今や観光大国に!?猛スピードで進化し続けるモスクワが熱い!| トラベルダイアリー

今や観光大国に!?猛スピードで進化し続けるモスクワが熱い!

モスクワ旅行体験記

モスクワといえば、カラフルなネギ坊主の聖ワシーリー寺院。名前は知らなくてもテレビや映画で見たことある人は多いはず。10年ほど前のMI4で爆破されていたあれです。映画の中とはいえ、モスクワのシンボルを爆破するなんて、旧ソ連時代なら公開禁止モノだったでしょう。ヒヤっとしましたが、お咎めなし。今やロシアはどんどん外国に対しオープンになってきているようで、その恩恵は観光業にも。ビザや滞在登録が簡単になって旅行しやすくなりました!諸外国の大都市に劣らぬ観光名所が沢山あるので、その魅力をいろんな人に知って頂ければと思います。

モスクワ旅行について

おすすめのポイント
  1. TVで見たあの景色が目の前に。見どころの豊富さは他都市には負けません!
  2. 核シェルターとのうわさは本当かも。地中深くを走る地下鉄。
  3. 「ソ連」のイメージはもうない⁉開発が進み進化するモスクワ。

地下鉄のエスカレーター。

初めて訪れた1996年から今回は4回目のモスクワでしたが、行くたびに建物やインフラが近代化されていたり、人々のファッションが垢ぬけていたりと、進化を感じます。モスクワには観光地も美術館もたくさんありますし、地下鉄の長ーいエスカレーター(しかも速い)や、美しいデザインは、他国にはない面白ポイントです。もし旧ソ連の暗いイメージで躊躇しているのであれば、心配ご無用です。今のモスクワは別物と言っても過言ではありません。是非行ってみて下さい!

モスクワ旅行のおすすめのスポット

何度でも訪れてしまう赤の広場と聖ワシーリー寺院

赤の広場と歴史博物館。

赤の広場と左側はクレムリン、正面は歴史博物館。

赤の広場と右側はグム百貨店。

赤の広場と聖ワシーリー寺院。

荘厳な雰囲気の聖ワシーリー寺院の内部。

イコンに圧倒されます。

モスクワで一番有名な観光地かと思います。石畳の広場の長辺の一方にはクレムリンの城壁が。短辺の両端にはぞれぞれ歴史博物館と玉ねぎ屋根の聖ワシーリー寺院が。長辺の反対側には日本で言えば三越級の老舗百貨店グムがでーんと鎮座。この4者に囲まれた広いスペースが赤の広場です。広場自体へは無料で入ることができます。今回初めてネギ坊主の聖ワシーリー寺院の内部に入りました。流石モスクワのシンボル、内部はイコンで埋め尽くされた重厚な雰囲気でした。

モスクワの中心・クレムリン

クレムリンと手前はレーニン廟。

金の玉ねぎと銀の玉ねぎの屋根が面白いアルハンゲリスキー聖堂。

赤の広場と並ぶ、有名な観光地です。赤の広場に面しているので、移動しないでも続けて観光できるのがいいですね。日本でいえば皇居に当たるのでしょうか。大統領府とはいえ、プーチンさんはここには住んでいないそうです。クレムリンを中心に、モスクワ市内の幹線道路が放射線状に伸びているので、地理的にも・行政的にもモスクワの中心となります。クレムリンの城壁内へは有料で入場可能です。敷地内はかなり広く、教会や聖堂、博物館など建物がいくつも入っています。博物館には「武器庫」や「ダイヤモンド庫」があり、それぞれ追加料金が必要ですが、見る価値ありです!

観光客が集まるアルバート通り

アルバート通り。全面歩行者天国です。天気が良ければなぁ。

アルバート通りは地下鉄のアルバーツカヤ駅とスモーレンスカヤ駅を結ぶ通りで、観光客のための!?歩行者天国となっており、他の道路とは雰囲気が異なります。道がレンガ張りなのですぐ分かると思います。私たちが行ったときは曇り空でしたが、晴れの日には似顔絵屋さんやアイスクリーム屋さん、お土産屋さんの露店がひしめき合う、お祭りの雰囲気の通りです。マックやスタバなど外資系のお店もこの通り沿いにありますので、晴れた日に散策すると最高です。

モスクワでのおすすめグルメ

モスクワっ子が大好きなアイスクリーム

アルバート通りでアイス。

ロシア人はアイスクリーム(マロージナエ)が大好きで、夏場はアイスクリーム屋のワゴンがあちこちで見られます。アイスクリーム屋と言っても、コーンやカップに好きなフレーバーを盛り付けてくれるジェラート屋ではありません。スーパーで売っているような普通の小売りアイスなのですが、これがスタンダードで人気なのです。ほとんどがスタカンチクと呼ばれる、コップ型のコーンに入ったアイスです。当時35ルーブル(105円ほど)なので、値段も日本のスーパーで買うより多少高めではありますが、アイス片手に外を歩けば、モスクワっ子気分が手軽に味わえます。

モスクワでのおすすめのショッピングスポット

お土産を買うなら外せない、ヴェルニサッシュ

ヴェルニサッシュのマトリョーシュカ屋さん。

ヴェルニサッシュにて。あいにくの雨でイマイチの客入り。

お土産を求める人のためのお土産テーマパーク(笑)です。小さな露店が立ち並び、ありとあらゆるお土産が売られており、半日は時間をかけたいところです。売られているものはマトリョーシュカ。Tシャツや衣類。キーホルダー。マグネット。木のお椀やカトラリーや布。塗りの鏡や櫛、小箱。古ハガキ。古本。ソ連時代のピンバッジ。毒ガス(?)マスク。毛皮の帽子や毛皮製品、etc。マトリョーシュカはいろんな店で扱っていますが、テキトーな作りのものからデザイナー自ら製作して売っている凝ったものまで多種多様、お値段もピンキリです。ほとんどのお店は値段交渉可能なので買い物魂に火がつきます。

モスクワにて宿泊したホテル

メルキュール・アルバート・モスクワ

地下鉄のスモーレンスカヤ駅の近くの外資系ホテルです。お部屋は期待通りの清潔さで、バスタブあり、ドライヤーありの安心のクオリティです。1ブロック隣には高級スーパーがあり、チョコレートなどのお土産や食料の調達に重宝しました。また、アルバート通りまでも目と鼻の先なので、立地的にはかなり良いと思います。お値段も1万円台ほどだったと思うので、コストパフォーマンスは◎です。

モスクワ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

個人手配

ロシアはどんどん進化して個人旅行しやすくなってきています。ネックだったビザも、昔はインビテーションをもらって別紙のビザが発行されていたのが、シールビザになり、インビテーションの取得も楽になり、申請書もオンラインで作成できるようになり、2021年からは電子ビザ開始とのこと。滞在登録も7日以下の滞在は免除されるなど、個人旅行者にはうれしいニュースが。コロナ前はANAもモスクワ直行便を予定していたほどだったので、ポストコロナに期待がかかります。

モスクワ旅行に必要な持ち物

以前よりはマシになったかと思いますが、ロシアではあまり英語が普及しておらず、首都モスクワも同様です。ホテルや観光名所のスタッフの方、お土産売り場の方なら多少は通じるレベルです。指差しやジェスチャーでも何とかなりますが、簡単な会話帳があるといいと思います。また地下鉄や美術館などでの表記もロシア語だけのこともありますので、辞書的なものがあると旅はグッと楽しくなると思います。

モスクワ旅行での注意点

モスクワ旅行での注意点
  1. モスクワには空港がいくつかあるので、発着空港はしっかり確認しましょう。
  2. ペットボトルのミネラルウォーターは炭酸ガス入りが一般的です。
  3. 物価は想像以上に高めです。買いすぎ注意!

大きな空港が3か所ありますが、日本からの便はシェレメチェヴォかドモジェドヴォのどちらかの発着です。方向が真逆なので、どちらに到着/出発するのか要確認です。水は炭酸入りが一般的なので、購入するときは「ベス・ガーザ(炭酸なし)」を希望しましょう。炭酸入りも慣れてくると美味しいです。物価は日本同等レベルなので、侮ることなかれ。

まとめ

大学時代にロシア語を専攻しており、1996年に初めて行ってからずっと愛着のある場所です。行くたびに新しい地下街ができていたり、”無機質な鉄”感満載だった地下鉄が、今や銀座線みたくスタイリッシュな車両になっていたり、若い男子はみんなジャージやスウェット姿だったのが今風のファッションに変わっていたりと目まぐるしく変化しています。最後に行ったときはまだ地下鉄はジェトン式だったのに、メトロカードができたようですし。今後も目が離せません。いつかまた必ず行くと思います。その時が楽しみです!

 

白と黒のパンキチ一人旅から家族旅へ

投稿者の過去記事

海外旅行を専門としています。独身時代は一人旅、結婚してからは夫と娘と3人での旅行スタイルです。
一人旅時代はなかなか人がいかないようなマイナーな町を、家族では子供メインのリゾート地を旅してきました。

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