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ヘルシンキ旅行体験記
お隣ロシアのサンクトからたったの2時間で着けるなら、ついでに行ってみようか、と訪問することに。お目当ては北欧テイスト漂うかわいい雑貨探しと、一度行ってみたかったお向かいの国・エストニアのタリンの日帰り観光です。
ヘルシンキ旅行について
- 見どころが街の中心部に集まっているので、短い日数でも楽しめる。
- 北欧デザインが溢れる洗練された街並みが楽しめる。
- 他都市へのゲートウェイとしても活用できる。
ガイドブックに出ている見どころは街の中心部に集まっており、徒歩や地下鉄利用で1日あれば回ることができます。飛行機の乗継の際に1日だけ滞在して観光、なども十分可能です。
教会などのデザインも個性的で、建造物が好きな人には堪らないかも。スタイリッシュな街並みの中におしゃれな家具屋や雑貨屋を見つけ、ただ街歩きするだけでも楽しかったです!
ヘルシンキからは他の北欧諸国やバルト三国へのフェリーが出ており、滞在中に足を延ばすことも可能です。日程を組むのが楽しくなるような北欧諸国巡りができます!
ヘルシンキ旅行のおすすめのスポット
これが教会⁉パート1 テンペリアウキオ教会(ロックチャーチ)
外から見るとまず、果たしてこれは建物なのか?と疑問に思い、そして次に入り口はどこ?と迷います。そんな変わった教会なのです!もともとあった巨大岩をくりぬいて作られそうで、外観は建物というより地面の一部。しかし中に入ると広い空間が開けていて、そのギャップが面白いです。内部の壁はむき出しの岩になっているので、ああ、本当に岩だったんだなと。上の方からは自然光が差し込む明るいデザインとなっており、教会までもスタイリッシュなのです。この日はオーケストラの練習があり、イベントの場としても活用されているようです。
これが教会⁉パート2 カンピ礼拝堂(沈黙の教会)
こちらの外見も変わっています。建物というより木製の船に近いですが、まさか中に教会があるとは、言われなければ想像できないでしょう。中はミニマムを目指したかのようなシンプルな作りになっています。ウッドベースで自然光が差し込み、何もないけど落ち着く空間でもあります。特筆すべきは中の静けさです。音が何もしないので、スーパーの袋が「カサッ」というだけで騒音に感じるほど。都会の喧騒から逃れるにはもってこいの場所だと思いました。
中世の街、エストニア・タリンへの日帰り観光
フェリーで2時間、高速船なら1時間半ほどで到着します。城壁に囲まれたタリンの旧市街はまさに「おとぎ話に出てくる中世の世界」。石畳の道とか、岩壁とレンガのパステル調の家とか、とんがり屋根の塔とか、とにかくかわいいんです。街並みの写真ばっかり取って、なかなか前に進めませんでした。聖オレフ教会は尖塔の上に登れます(徒歩で大変ですが)。ここから眺める街は絶景なので、是非行ってみてください!
ヘルシンキでのおすすめグルメ
エビ料理専門店のRakan
フリーマーケットの近くの建物の中に入っていました。たまたま近くを通って、入り易そうなカフェ風のお店だなと思って入ったのですが、あまりの美味しさにびっくりです。朝ごはんをたくさん食べたので、ランチは軽めにと旦那はエビスープ、私はエビサラダだけだったのですが、スープは絶妙な塩加減、サラダはプリッとしたエビの食感が最高で、思わぬ儲けものでした。最終日だったのでまた来るチャンスもなく、他のものも食べてみたかったです。
ヘルシンキでのおすすめのショッピングスポット
お土産を買うならスーパーがおすすめ。
駅近くのデパート、ストックマンの地下にあるスーパーに入り浸っていました。いろんなナッツの入ったグラノーラや、変わったフレーバーのチョコレートを自分用のお土産に。会社のバラマキ用にはムーミンキャラのついた個包装になったウェハース。友達にはムーミンキャラの歯磨き粉。そして今回是非ゲットしたかったものは、タラコ(なのかな⁉)のペーストです。前に来た時に買って気に入ったのでリピートしたくて。チューブ入りでパンに塗りやすく、重宝するのです。まだ売られているのを発見し、即購入しました!
ヘルシンキにて宿泊したホテル
HOTEL GLO ART
外見がシックで気に入りました。駅からゆっくり歩いて15分くらいです。部屋は正直狭めなのですが、朝食ビュッフェの品数が多く、朝ごはんをしっかり食べたい私たちにはピッタリでした。近くにはフリーマーケット会場があるので時間があれば是非。
特筆すべきは、このホテルの各部屋には「刺客」がいること。この可愛いトラのぬいぐるみです。売り物なので気に入ったら購入することも可能。その手には乗らないぞと思っていましたが、3日間過ごすうちに愛着が出て、まんまと購入してしまいました。23ユーロでした。
ヘルシンキ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
9日間の夏休みに合わせてロシア3都市+ヘルシンキ+タリンを回る計画だったので、スケジュールを立てるのが大変でした。飛行機の時間を調べ、列車やフェリーの時間を調べ、その間に観光を詰め込み…。インターネット時代で本当に良かったです。列車やフェリーもオンラインで予約できるので、乗れるかどうかハラハラして現地入りしなくてもいいですし、期間の限られた旅行者には便利な世の中になりました。
ヘルシンキ旅行に必要な持ち物
ヘルシンキはインフラが整っていますし、必要なものは現地でも調達できるので、持参が必要!というものはないですが、強いていうなれば持っていく着替えに注意だと思いました。訪れたのは9月の1週目でしたが、半袖の出番はなく、長袖・ジャケットは必須でした。現地の人たちも普通にレザージャケットを着ていました。また、雨が降りそうな日が多かったので、折り畳み傘もあったほうがいいと思います。
ヘルシンキ旅行での注意点
- これぞ北欧⁉物価が高めなので買いすぎ注意です。
- タリン行きのフェリーターミナルが2か所あります。発着地点を要確認。
- 鉄道の駅には改札がないので、戸惑うかも⁉
タリンへ行く船には大型クルーズ船のタリンク&シリヤライン(片道2時間)と高速船のリンダライン(片道1時間半)の2種類があります。方や免税店付の豪華大型客船、方や普通の高速ボートです(笑)。値段も10ユーロくらいしか違わないので、時間に余裕がある方はタリンクの方をお勧めします。発着地点はヘルシンキ側・タリン側ともこの2社で違う港を使いますので、要注意です。
まとめ
ヘルシンキは17年ぶり2回目(と言っても前は半日滞在で大半をプールで泳いで過ごした)でしたが、当時の一国の首都でありながらゆったりとした印象とほとんど変わっていなくてビックリでした。今回は、前は行けなかった教会やマーケットを回ることができて、スーパーでたくさん買い物もできて満足です。スタイリッシュで可愛いモノが溢れており、デザインに興味がある方にはおすすめの街だと思います。今度はもっと北の小さな町にも滞在してみたいです。
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