女子一人旅 in ペルー マチュピチュの麓、マチュピチュ村で温泉に入る| トラベルダイアリー

女子一人旅 in ペルー マチュピチュの麓、マチュピチュ村で温泉に入る

マチュピチュ村旅行体験記

いよいよマチュピチュに向かって出発です。マチュピチュの麓にあるこのマチュピチュ村が滞在の拠点となります。クスコから電車でしか来られないこの村は小さくて穏やかで居心地がよく、マチュピチュ散策で疲れた体を休めるのにピッタリなところでした。

マチュピチュ村旅行について

おすすめのポイント
  1. 観光客がみんな集うマチュピチュ観光の拠点の村
  2. なにもない、とにかく田舎でのどかで癒される
  3. 年配女性の伝統ファッションがかわいすぎる

マチュピチュ村は観光地ではありません。あくまでもマチュピチュ観光の拠点の村です。そのため、街の中心地にはレストランやカフェ、おみやげ屋さんがたくさんありますが、山の中の素朴な村なので住民ののどかな生活が見られてとても楽しいです。
クスコもそうでしたが、村を歩いていて特に目を引くのが、年配の女性のキュートすぎる格好です。ふわっとした膝丈スカートにカラフルなカーディガンを着て、長い髪を両サイドで三つ編みにして、山高帽をかぶるその姿がかわいらしくて何枚隠し撮りをしたかわかりません。

マチュピチュ村旅行のおすすめのスポット

クスコ⇔マチュピチュ村は電車の旅



クスコ(もしくは近郊の駅)からは電車で移動します。ごつごつとした山の中を抜けてゆったりと走る電車の旅はとっても快適です。
行きは、4人掛けのボックス席でした。同席になった人たちとおしゃべりしながら旅情報を交換したり、スペイン語をちょっと教えてもらったりしながら過ごしました。
帰りは、ビスタドームという行きと比べたらはるかに豪華な電車でした。二人掛けで、食事も出ます。また、途中からは通路を使ってインカの踊りや、アルパカの毛糸で作られた服を紹介するファッションショーも始まり、ずっと退屈することなく楽しめました。

ほのぼのとしたアルマス広場周辺

マチュピチュ村はとても小さく、人口も3000人ほどなのだそうです。ですが学校や教会がちゃんとあり、人々の生活を垣間見ることができます。夜になると村にあるグラウンドでサッカーをしていたり、通りで子供たちが元気に遊んでいたりと穏やかで優しい空気が流れていました。
特になにもない村なので、村の中心のアルマス広場に行って、コーヒーを飲みながらベンチに座ってゆっくりと過ごしていました。時間によっては警察官がたくさん出てきて、国歌を流しながら国旗の掲揚をするシーンにも出会えます。その時は、立つように促されますのできちんと従いましょう。

村はずれにはなんと温泉があるんです

村の中心を流れる川沿いを上って奥に進むと、なんと温泉があるのです。マチュピチュ村は以前アグアスカリエンテスという名前で、日本語にするとまさに「熱いお湯、温泉」です。旅を始めてからはシャワーばかりでなかなかお風呂に入ることができずにいたので、もう行くしかありません。しかも温泉♨だなんて大興奮です。
もちろん日本の温泉とは全く違い、屋外に大きなプールが何個もあり、水着を着て男女混浴で入るスタイルでしたが、やっぱりゆったりとお湯に浸かれるなんて最高です。ぬるいお湯でしたが、疲れも和らぎ幸せな気分になりました。
水着はレンタルで借りられるのでもっていかなくても大丈夫です。

マチュピチュ村でのおすすめグルメ

アルパカのお肉とセビーチェを堪能

マチュピチュの麓なので基本的にはツーリストのための街です。そのため、西洋風のメニューを扱うお店もたくさんありますが、やはりローカルな料理を食べなくちゃと思い、ホテルの人におススメのお店を紹介してもらいました。
そこでは何とアルパカの肉料理が。もちろん注文。あのかわいらしいお顔を思い出すと複雑でしたが、少し噛み応えのあるおいしいお肉でした。ほかには、ペルーならではの、生の魚介類をマリネにしたセビーチェとペルー産のビールをいただき、大満足でした。
生の魚を食べるのは久しぶりで、やっぱり私は日本人だなぁなんて思いながら滞在中何度か食べました。

マチュピチュ村でのおすすめのショッピングスポット

駅周辺におみやげ屋さんだらけ

駅周辺には屋台のような、マーケットのようなおみやげ屋さんがたくさんありました。チープな、でもなんだかかわいいおみやげがありますのでうまく値下げ交渉をしながら買い物を楽しめます。
駅から少し離れたところにはぽつぽつといろいろなお店が並んでいます。ちゃんとしたお店はアルパカの毛糸を使用した服や、石(パワーストーン的な)のお店がありますがマーケットに比べるとぐっとお値段が高くなります。でも、インカローズを使ったインカクロスの形のペンダントなど、とても良い記念になりそうなもが売っていました。

マチュピチュ村にて宿泊したホテル

アンディーナ ラグジュアリー ホテル

こちらもツアーで用意されたホテルです。久しぶりにちゃんとした、スタンダードなホテルに滞在しました。(話が前後しますが、前回のクスコのホテルはこのホテルの後に滞在しました。)ログハウス風の部屋にはテレビがあり、広いお風呂とトイレもあり快適でした。アメニティも揃っているなんて久しぶりです。この前日、乗り換えの関係でほんの数時間の滞在で取った超格安ゲストハウスが12人部屋だったこともあり、うれしさ倍増です。
ここでフロントをしていた女の子と仲良くなれたこともいい思い出です。

マチュピチュ村旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

個人ツアー

クスコではドライバーとガイドがいましたが、ここから先は自分で移動です。でも、移動手段やチケット、ホテルはすべて手配済みですので安心して行動できました。
ただでさえペルーは国際線の玄関口であるリマとマチュピチュの距離があるので、安全のためにもやはりツアーを利用するのが安心できると思います。ホテルへの送迎があるだけでも気持ちに余裕が生まれます。と言っても、クスコやアグアスカリエンテスはいたって平和で全く危険な雰囲気はありませんでした。

マチュピチュ村旅行に必要な持ち物

特にありません。
もしも気になるようであればウエットティッシュなどあると安心かもしれません。

マチュピチュ村旅行での注意点

マチュピチュ村旅行での注意点
  1. クスコよりはだいぶ低いけれど、標高が2000mくらいあります
  2. 中心部から離れると夜は真っ暗になるので気を付けましょう
  3. 坂道が多いし砂ぼこりもあるので歩きやすい服装で行きましょう

中心地は観光客が多く、夜でもレストランやおみやげ屋さんで明るいので案心して過ごせますが、だんだん奥の方に進むにつれて街がさみしくなってしまいますので夜に外出するのであれば広場周辺にいたほうがよいでしょう。
クスコに比べたら低いけれど、それでも標高は2000m近くあります。お酒を飲んで走ったりすると苦しくなる人もいるそうなので、飲みすぎに注意してゆっくりと行動したほうがよさそうです。

まとめ

マチュピチュ村はホテルに泊まるだけの場所だと思っていたら大違いでとっても楽しい場所でした。
こんな山奥の村にも日系人はいたようで、日本語の名前のお店もちらほらとありました。移民当時にその日系人も温泉に入っていたのかななんて考えながら、日本を少しだけ感じることができました。
マチュピチュに行くことがメインですが、体験記にあえて書いてしまうくらい私にとっては思い出深い大好きな場所になりました。

 

jamon身も心も彷徨い中

投稿者の過去記事

ふと世界一周がしたいと思い立ち、数年かけてお金を貯めたのち半年間のバックパッカーをしました。
外に飛び出す楽しさを知ってしまったらもうじっとしていられず、長期休みのたびに海外旅行をする生活に。
今はコロナでどこにも行くことができないのでここに文章を書くことでいろいろ思い出して次への夢を見ています。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

海外旅行おすすめ

  1. ポツダム旅行体験記ドイツの首都ベルリンから日帰りで足を延ばせる「ポツダム」。学校で勉強した「ポツ…
  2. バコロド旅行体験記以前、フィリピン・ネグロス島のバコロドで行われる「マスカラフェスティバル」につ…
  3. ツェルマットにて感動のマッターホルンを望む!大自然に癒される| トラベルダイアリー
    ツェルマット旅行体験記スイスで最も有名な山と言えばマッターホルンを挙げる方が多いのではないでしょ…
  4. パリ旅行体験記 観光大国のフランス。みどころがいっぱいなので、何度か訪れて定番の観光…
  5. 【台湾・台北】博物院で学び!夜市で遊び!マッサージで癒される~充実の旅~_トラベルダイアリー
    台北旅行体験記台北は歴史的な建造物や建物もあり、近代的なビルもあり、美味しい食事に可愛い雑貨もあ…
  6. 安い!美味しい!優しい!3拍子揃った何度でも行きたい台北旅行| トラベルダイアリー
    台北旅行体験記日本から3時間程で行ける台湾の首都台北。物価も安く、美味しいご飯もたくさんあります。…
  7. モロッコの活気溢れる街・マラケシュで観光名所巡り| トラベルダイアリー
    マラケシュ旅行体験記マラケシュは見どころが多いので、2連泊しました。それでもまだまだ時間が足りな…
  8. イスラム世界の文化的中心地として栄えた茶色い街 「 ブハラ 」| トラベルダイアリー
    ブハラ旅行体験記2500年もの歴史を秘めているブハラ。シルクロードの面影が残存しているといわれる…
  9. デン・ハーグ旅行体験記母も私も大好きな名画、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。本物を見るため…
  10. 今や観光大国に!?猛スピードで進化し続けるモスクワが熱い!| トラベルダイアリー
    モスクワ旅行体験記モスクワといえば、カラフルなネギ坊主の聖ワシーリー寺院。名前は知らなくてもテレ…

国内旅行おすすめ

  1. Dlofre's Campus日帰り旅体験記休日にカフェを新規開拓するべく訪れた「Dlofre'…
  2. 浜松・天竜日帰り旅行体験記以前から気になっていた、立須峰・白倉挟へ絶景を求めて行ってきました。登…
  3. 福井旅行体験記 47都道府県のうち未踏の地であったのがこの福井。北陸三県にはなかなか…
  4. モザイクタイルミュージアム旅行体験記岐阜県のモザイクタイルミュージアムの存在をネットで知り、‟モザ…
  5. ちゅらさんの舞台!どこまでも素朴な島 小浜島| トラベルダイアリー
    小浜島旅行体験記とにかく島好きなので、沖縄の離島を制覇したい!綺麗な海を目の前にしてただのんびりす…
  6. 白壁の街並みが続く美観地区でのんびり街歩き♪倉敷日帰り旅行| トラベルダイアリー
    倉敷旅行体験記岡山県倉敷市へ旅行してきました!歴史ある街並みの美観地区やアウトレット、児島デニム…
  7. 国営ひたち海浜公園で青の絶景を楽しむ旅~in 茨城・ひたちなか~| トラベルダイアリー
    ひたちなか旅行体験記ネモフィラとチューリップどちらも観賞できる日に「国営ひたち海浜公園」へ行って…
  8. 指宿旅行体験記圧巻の自然といい絶品のグルメといい、桜島を訪れた際、すっかり鹿児島に魅了されてしま…
  9. 奄美在住のガイドさんに聞いた!自然溢れる♪真の穴場スポット巡りの旅| トラベルダイアリー
    奄美市穴場スポット巡りの旅奄美在住のガイドさんおすすめのモダマ自生地とフナンギョの滝へ行ってきま…
  10. 北海道での夏休み!~小樽運河&定山渓温泉&札幌の白い恋人パーク~| トラベルダイアリー
    小樽・札幌旅行体験記小樽運河に行ってみたい!温泉にも行きたい!美味しいもの食べたい!など皆の意見…

最新記事

  1. みなかみスキー旅行体験記首都圏から95分で行けるアクセスの良い群馬県みなかみの「ノルンみなかみス…
  2. 宮古島沖縄旅行体験記子連れリゾート旅行で人気NO1の沖縄。本島には多くのファミリーが訪れています…
  3. スペイン植民地時代の香り!クラシックカーとレトロな街並み、ハバナ | トラベルダイアリー
    ハバナ旅行体験記レトロかわいい街並みとクラシックカーという構図のイラストを見たことがある人は多い…
  4. 穴場南国リゾート!宮崎、日南で南国を味わう
    日南旅行体験記南国リゾートといったら沖縄がまず思い浮かぶでしょう。しかし、実は宮崎も元祖南国リゾ…
  5. 奄美大島旅行体験記 新しく世界遺産に登録された奄美大島。南の島として有名な沖縄の島々…
  6. 女子一人旅 in シンガポール チープとゴージャスと多民族| トラベルダイアリー
    シンガポール旅行体験記 以前の旅で出会った友達に会いにシンガポールへ行きました。都市…
  7. 女子一人旅 in トルコ③ 超穴場!トルコでローマ遺跡、ベルガマ| トラベルダイアリー
    ベルガマ旅行体験記 トルコの観光地でも日本人にはあまり知られていないベルガマに行って…
  8. たまてばこ号に乗って指宿へ。指宿のマンゴーは旨い!| トラベルダイアリー
    指宿旅行体験記鹿児島の温泉と言えば指宿温泉。指宿は砂湯や開聞岳で知られています。温泉街の近くに「…
  9. 女子一人旅 in トルコ③ 白い世界と古代遺跡、パムッカレ|トラベルダイアリー
    パムッカレ旅行体験記 トルコで次に訪れたのは、真っ白な段々の石灰棚で有名なパムッカレ…
  10. 沖縄最高の1日の過ごし方 〜海・滝・サンセットに癒され旅〜| トラベルダイアリー
    沖縄旅行体験記沖縄の泳げて遊べる面白い滝をご存知ですか?沖縄に来たなら海だけではなく是非この滝も…

Archive

スカイツアーズ

PAGE TOP