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リッフェル湖旅行
「逆さ富士」ならぬ「逆さマッターホルン」が見られるといわれる、スイスの景勝地「リッフェル湖」へ、夏休みを利用して遊びに行ってきました!ここではその時の様子をご紹介します。
リッフェル湖について
- 登山電車がすぐ近くを走っており、好アクセスな点。
- 逆さマッタ―ホルンが楽しめる点。
- アルプスの絶景を特等席で楽しめる点。
アルプスを形作る山の一つ、標高2927メートルのリッフェルホルン(Riffelhorn)。その裾野に広がる「リッフェル湖(リッフェルゼー/Riffelsee)」は、数あるスイスの景勝地の中でも”逆さマッターホルンがきれいに見られる場所”として有名です。晴天で無風の時にだけ見られる「逆さマッターホルン」は、感動必至。登山電車で比較的簡単にアクセスできる点もオススメのポイントです。
リッフェル湖のおすすめポイント
ゴルナーグラート鉄道
「ゴルナーグラート鉄道(Gornergrat Bahn/ゴルナーグラート・バーン)」は、リッフェル湖近くのゴルナーグラートの山の頂と、ふもとの町ツェルマットとを結ぶ登山列車。普通の電車に乗るような感覚で、誰でも利用することが出来ます。電車に乗れば1605メートルのふもとの町から、標高3089メートルの山の頂まで一直線!車窓からの絶景や、車内での出会いもまた、かけがえのない思い出となることでしょう。
逆さマッターホルン
ゴルナーグラート鉄道に乗って、終点から1つ手前の「ローテンボーデン(Rotenboden)」駅で下車すると、まもなくリッフェル湖が眼前に現れます。ここで「逆さマッターホルン」を見るには晴天、無風、なにより目の前に見えるマッターホルンが雲に覆われていないことが大切な条件。…ですが、もし見られなかったとしても大丈夫!十分過ぎるくらい感動の絶景が、私たちを迎え入れてくれます。
湖畔でのハイキング
リッフェル湖だけに立ち寄りたい方は、ローテンボーデン駅での下車がオススメですが、終点のゴルナーグラート駅(Gornergrat)で降りて、30分ほどかけてハイキングしつつ、リッフェル湖まで向かうのもオツです。道は遊歩道となっており、なだらかな下り坂が続くので、普段あまり運動されない方でも、自信をもってハイキングを楽しむことが出来るでしょう。高山病に不安がなければ、是非チャレンジしてみてください。
リッフェル湖でのおすすめグルメ
TOBLERONE
「トブラローネ」は独特な三角形が印象的なチョコレート。日本でも売っているのでご存知の方も多いと思います。この、トブラローネのパッケージに描かれている山がまさに「マッターホルン」。ふもとの街ではもちろん、頂上のゴルナーグラート展望台のお土産さんでも購入することが出来ますよ!写真のようにパッケージを使って遊ぶ人が急増中!是非現地に行ったらチャレンジしてみてください。
リッフェル湖でのおすすめのショッピングスポット
ツェルマット駅
リッフェル湖周辺は、ローテンボーデン駅に簡易的なお手洗いがあるのみで、買い物をする場所はありません。飲み物や防寒具等は、出発前にふもとの街で揃えておきましょう。ゴルナーグラート鉄道が発着するふもと駅の向かいにある「ツェルマット駅(Zermatt)」は、賑わいもあり駅構内でも一通りのものを揃えることが出来るのでオススメです。
リッフェル湖にて宿泊したホテル
Le Mirabeau Hotel & Spa Zermatt
私たちはリッフェル湖で日の出を見るべく、ゴルナーグラート鉄道の早朝便を手配していたので、大事を取って駅目の前の「ミラボー ホテル ツェルマット」に宿泊しました。駅前の好アクセスですが、そこまで値段も高くなく(というより、スイスは全体的に物価が高いので、どこに泊まってもそこそこの値段がします)清潔感があって思いっきり羽を伸ばすことができました。
リッフェル湖旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
私たちはゴルナーグラート鉄道チケットの手配のみツアー会社さんに依頼し、残りは個人手配でリッフェル湖に行きました。旅行慣れしている方は個人手配もオススメ。しかし、特にリッフェル湖や山頂での日の出、日の入り等を見たい方などは、1つでもスケジュールが狂ってしまうと、途端にチャンスが奪われてしまう可能性があるので、現地の事情に明るい方のお手伝いがあった方が良いかもしれません。
リッフェル湖旅行に必要な持ち物とは
「防寒具」
リッフェル湖がある場所は、標高2757メートル(富士山でいう7合目あたり)。ハイキング中は身体がポカポカしていても、写真撮影などで数分間止まっただけで、あっという間に身体の芯から冷えてきます。真夏でもしっかりとした防寒アイテムは必須。特に日の出などに合わせて山頂方面に向かう予定の方は、用心に用心を重ねましょう。
リッフェル湖旅行で気を付けることとは!?
- 駅はローテンボーテン駅が便利です。
- お手洗いを済ませてから出発しましょう。
- ご来光を拝みたい方は、鉄道の時刻表をチェックしましょう。
リッフェル湖の最寄駅は、頂上のゴルナーグラート駅1つ手前の「ローテンボーテン駅」となります。駅やホテルを除いて、ハイキングコースにはお手洗いがないので、可能な限り出発前に済ませておきましょう。ゴルナーグラート鉄道の早朝便は曜日、本数、期間等が決まっています。ご来光を拝みたい方は、最新情報をご確認の上、出来たら事前に鉄道の予約をしておきましょう。
まとめ
リッフェル湖で逆さマッターホルンを見たい方は、晴れた日の午前中(出来れば朝早く)がオススメ。しかし、もし湖面に何も映っていなかったとしても、リッフェル湖自体も、日本にはない神秘的な魅力で溢れており、その絶景は、旅の良き思い出となることでしょう。アルプスの山の間に潜む、透明な世界。機会があれば、是非遊びに行ってみてください。
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