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グレイシャ―・パラダイス旅行体験記
ヨーロッパで最も標高の高い展望台、スイスのグレイシャー・パラダイス(グレーシャー・パラダイス)に涼を求めてていざ行かん!行ってみたところ、涼しいを通り越して「極寒」でしたが(笑)そこには心奪われる、神秘的な銀世界が広がっていました。
グレイシャ―・パラダイス旅行について
- ロープウェーで、ラクラクアクセスできる点。
- 英語がわからなくても楽しめる点。
- たくさんの「超」非日常体験が出来る点。
「グレイシャー・パラダイス(Matterhorn Glacier Paradise)はスイスで最も有名な展望台のひとつ。なんと標高3883メートルという、富士山の山頂よりも高い地点へ、登山靴なしで誰でも行くことが出来ます。真夏でも一面に広がる銀世界は、まさに「非日常」の極み!絶景を見た暁には、誰もが言葉の壁を越えて、その場の皆と、感動を分かち合えることでしょう。
グレイシャ―・パラダイス旅行のおすすめのスポット
Cable cars
グレイシャー・パラダイスへは、いくつかの「ケーブルカー」を乗り継いで向かいます(ほぼ全員が同じルートで頂上を目指すので、乗り換えはあるものの、基本的には人の流れに沿って歩いていけば、迷うことはありません)。普段滅多に乗るコトのないケーブルカー。上るごとにどんどん広がっていく白銀の世界…。非日常体験の連続に、ドキドキワクワクが止まりませんでした。
Observatory(グレイシャ―・パラダイス)
標高3883メートルのグレイシャ―・パラダイスの駅にある「展望台」。さすがにふもとまでは見渡せませんが、目の前には、標高4000メートル級の山々がずらり!そしてなにより、真夏にも関わらずびっくりするほど極寒なことが、だいぶ高いところまで上ってきたことを感じさせてくれました。若い方が中心かと思いきや、意外にも超高齢の方もたくさん!皆の想いはひとつ「世界の誇る、絶景が見たい!」ここではその夢が叶います。
Ice Palace
「氷の宮殿(アイス・パレス)」は展望台に隣接する、ちょっとした娯楽スポット。富士山の近くにある富岳風穴や鳴沢氷穴のような所で、洞窟の中で、氷でできた動物を見たり、氷の王座に座って写真を撮ったりして楽しむことができます。子供向けの施設ですが、それだけに英語がわからなくても感覚的に楽しめて◎一見、洞窟の中は寒そうに見えますが、展望台よりもだいぶ暖かいです(笑)
グレイシャ―・パラダイスでのおすすめグルメ
Eis
スイスは牛乳がとにかく濃くておいしい!不思議なもので、グレイシャ―・パラダイス観光後は、あんなに極寒の中にいたにもかかわらず、雪山をたくさん見たせいか「アイスクリームが食べたい」と思う人が多いそうです(笑)さすがに展望台周辺では売られていないので、ふもとに降りてから売店やスーパー、レストランなどでお試しください♪ちなみに現地では「Eis(アイス/ドイツ語)」と書かれ、売られています。
グレイシャ―・パラダイスでのおすすめのショッピングスポット
Bahnhofstrasse
グレイシャ―・パラダイス(展望台)にも、そこでしか買えないお土産類があるので見逃せませんが、一般的なショッピングはふもとの街、ツェルマットの「バーンホフ通り(バーンホフ・ストラッセ)」が便利です。日本人の経営するもちらほら…。体力に自信のない方、自然にあまり興味のない方はバーンホフ通りをそぞろ歩きするだけでも、楽しい気分に浸れることと思います。
グレイシャ―・パラダイスにて宿泊したホテル
Le Mirabeau Hotel & Spa Zermatt
私たちはスイスとフランスの都市を何か所か巡った為、大きなスーツケースを駅からがらがら引いて歩かなくてよいように、ツェルマット駅の目の前にある「ミラボー ホテル ツェルマット」に宿泊しました。ホテルのスタッフさんもとても親切で、清潔感があり、治安も良好。ホテル内では、日本からのツアー客の方にも出会い、旅の思い出も増えました。
グレイシャ―・パラダイス旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
私は以前、ツアーでグレイシャー・パラダイスを訪れたことがあったため、今回は個人手配で行きました。前回は高山病&天候もあまり良くなかった為「グレイシャー・パラダイスに行った!」という感動のみに終わってしまいましたが、今回は天気が良かった為、さらに良い旅となりました。個人手配は、天候如何で、自由に予定を組める点が◎しかし、アクセス手段等に不安がある方は、ツアーの方が安心出来てオススメです。
グレイシャ―・パラダイス旅行に必要な持ち物とは
「水・ちょっとしたお菓子(高山病対策にも◎)」
ペットボトルの水は水分補給にも、高山病対策にも◎今回、道中多少息苦しくなることがあったのですが、高山病の不安を感じたら、都度、すぐに少し座って水を飲んで休んだところ、一番効果がありました。その他、飴などもおすすめ。心配な方は日本で高山病対策用のグッズを事前にチェックしておいてもよいかもしれません。
グレイシャ―・パラダイス旅行で気を付けることとは!?
- とにかく寒いです。しっかり防寒していきましょう。
- 高山病は絶対無理しないでください。
- おしゃべりよりも、呼吸に集中しましょう。
グレイシャ―・パラダイス周辺はとにかく寒いです。真夏の観光でもスキー場に向かうつもりでしっかり防寒対策をしましょう。また普段元気な人、丈夫な人でも高山病になるリスクは十分にあります。他人事だと思わずに、もしも体調に不安を感じたらすぐにその場で休憩or下山を検討しましょう。興奮してしゃべり過ぎると、息が苦しくなることも…。まずは呼吸をしっかり整えて、自分のペースで向かってください。
まとめ
はじめてのスイス・アルプス旅行では、前日に行った別の山(ユングフラウヨッホ)で高山病になってしまったため、泣く泣くホテルで留守番をしていた私。今回は途中やや不安もありましたが、休憩を取りながら無事、グレイシャ―・パラダイスに行くことができ、感無量でした。天気も驚くほど良く、空が澄み渡っていて、一生の思い出に。皆さまも是非、一生に一度、雄大な自然風景に会いに行ってみてください。
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