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イヴレア旅行体験記
2018年に世界遺産に登録されたイヴレア。人気番組「世界の果てまでイッテQ!」でオレンジ戦争というお祭りが紹介されたのをきっかけに、日本からの観光客も増えているそうです。同番組の大ファンの私。イヴレア観光に行ってきた時の様子をご紹介します。
イヴレア旅行について
- まるでフランス!?そこかしこに漂うハイソな雰囲気
- 20世紀のイタリア文化に触れられる!イタリアでも珍しい街
- 日本でも話題!「オレンジ戦争」の街
「イタリア旅行」と聞くと、豊かな芸術文化に憧れる一方、どうしても治安面での心配が拭えません。「オレンジ戦争」が有名な北イタリアの都市イヴレアは、イタリアの中でも特に治安がイイのでオススメ!上品でのんびりとした雰囲気が、そこかしこに漂っていました。加え、2018年に世界遺産登録された、20世紀の工業都市の風景も見逃せません。近現代の登録が少ないイタリア世界遺産ラインナップの中で、イヴレアはとっても貴重な存在です。
イヴレア旅行のおすすめのスポット
世界遺産の街並み
20世紀につくられた工業都市が、まるごと世界遺産登録されたイヴレア。駅の南西側が世界遺産区域に当たります。興味のある方はVia Miniereという通りに博物館(Associazione Archivio Storico Olivetti)があるので足を運んでみてください。ただ、イタリア語での解説が難解なので、個人的に一押しなのは、町中のそぞろ歩きです。博物館周辺に広がる、ちょっとレトロな風景は、新しいイタリアの一面を垣間見ることが出来、ドキドキワクワクさせられました。
アドリアーノ・オリヴェッティ橋からの景色
アドリアーノ・オリヴェッティ橋は、駅から徒歩約10分。名前の由来は、タイプライターメーカーで有名なオリヴェッティ社2代目社長のアドリアーノ・オリヴェッティ氏に由来します。駅から橋まではほとんどまっすぐの道なので、簡単に行くことが出来ますよ!橋から見るドーラ・バルテア川とその向こうの山や家々の風景は、まるで絵本の中の世界のようで「こんな素敵な所を独り占めできるなんて幸せ!」そう思わずにはいられませんでした。橋までの道も可愛らしいお店がたくさんあるので必見です。
オレンジ戦争のモニュメント
アドリアーノ・オリヴェッティ橋から3分ほど歩いたところにある巨大なオレンジを持った手のかたちのモニュメント。これこそが、世界の果てまでイッテQ!のお祭り企画で紹介された、オレンジ戦争のモニュメント「Monumento alla battaglia delle arance」です。お祭り自体は毎年2月頃開催されますが、関連グッズは一年中ゲットすることが出来ますよ♪もちろんモニュメントもずっと設置されているので、是非旅の記念に記念写真をお忘れなく♪
イヴレアでのおすすめグルメ
トルタ・ノヴェチェント
トルタ・ノヴェチェントはイヴレアを代表するチョコレートケーキです。チョコレートクリームが挟まった茶色のスポンジケーキに大きく商品名が書かれた、一見誰でも作れそうなケーキなのですが…一口食べたら病みつき必至。ふわっふわでチョコレートのコクがスゴイ!「作れそうだなんて言ってスミマセン!」思わずそんな気持ちになってしまう、魅惑の一品でした。パスティッチェリア・バッラ(Pasticceria Balla)と言うお店で食べることが出来ます。是非足を運んでみてください。
イヴレアでのおすすめのショッピングスポット
マーギ・インファリナーティ
マーギ・インファリナーティ(Maghi Infarinati)はパスティッチェリア・バッラを道なりに少し進んだところにあるお菓子屋さん。ラ・セッラ(La Serra)という元ホテルの1階にあって、写真のようにイブレアらしい一品をたくさん買うことが出来ます。 ラ・セッラ自体も20世紀のイブレアの工業都市を象徴する建物として有名。世界遺産観光と、お土産購入を一気にできる点も魅力です。
イヴレアにて宿泊したホテル
オテル・ディプロマティック・トリノ
オテル・ディプロマティック・トリノ(Hotel Diplomatic Torino)はイヴレア駅から電車で50分ほどのところにある州都トリノの駅近ホテルです。イヴレアにもホテルはあったのですが、私たちは次の日トリノで遊ぶ予定だったため、こちらのホテルをチョイス。トリノのポルタ・スーザ 駅から続くアーケードを5分ほど歩けばスグ着く上、アーケードに大きな看板が掲げられていた為、簡単に行くことが出来ました。中も綺麗で今風のシンプルな内装。オススメです。
イヴレア旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
- 好きな時間に列車で来て、帰ることが出来た点
- 泊まる場所を自由に選ぶことが出来た点
- 街の人にたくさん話しかけてもらえた点
- イヴレアのホテルの口コミ数が少なく、良し悪しがわかりにくかった点
- 街が広く、徒歩だけでは全て回れなかった点
- 世界遺産関連施設がイタリア語の説明しかなく読解できなかった点
イヴレア旅行に必要な持ち物
「スマホの翻訳アプリ」
世界遺産に登録され、少しずつ観光地化されてきたものの、イブレアの街にはまだまだ英語表記が少なく、地元の方々も、あまり英語を話しません。お店でのちょっとしたやり取りや案内板、メニュー表の単語がわかるだけでも旅がもっと快適になると思います。是非、スマホに翻訳アプリを入れておきましょう♪オススメはGoogle翻訳です。
イヴレア旅行での注意点
「お店の営業時間にご注意」
まだまだ観光地となって日が浅いイヴレア。レストランやショップのホームページも、都会のお店ほどマメに更新されているものばかりではありません。ホームページに書いてある営業時間を見て、足を運んだら、やっていなかった…なんてこともしばしばでした。こればっかりは仕方ないことなので、(注意しつつ)お目当てのお店が開いてなくてもカリカリせず!旅を楽しみましょう。
まとめ
イヴレアは中世と近現代のイタリアの街並みを一気に味わうコトのできる珍しい都市でした。歴史に興味がある方だけでなく、建築に興味がある方にもおすすめです。また、個人的に、今まで旅したイタリアの街の中で、最も安心安全に旅を楽しめました。治安の良さもイヴレアの魅力です。オレンジ戦争が行われる2月のカーニバルの時期は特にオススメ!是非遊びに行ってみてください。
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