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エディンバラ旅行体験記
隅っこ好きな性分で、アイルランド、北アイルランド、スコットランドを巡る旅に出ました。スコットランドの首都であり、歴史ある都エディンバラは、あの人気ファンタジー小説のモデルと言われている通り、どこか秘密めいた感じがする街です。
エディンバラ旅行について
- イングランドとは異なる文化を感じる事ができる
- 暖かくて質の良いウール製品が豊富にある
- ウイスキーの種類が豊富でお酒好きはたまらない
エディンバラでは至る所にスコットランドの旗が掲げられています。ベタですが、キルトスカートをはいた男性や、バグパイプの街頭演奏を見たり、なまりの強い英語を聞くと”違う国”であること感じます。そして、寒い所であるので、ウールの製品が多く売られており、おしゃれなものも多く見られました。また、お酒好きな人にはスコッチウィスキ―は外せないでしょう!何気なく入ったパブでも、多くの銘柄のウィスキーが取り揃えられています。
エディンバラ旅行のおすすめのスポット
エディンバラ城
エディンバラのシンボルであり、街を見下ろす高台に築かれたお城は、市街地に到着すると真っ先に目に入ります。要塞としての機能もあった為、優雅さよりは厳つさが際立ちます。私はこのお城を見て、あ~エディンバラにきたと実感しました。とても人気があり、チケットを買うのに30分ほど並びました。内部はその歴史が分かるよう展示がされています。ここからのエディンバラの街の見晴らしは最高です。ちなみに毎日1時になると大砲が放たれるそうですが、聞きそびれてしまいました。
オールドタウン
エディンバラの中心部は19世紀に造られたニュータウンと、それ以前からのオールド
タウンに分かれています。綺麗に区画整理されたニュータウンに比べ、斜面にせめぎあ
うように建物が建つオールドタウンは中世の雰囲気が漂います。エディンバラ城や目抜き通りのロイヤル・マイルもオールドタウン側にあります。中世にはあまりに人口が増えすぎて地下にも住宅が作られていたそうで、地下都市を巡るツアーもあるそうです。
スコッチウイスキー博物館
スコットランドといえばスコッチウイスキーが有名です。スコットランドには見学ができる蒸留所も随所にあるようですが、時間がない場合は、ここに行くことをおすすめします。場所はエディンバラ城手前のロイヤル・マイルの観光しやすい所にあります。ディズニーのアトラクションのようなゴンドラに乗り、スコッチウイスキーの歴史や作り方を見て、最後は試飲ができ、色々な銘柄のウィスキーを購入する事ができます。ちなみに日本語のオーディオ解説があり分かりやすかったです。
エディンバラでのおすすめグルメ
意外とおいしい! ハギス
スコットランドの伝統食「ハギス」(写真一番上左の茶色のもの)。羊の内臓をミンチして、オートミール、玉ねぎ、スパイスと羊の胃袋に詰めて茹でる料理です。内臓系はかなり苦手ですが、せっかくの名物だしと思い恐る恐る食べた所、意外と難なく食べられました。(お店の味付けが濃いめだったのが、よかったのかもしれませんが…。)その他、オィンクという店の豚肉サンドも美味でした。イギリスは食事がイマイチとよく聞きますが、そんなことはない、と思った次第です。(でも、大味のものが多いかも?)
エディンバラでのおすすめのショッピングスポット
ロイヤル・マイルのウールショップ
ロイヤル・マイルには多くのお土産屋が立ち並んでいますが、中でも多いのがウールやカシミア製品を扱うお店です。店先には所狭しとタータンチェックのマフラー、ストールが並べており、タータンチェックってこんなに種類があるのかと驚きます。伝統衣装のキルトスカートも多く見られました。私はジョンストンやロキャロンのストールを、日本で買う半額で買う事ができました。
エディンバラにて宿泊したホテル
オールドウェイバリーホテル
ウェイバリー駅、空港行きバス停に近い中級のホテルです。ニュータウン側にあり、建物は雰囲気のある古い建物で、部屋もヨーロッパ調でレトロな感じでしたが、設備は整っています。窓ガラスが潜水艦のように丸くユニークで、エディンバラ城を眺める事ができました。夜遅く朝早かったので滞在時間は短かったのですが、観光には便利な場所でした。
エディンバラ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
アイルランドも回る周遊旅行だったので、個人手配しました。飛行機はヘルシンキ、エディンバラ間の季節臨時便があった為、地元空港から便のあるフィンエアを選びました。ダブリンからエディンバラへはエアリンガスをネットから予約し、1時間ほどで飛ぶ事ができました。早期予約で、かなりお安く買えましたが、荷物の大きさによって値段が変わります。ホテルは会社の福利厚生割引が効いたアップルワールドから予約しました。
エディンバラ旅行に必要な持ち物
エディンバラは、かなり北に位置するので冷えます。私は9月半ばに行きましたが、日本の晩秋のような気候で、海も近いので風が冷たく、ユニクロの折りたためるダウンが活躍しました。夏でもジャケットを持っていくのが良いと思います。あと、基本的に曇天が多く、雨も降りやすいので、フード付きの物が便利です。もちろん、現地にウールマフラーやストールが豊富に売っているので、購入するのもおすすめです。
エディンバラ旅行での注意点
- ユーロは使えず独自の紙幣が流通している。両替時に注意。
- オールドタウンは坂が多い。歩きやすい靴が必要。
- 水道水は硬水で飲みにくい。ミネラルウォーター必要。
イギリスなのでユーロは使えませんが、スコットランドではスターリング・ポンドという独自の紙幣が発行されています。日本で両替はできないので、現地で使い切る必要があります。また、観光スポットが点在するオールドタウンは坂道と石畳の道が多いので歩きやすい
まとめ
イギリスはどこも重厚な建物が多いですが、エディンバラは特に重厚で歴史の重みを感
じる建物が多く、本当に魔法使いがひょこっと出てきそうな雰囲気の街です。今回はいけませんでしたが、ホリールードハウス宮殿やカールトンヒルなど見所も多く、もう少し足を延ばせば、ネス湖などハイランド地方の雄大な自然も見る事ができます。ロンドンから遠いからか、日本人観光客はほとんど見なかったですが、もっと知ってほしい魅力的な街でした。
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