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トリニダー旅行体験記
素朴なキューバの田舎町であるトリニダーでは、街歩きや森林浴、ビーチ、キューバならではのカクテルまで満喫できちゃう素敵な街です。今回はそんなトリニダーの楽しみ方について詳しくご紹介します!
トリニダー旅行について
- 古い建物が立ち並ぶ哀愁漂う街並み
- 道端でサルサを踊る陽気なキューバ人
- トリニダーの名物カクテル、カンチャンチャラ
トリニダーは、首都ハバナからバスで6時間ほどの田舎町です。街には今も古い建物が残り、とても趣深い街並みです。街中のどこかしらでキューバ音楽の生演奏が行われており、陽気なキューバ人は音楽に身を任せて踊りだします。ラムの生産国として有名なキューバは、モヒートやダイキリなど日本でも馴染みのあるラム酒カクテルの発祥地です。トリニダーにも「カンチャンチャラ」という名物カクテルがあり、はちみつ、レモン果汁、ラム酒が入っています。せっかくトリニダーに行くのならば、是非試してみてください!
トリニダー旅行のおすすめのスポット
古く美しい街並み
スペイン植民地時代の名残が残るカラフルで古い建物が立ち並びます。トリニダーの古く美しい街並みはキューバの貨幣にも描かれており、世界遺産にも登録されています。市民の交通手段として今でも馬車が現役で活躍しており、街を馬車が行きかう情景を見ていると、まるでタイムスリップしたかのような感覚さえ覚えます。どこを切り抜いても絵になる哀愁漂う街並みです。
白い砂浜と青く輝くカリブ海が美しい アンコンビーチ
キューバといえば、カリブ海!アンコンビーチの海水は青く輝き波は穏やかで、浅瀬でも小さな魚が泳いでいるのが見られます。海の中でお酒を飲むのがキューバスタイルです。中にはラムのボトルを回し飲みしている強者キューバ人もいました。ビーチパラソルのレンタルもあります。ビーチに常設されているバーでオーダーすれば、海を眺めながら本場のモヒートを堪能することができます。
乗馬トレッキングで自然を満喫
トリニダーの町から往復2時間半の乗馬トレッキングツアーです。町から馬で出発し、山の奥にある滝つぼを目指します。馬はどんどん山道に入っていき、ぬかるんだ泥道や川の中までおかまいなしに進んでいきます。オフロードの道を結構なスピードで走るので、かなりエキサイティングです。辿り着いた滝つぼで、泳いだり滝つぼに飛び込んだりして汗を流し、再び馬に乗って街まで戻ります。スリル満点な海外ならではのツアーを是非体験してみてください。あまりにも楽しすぎて、私は2回も参加してしまいました。
トリニダーでのおすすめグルメ
レオヤミの家は朝夕のごはん付き
宿泊したレオヤミの家では、朝夕の食事付きです。奥さんのヤミが作る料理は、ボリューム満点で日本人好みの優しい味付けです。夕飯は2種類のメイン料理から選べます。キューバでは身のぎっしり詰まったロブスターが安く食べることができ、レオヤミの家でも夕飯に1度頂きました。野菜が不足しがちな旅行中には野菜たっぷりの食事がありがたく、栄養面でも満足の食事です。ヤミの食事目当てに長期滞在する宿泊者もいるそうです。
トリニダーでのおすすめのショッピングスポット
石畳に並ぶ小さな露店のお土産屋さん
観光客でにぎわう旧市街の石畳の道沿いには、たくさんのお土産屋さんがありました。よく見かけたのはファゴッティングと呼ばれる刺繍が施された白い布でトリニダーの名産品です。レースのように細かい網目で編まれており、どれもとてもキュートです。キューバ国内どこでも見かけるチェ・ゲバラの雑貨はトリニダーでもたくさん売られていました。私は、レオが「手頃な割にはとても美味しい」と教えてくれたハバナクラブのANEJO RESERVA(アニェッホ・レセルヴァ)を購入しました。
トリニダーにて宿泊したホテル
レオヤミの家
キューバでは基本的に民泊スタイルが一般的です。旦那さんのレオと奥さんのヤミの家は、日本人と韓国人の宿泊者がほとんどで、レオは少しだけ日本語が話せます。部屋は、ドミトリーとトイレシャワー完備の個室があります。レオはサービス精神旺盛で、希望者にはサルサレッスンやキューバカクテル講座を無料で開いてくれ、旅の相談にも乗ってくれます。レオ経由で申し込めば、乗馬トレッキングのツアーに割安で参加することもできます。
トリニダー旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
街の歴史的な建物は博物館になっているものが多く、博物館内で有料の英語ガイドがあるところもありました。私はガイドブックに載っている歴史の情報を頼りに博物館を回りましたが、トリニダーの歴史をより詳しく知りたい方にはお勧めかもしれません。乗馬トレッキングツアーは楽しめること間違いないので、トリニダーに訪れるのであれば必ず参加していただきたです!
トリニダー旅行に必要な持ち物
乗馬ツアーに参加するのであれば、長ズボンとスニーカーは必要です。Goproなどのアクションカメラがあれば、乗馬をしながら迫力のある動画が撮影できます。日差しが強いので日焼け止めを用意して、しっかりスキンケアをしましょう。キューバ国内では基本的にネットが使えないので、ガイドブックはあったほうが便利かもしれません。
トリニダー旅行での注意点
- ネットがつながらないので、入国前に下調べはしっかり
- 海での日焼け対策はしっかりと!強い日差しに注意!
- 乗馬トレッキングツアーでは馬具をちゃんと調整してもらいましょう
社会主義国であるキューバではインターネットの使用を制限されているため、キューバ滞在中はほとんどネットは使えません。入国する前に旅の情報をまとめておきましょう。アンコンビーチの白い砂浜からの太陽の照り返しは強力です。日焼け対策は念入りに。乗馬の際は、馬具をしっかり調整してもらいましょう。足をかける鐙の長さをしっかり調整しないと、馬が走るたびにお尻が打ち付けられ、お尻の皮が剥けます。
まとめ
社会主義国で暮らすキューバ人は国民みな平等の名のもと、シンプルに慎ましく生活をしています。田舎町のトリニダーではそれが顕著に見てうかがえましたが、そこに暮らす人々は決して貧相でかわいそうな様子ではなく、むしろ明るく陽気でした。ここまで色々とお勧めスポットを紹介しましたが、美しい自然やお酒、陽気な音楽に囲まれて幸せに暮らしているキューバ人の暮らしが垣間見れたことが、トリニダーでの一番の旅の収穫でした。
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