンにて宿泊したホテル
Hôtel Royal Savoy Lausanne(ローザンヌ)
私たちはベルンでは宿泊せず、そのまま陸路でローザンヌに行き、ローザンヌのホテルに宿泊しました。「ロイヤル・サボイ・ローザンヌ」はローザンヌの観光の中心部からは少し離れていますが、レマン湖のほとりの景色が美しく、明るく清潔感があって素敵な場所でした。もちろんベルン市内にもたくさんホテルがあるのでご旅程に合わせてご検討されることをオススメします。
ベルン旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
私たちは今回、高齢の祖母との旅行だった為、マイペースで旅程を組むことの出来る個人手配にてスイスの街々を巡りました。スイスは鉄道網が発達しており、ほとんどの人が英語を話すことが出来るので、海外旅行に慣れている方であれば個人手配もオススメ。一方で少々物価が高い為、場合によってはツアーの方が費用を抑えられる可能性があります。
ベルン旅行に必要な持ち物とは
「スイスフラン(小額)」
首都ベルンをはじめスイスではたいていの店でクレジットカードが使えた為、今回の祖母との2人旅で、現金を使ったのは1,000円/日 程度。さいあく無くても大丈夫なほどでしたが、念のため小額だけ両替しておくといざという時安心です。家族や親戚にスイス旅行に最近行った!という方がいたら、小銭が余っていないか聞いてみるのもテです。
ベルン旅行で気を付けることとは!?
- 基本的に日曜日は「お休み」です。
- 夏でもひんやり、上着を持っていきましょう。
- 全体的に物価が高めです(涙)。
スイスのお店は、基本的には日曜日は「お休み」。土曜日も早めに店を閉める所が多いです。お目当ての品がある方は、可能であれば平日のウチに頑張ってゲットしておきましょう。夏の日中でも「ちょっと寒いカモ」なんて思うこともしばしば。人によっては、日中も半袖は要らないかもしれません。全体的に物価が高いので、ヨーロッパを周遊予定の方は、場合によってはスイス産の品も、他国で買った方が安いケースがあります。
まとめ
ベルンは驚くほど中世の姿がそのまま現在へとしっかりと伝えられていて、そこに魅力を感じました。チューリッヒやジュネーブなどの他都市からも陸路で2時間足らずで簡単にアクセスできる点も◎今回は祖母の思い出の地を中心に巡った為、最新のスポットをチェックする時間はあまりとれませんでしたが、次回はまた違った角度から、ベルンの魅力に迫ってみたいです。
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